今日も今日とて

今日も今日とて、代わり映えのない毎日でも
残りの人生が穏やかでありますように。

終活・最大の課題

2016-10-04 | 暮らし

私が生きている内に

済ませておきたい事の一つに

「実家の処分」というのがあります。

両親の家 祖父母の家 祖父のもうひとつの家

広めの敷地にこの3軒があります。

祖父のもうひとつの家は借家として

貸していたのですが

住人さんが老人ホームに空きが出て

数日前に転居されたので

これで空き家3軒となりました。

ここが空き家になったらば

どうにかしようと ずっと考えていたことでした。

昨日早速不動産屋に連絡して

見てもらいました。

私には弟が一人いますが遠くに住んでいます。

借家の住人さんが出て行かれるのが決まってすぐに

弟には私の考えている事を話しました。

実家の雑草1本抜いたことのない弟に

誰も居ない実家を管理することの苦労など

分かるはずもなく

了解はしてくれましたが

言いたいこともあるような口調。

それも分かってはいますが

私が死んだのち一体だれが管理する?と

話はそうなります。

弟には息子はいますが離婚しているし

まして都会で働いている甥っ子に

田舎のぼろ空き家の管理なんて頼めません。

そうなれば私の近くにいる上の娘に

回って来ることにもなりかねません。

そんなことはさせられません。

私は嫁に行った身でしたが 実家の近くに嫁いだことで

実家の色々やってきました。

それをまた娘に継がせるなんて私がいやです。

お墓も処分してお寺にお願いしました。

全ては私が居なくなった時の

娘らに負担をかけたくない一心から。

きっと両親も分かってくれると思い

不動産屋にお任せしました。

でもなんだろ・・・

気持ちはチクチクするんです。

よかったのかなぁぁと。

売れない方の確率がずっと高いのですけれど

でも何とかしない訳にはいかず

思い切ってはみたものの

心境は複雑です。

 

リフォーム前のボロボロの家のイラスト