
銀座三越11Fにあるお店に入ってみました。本当はグルメ仲間の間で評判の高い12Fのフレンチ、レ・ロジェ・エギュスキロールにしようと思ったのですが、待っている人が多いお店が気になり・・・セスト センソへ。
レーガン、ブッシュ、クリントン米国大統領就任晩餐会総料理長を務め、3店舗めのミシュラン獲得した山本秀正シェフがプロデュースしているとのことで、気になりこちらに入ってみることにしました。
コースは3コースで、メニューの中から選んだコースでそれぞれ選択、ドルチェは選択不可でした。
私はこちらに伺う前にキャラメルパフェを食べたので、カロリーが気になったのと、前菜は400円で+でき好きなものを選択できるのに、ドルチェは800円+でも選べないことが気になりPRANZO Bを選択。
11階から見る銀座の風景は多少開放感があり、ほっとします。
自家製ホカッチャ。冷たいですが美味しいです。
◆前菜 やわらかく低温調理した黒豚とキャベツ 蜂蜜とスターアニスの香り
登場したときにビジュアル的に失敗??と思ったのですが、食べたら箸でも千切れそうな柔らかい黒豚が蜂蜜で臭みも消えて美味し買ったのでビックリでした。
前菜にしてはお肉のボリュームもあります。
スターアニス、つまりは八角は中華に使う素材のせいか、イタリアンというより中華風の前菜に仕上がっていましたが、味はなかなかです。
中華が苦手なので中華的なビジュアルと香りに一瞬、失敗と思ってしまったのかもしれません。
◆リングイーネネロ (イカ墨を練りこんだコクのあるロングパスタ)
地ハマグリと銀ダラの磯の香りにチェリートマトの甘みを添えて
イカスミを頼んだのはいいのですが、実は、実際に登場するまで内心ハラハラ。
イカの産地で育ち、幼い頃は三食イカ料理の日もあったのでイカの鮮度はもちろん、イカスミについてもよく知るわけで。。。
イカスミ系はNGだったら悲惨ですから賭けなわけです。このお値段だからできた冒険。
一口食べる。。。あれ?イカスミの感じがあんまりない!
麺の固さや食感も私的には結構好きな感じです。ちょっぴりポーション少な目???足りるかな?と内心思っていたら、サービスの方がホカッチャのお代わりをすすめてくれてホッ。
銀ダラもパスタにマッチしていてサラッツといただけました。
◆コーヒー
PRANZO B 前菜+パスタ+コーヒー 1,900円はコスパもよく味もよいと思います。
お隣の方のドルチェの三種盛りをチラッツと見ましたが、+800円のドルチェは妥当ですが、お得感はない気がしたのでBコースがおすすめかも。
セストセンソはコテコテイタリアンがお好きな方には物足りないかもしれませんが、アメリカで活躍されているのに仕上がりはフレンチ風の繊細なイタリアンだと思いました。
中華風?和風?のアレンジで仕上げるところが山本秀正シェフらしい新感覚なのかもしれません。
全体的にサラッとしていてヘルシーな感じが気に入りました。女性向けかも。
パスタもラーメンと一緒で麺など好みが別れるので、評価が2分するお店かなと思います。
1,900円で銀座の真中でこれだけのランチをいただけるのはかなり高ポイントと思います。
ドルチェをいただいてないので味を4にし、総合で4にしました。
美味しいしお手軽なのでリピしたいです。