まちむら交流きこうさん主催の「栃木の食と地域を学ぶ1泊2日のバスツアー」は、私の大好物の構造物、トンネルの見学がありました。
建築物と構造物大好物です。
どうくつ酒蔵というので、てっきり、天然の洞窟だと思ったら、しかも、このトンネルは第2次世界大戦の負の遺産。
防空壕の跡のような雰囲気の入り口です。
第2次世界大戦の、ある意味「負の遺産」を、正に利用した、「どうくつ酒蔵」は
第二次世界大戦末期に計画された戦車製造の地下工場跡地を低温貯蔵庫として利用。
年間平均温度約10度C、延べ600mのトンネル(坑道)。
720坪の利用スペースは1.8リットル壜詰め約200,000本を貯蔵可能。
2012年に土木学会推奨土木遺産となっています。
これは、構造物好きには萌えます。
そんな、素晴らしい先人の遺産を、うまく酒蔵に利用した、島崎酒造さん。
かなりの人数を動員した突貫工事だったそうですが、実際には使われることなく、第2次世界大戦は終了したそうです。
人工洞窟とはいえ、貴重な洞窟。
なんとこちらにはオーナーズボトル制度があり、ボトルを20年先まで預けておくことができます。
ワインやウィスキーでは聞いたことがありますが、日本酒にもあるんですね!!
子供が生まれたら成人後に受け取るとか、結婚記念に預けて10年後受け取るなどもいいですね。
「どうくつ酒蔵」は那須鳥山市の近代化遺産
私もここにオーナーズボトルを預けたいと思いました。
島崎酒造さんはこちらの洞窟に寝かせた後に、販売しているお酒は、4年もの、10年もの25年ものがあり、試飲させていただきました。
どうくつ酒蔵をご案内いただいた後は、鳥山酒造さんへ。
力士が出ている家系ということではなく、先代が相撲好きだったので「東力士」 というわけで、相撲にゆかりのネーミングの商品だそうです。
東力士も試飲させていただきました。
大吟醸「薫」が美味しかったです~~~~。
760cc 3,150円。
どうくつ酒蔵で熟成させてから販売する、どうくつ熟成酒。
1年、4年、10年。25年がありました。 ※写真は1年、4年、25年、10年で並んでます。
熟成度ですが10年を越えると、かなりマニアで通でなければ向かないかも。
4年熟成がほどよく飲みやすく、皆さんの人気でした。
なので、私も4年ものを購入しました。
創業165周年 酒蔵まつり
平成26年3月15・16日(土日)開催 だそうです。
どうくつ酒蔵は土日祝は見学開放してます。
※平日は予約にて可
株式会社 島崎酒造
TEL.0287-83-1221
栃木県那須烏山市中央1丁目11番18号
見学時間
午前10時~午前12時
午後2時~午後4時
まちむら交流きこう★栃木の食と地域を学ぶ1泊2日バスツアー
まとめの目次
華やかな果実香と繊細で上品な味わいの芸術品東力士 大吟醸 「薫(かおり)」 720ml |