夫と私の2人が居ると
2人を従えて散歩に行きたがるあんこ。
私はう○ち回収係です。
夕焼けがとってもきれいで
散歩の歩みを速めて
急いで家に戻りカメラを取りにいく僅かな時間に
まんまるの夕日は
姿を消していました。
我が家の庭から見える海。
海の見える家に住みたいなぁと
山に囲まれた場所に住んでいた私は
夢見ていました。
この家に決めたのは庭からも台所の窓からも
この海が見えたから。
台風の時はちょっと怖いけれど
もう何度海に沈む美しい夕日を眺めたことでしょう。
生まれた場所を捨てたけれど
ここに来て本当に本当によかった。
ずっとあの場所で色んなこと我慢しながら
あのまま居たら
私はこんなに元気にはなれなかった と思う。
見たくないものが見えない幸せ、
聞きたくないものが聞こえない幸せ、
知らずに耐えていた と思う。
朝と昼と夕方と
同じ海でも姿の変わるそれを眺めながら
今の「しあわせ」をかみしめています。