今日も今日とて

今日も今日とて、代わり映えのない毎日でも
残りの人生が穏やかでありますように。

四十九日

2020-05-27 | 暮らし
4月の頭に突然亡くなってしまった
夫の姉の四十九日が来ました。
コロナがなかったなら
兄弟たちで集まってお参りできたはずですが
葬儀にさえ
近県の夫と長男しか行けませんで
寂しいお別れとなっていました。
前々日に夫がお花を手配したそうですが
義姉の住む所には
それを受ける花屋さんがないらしく
それも出来ませんでした。
義姉の次女から四十九日法要の時間に連絡があり
遠い所からではありますが
手を合わせました。
寂しいことですが一区切りです。

義姉には二人の娘がおりますが
長女には軽い軽い知的障害があり
次女が姉として頼れる存在ではありません。
通夜から葬儀、死後の公的な手続き
そして四十九日まで一人でやってきて
現在は母親と二人で暮らしていた家で
一人きりとなりました。
姉は結婚して近くに住んでいますが
旦那さんもそれなりの人で
到底相談相手になるような人ではありません。
通夜の夜にも姉と旦那さんは
自宅に帰ってしまい
次女が一人で義姉のそばに付いたそうです。
コロナがなければ
夫も通夜から行く予定だったのですが
丁度その頃義姉の所では
感染者が数名出て大変な時でもあり
心細かっただろうなぁと不憫でした。

私は(次女の)声を聞いて話をしたら
きっと泣いてしまうだろうと
ずっとメールでやり取りをしています。
この子とは10年ほど前に
一人では行く自信がなかった
福山雅治さんのコンサートに2度同行してもらい
色々人生の話もし
義理ではありますが可愛い姪っ子です。
義姉も少々ぼーっとしている所があったので
その分しっかり者になり義姉を支えていました。
なので余計に可哀想で可哀想で
直接かけてあげる言葉も見つからないほどです。
気を遣ってくれたようで
昨日届きました。

一人で選んで送ってくれたんだろうと思うと
それだけで胸がいっぱいになりました。
私の長女と1歳しか違わないので
もし自分の娘だったらと思うだけで
泣けてしまうのです。


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