
下田の目的は下田ロープウエーで行く、山頂にある水戸岡レストランでした。
せっかくなので下田へ宿泊しようかと思ったけれど、伊東温泉に宿泊し伊東から下田は日帰りで行くことに。
私の旅スタイルの特長でもある下調べはほとんどしない。
交通だけは調べるけれど、観光地はほとんど調べることなく、現地へ行って観光案内所で滞在時間でできること、おすすめなスポットを教えていただくスタイル。
どんなよくできた観光ガイドブックよりも、現地の観光案内所にあるパンフレットに勝るものはまずありません。
隈なく観光するタイプではなく、お茶や食事の時間を重視します。
美食、高級も好きですが、その土地で食べられる新鮮なご当地グルメや地元の方が愛するお店やカフェが好き。
美食、高級も好きですが、その土地で食べられる新鮮なご当地グルメや地元の方が愛するお店やカフェが好き。
下田は水戸岡レストラン以外は特に決めてなくて、散策してビビッツと来たところへ入ってみよう!と、下田の旧市街を散策してみました。
ペリーロードは徒歩で行けない距離でもないですが、駅前にレンタサイクルが2時間500円であったので、レンタサイクルで行くことに。
阪本竜馬発見!こちらは宝福寺

1854年、日米和親交渉にあたり日本全権の本陣となり、下田奉行所が置かれた場所で、それ以前、滞在中の山内容堂に勝海舟が謁見し、坂本龍馬の脱藩の罪の許しを乞い許された寺とのこと。
唐人お吉の菩提寺としても有名で、お吉記念館が隣接しているそうです。
了仙寺
ペリーロードの終着点、日米下田条約を結んだ場所である「了仙寺」。
下田に入港したペリーは日本側と条約の細かい規定(日米下田条約)を定めました。その話し合いの場所となったのが了仙寺。
境内には約1300年前の洞窟古墳「了仙寺横穴遺跡」
私はペリーロードの終点まで行き、そこから興味あるところを散策してみました。
行き当たりばったりでガイドブックも観光パンフもチェックせず勘だけで観光。

了仙寺敷地内にある黒船関連資料の保管庫、黒船ミュージアム(Mobs)
黒船来航や幕末の異文化交流に関する膨大な資料が所蔵されているそうです。
黒船来航や幕末の異文化交流に関する膨大な資料が所蔵されているそうです。

黒船ミュージアム(Mobs)
了仙寺は「ジャスミンの寺」としても有名とのことで境内から参道にかけて数百株のアメリカジャスミン(においばんまつり)が植えられています。
私が行ったのは夏なのでジャスミンは終ってます。



ペリーロード自体も歴史を感じる、昭和レトロな街並みでしたが、丘の上にホテルがあり、営業しているのかな?廃墟?
下田富士屋ホテル?それともアニメ「夏色キセキ」の幽霊ホテル、ホテル錦成でしょうか?
怖くて近くにいくのがためらわれました。

「草画房(そうがぼう)」
ペリーロードにある平滑川(ひらなめがわ)にかかる大坂橋のたもとにあるカフェ。大正時代に建てられた古民家とのことです。
混んでいては入れませんでした。
ペリーロードにある平滑川(ひらなめがわ)にかかる大坂橋のたもとにあるカフェ。大正時代に建てられた古民家とのことです。
混んでいては入れませんでした。

ペリーロードは時間が停まった感じの古い趣ある街並みで歩いていても映える風景たくさんありました。
幽霊も見えないし、予知能力があるわけでもないですが、旅していると足が向かない場所や、早く帰りたくてたまらないスポットに出会うことがあり、ペリーロードは私にとってはそんな場所だったので、駆け足で回った感じです。

平滑川(ひらなめがわ)
橋がいくつかかかっていて、趣のあるお店やカフェもあり橋の雰囲気が京都の哲学の道を思い出させる雰囲気。

ペリー上陸の碑


下田湾を背景にしたペリー一行の来航を記念した胸像。
1853年、黒船を率いて日本を開国させ、1854年5月25日、下田「了仙寺」にて「下田条約」を締結させたアメリカ海軍の東インド艦隊司令長官、マシュー・カルブレース・ペリー。
