
滋賀県観光交流局様主催の『近江路・仏女ブロガー旅紀行』 湖東コースにご招待いただきました。
どのコースもそれぞれ魅力的でしたが日程から湖東のコースを第一希望にしていたのですが、希望日程でご招待いただきました。
コースのメンバーでバスツアーをするので、宿泊もみな同じホテルになるのかな?と思ったら、それぞれバラバラでコースメンバーが一緒になるのはバスツアーのみでした。
浅井家三姉妹や豊臣秀吉、石田光成、井伊直弼、山内一豊。。。気になる歴史上の人物と縁のある寺社が多い滋賀県は魅力ある古刹がたくさんあります。
バスツアーでは湖東地区の代表的な2つのお寺ご紹介いただきました。
■滋賀県のバス
参加者全員が揃い、彦根駅西口からバスで5分ほどの天寧寺へ行きました。
全国にある天寧寺は滋賀県の天寧寺は曹洞宗のお寺で五百羅漢が有名。
城下町を一望できる丘の上にあります。
秋になると萩の花が咲くので、別名萩の寺ともいうそうです。
井伊直弼の実父、近江彦根藩の第11代藩主井伊直中(なおなか)が、腰元若竹(わかたけ)の不義をとがめ罰しました。
その後相手が自分の長男、直清とわかり、自分の過失を認め、腰元と初孫の菩提を弔うために創建したそうです。
羅漢(ら像)は、16ケ国の大名から贈られたものといわれ京都の名工 駒井朝運(こまいちょううん)に刻ませた木造五百羅漢。
★羅漢とは?
阿羅漢 (あらはん)、仏教において、尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のこと。
サンスクリット語"arhat"の主格 "arhan" の音写語で略称して羅漢(らかん)ともいう。
「亡き親、子供、いとしい人に会いたくば、五百羅漢にこもれ」といわれるほど必ず自分の探し求める顔があるそうです。
羅漢を祀るお寺は羅漢寺といわれ全国にありますが、こんなに見事に美しい羅漢は初めてみました。
羅漢は500体以上あるそうです。
亡き自分の身内と似ているお顔の羅漢様もいらっしゃるのでしょう。
探してじっくり向き合ってみたいものです。
■仏殿内、釈迦と十六弟子
■羅漢堂全景
■招福開運 布袋尊 近江七福神霊場
扇をさわると福が来て、おなかのおへそをさわるとヘソクリができ、袋をさわると病気を封じるそうです。
欲張りなので全部触らせていただきました。
布袋尊さんの横顔がまた美しい。
■らかん石庭
■井伊大老供養塔
桜田門外の変の大老の血染めの遺品を四斗たるに入れ祀ってあるそうです。
井伊直弼好みの借景の石州流庭園で、羅漢堂の東に地蔵像があり、山門脇に直弼の供養塔や直弼の参謀格だった長野主膳の墓、たか女の碑があります。
小高い丘にあるので境内から彦根市、彦根城が遠くに見えます。
五百羅漢 天寧寺 (JR彦根駅西口から徒歩15分)
住所:滋賀県彦根市里根町232
TEL:0749-22-5313
料金:大人400円/小中学生200円
拝観時間: 9時ー17時
JR彦根駅西口近くにある駅リンくん彦根駅にてレンタサイクル可(身分証明必要)
料金1回500円
滋賀県観光情報ホームページ
http://www.biwako-visitors.jp/
『近江路・仏女旅紀行』バスツアーまだつづく
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