吉良川という古い街並みが残る小さな町で途中下車してみました。
室戸市になるようですが、良質な木炭と薪が取れることから「土佐備長炭」の積み出し港として栄えた吉良川は、 土佐漆喰を使った白壁と、台風などの強い雨風から町屋を守るためにっけられた水切り瓦が独特の景観をつくっています。
朝市が開催されたようで、到着した時間は、市が終わって皆さんが帰るラッシュでした。
高知で思ったのは外壁に飾りのような段がいくつもある。
水切り瓦も特徴ですが、高知は外壁にも段が3~4つある。
台風が多い壁補強からでしょうか?
お休み処 べっぴんさんの家
室戸はべっぴんさんという言葉が好きなのかな?
べっぴんさんの丼とか、べっぴんさんの家とか。たまたま続いたので面白いなと思いました。
旧松本家住宅、いってみれば古民家カフェなのでしょうが、町の人たちでこじんまりと運営されているようで営業する日も限られているようです。
★御田神宮
べっぴんさんの家は、御田八幡宮の入り口前にあり、営業時間は毎週土・日の10時~14時のようです。
私も御田神宮でお参りしてから、お茶しました。
べっぴんさんの家では、餅つき大会が開催されるそうで忙しそうにされていました。
近所の方たちが集まって、子供たちも楽しみに集まっていました。
室戸も例外ではなく過疎化がすすみ、年々、人口は減っているようです。
神棚が二つある。こんな光景はおじいちゃんちだったな。
懐かしい風景。
一般家庭で神棚がある家も珍しくなった昨今、神棚が2つが新鮮でした。
コーヒーとスイーツがセットで350円。コーヒーは200円。
ケーキの中からロールケーキを選択、、地元のお菓子やさんのものだそうです。
このロールケーキがとても美味しかったんです。
河野カステラさんとメニューに記載されているので、地元では有名なお菓子屋さんなのでしょう。
素朴な基本のお菓子ほど、原材料が味を左右します。
べっぴんさんの家でコーヒーを飲めてよかったです。
鯨の郷でもコーヒーはいただけたけど、吉良川が気になって吉良川でコーヒーを飲もうと立ち寄ったのでした。
小春日和のような穏やかな日に穏やかな街並みの散策。
人で溢れかえり、カフェに入っても人口密度の高い東京が時々息苦しいことがあり、地方へ旅することでパワーをいただけています。
仕事をするのは東京。暮らす場所は地方。
平日を東京で過ごし、週末は地方で過ごすことが私の長年の夢。
時々旅に出てそんな気分を味わっています。
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土佐くろしを鉄道と土佐の食いだおれな旅まだまだつづく