今日も今日とて

今日も今日とて、代わり映えのない毎日でも
残りの人生が穏やかでありますように。

女の一生

2017-02-27 | 暮らし

地元紙に毎週1回載る悩み相談を

楽しみに(と書くと語弊がありますが)待っています。

悩みの内容というより

その回答を読むのが好きという感じです。

詩人・伊藤比呂美さんは2歳年上。

色んな年代の人が様々な相談をされますが

同じ世代の人の悩みには特に興味がありますし

どんな回答で心落ち着かせてくださるのか

わくわくします。

先日の相談の回答に

ぜひ読んでみてと

御自分の御本を紹介されていました。

私も読んでみました。

読みやすい本だからと紹介されていた通り

さらさらと読めます。

私とほぼ同じ時代を 

同じ時間を生きて来られた作家さんのお話は

分かることが沢山です。

私は中でも介護のことを例えて書いていらした

人には「向き不向きがあるということ」

何にも無理しなくていいんだ、

向いているならやればいいし

向いていなければやらなくていい。

そういう風に頭を切り替えられれば

穏やかに生きていけるんだと思えました。

この年になれば無理したって努力したって

出来ないことがあることは

おちおち分かってきますよね。

それでも頑張ってしまい 結果

自分を壊してしまうことが起きてしまいます。

「あたしはあたし」を根本に

「あたしらしく」生きることが

重要なようです。

若い頃みたいに熱くなることも

ずい分減ってきましたが

その分とても穏やかに生きていかれることが

増えました。