風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

アルタンボラグ

2005年07月10日 | チンゲル亭



7月2日から4日までアルタンボラグのツーリストキャンプに2泊しました


キャンプに近づくと、スタッフが馬でお迎え。
馬頭琴とスーテイ茶で、歓迎。
キャンプの住人以外にあったのは12歳の少年だけ。
彼は、ナーダムの競馬に出場するといっていました。
広い、ひろーいアルタンボラグ。


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一緒に住むこと

2005年07月10日 | チンゲル亭裏日記

一緒に住むことを、考える。
夫と妻、親と子、友人同士、袖触れ合った人と。。。
いろんなパターンがあるけれど。

一緒に住むってどういうことかなぁ。



亡くなった母が2年ぶりに夢に出てきた。
どうやら母とは一緒に住んでいるみたいで、二人か又は数人で温泉に行っている。
それも、いつかは行きたいと思っているモンゴルの温泉である。多分、ツェンケルジグールなのだろうと思う。
母は、亡くなるまで少女の恥じらいを忘れなかった。
温泉に入るにも、私のほうが堂々とあっけらかんと入っているのに、つつましく湯に浸かる風情が奥ゆかしく、私の方が恥ずかしくなった。

母はやはり、一緒にモンゴルに来ているんだ。

温泉の定義にうるさくなかなか行こうとしない夫も、この話をすればモンゴルの温泉に連れて行ってくれるかもしれないなぁ。
いざとなったら、夫抜きで何とか行ってやるぞ。
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前夜祭?

2005年07月10日 | チンゲル亭
現在、23時40分。
太鼓の音が始まったと思うと、エレキギターの大音量の音合わせのような取り止めの無い音が聞こえてきます。

おそらくスフバートル広場からだでしょう、コンサートでもあるのでしょうか。
今日、そばを通ったときになにやら作業進行中でしたから、その音はスフバートル広場からとしか思えないのです。

こんな時間からでもモンゴルの人は遅い時間というのは無いようです。

明日から最大の祭りナーダムが始まります。

昼間のテレビは昨年のナーダムの様子を放映していました。
スタジアム会場では、私たちも観客として座っていたのです。

今年は、スタジアムではなく外の競馬でも見ようとチケットの手配はしていないのです。

ドラムとギターが、音楽を奏で始めました。
深夜のコンサートのようです。
アララ、歌も始まりました。

娘から気になる電話を受けたあとなので、夫はその音に心乱されているようです。
どうしようもないのです。
都市とはいっても、広い空の開けているここUBでは、野外で出す音は隣で演奏してるかのようにどこまでも聞こえてきます。

今夜は、みんな寝ないのでしょうねぇ。寝られないでしょうねぇ。

明日は、私たちはナーダムのテレビ観戦になる雲行きです。。。



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未来形

2005年07月09日 | モンゴル語
日本に行ってしまったジャルガランさんから、メールが来ました。

ホテルに入り、市役所、銀行で手続きをして、知り合いと夕食をともにし、忙しい毎日の中を空港に送りにいったお礼のメールをくれたのです。

日本人と間違えられるくらい堪能な日本語を操る彼女です。
文章もローマ字とはいえ日本人といっても良いくらいです。

でも、一つ見つけました。
「8月に日本で会うでしょう」と結びに書いてありました。
にっと笑った私でした。
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電話

2005年07月09日 | チンゲル亭裏日記

昨日、娘の新居に電話が通じた。
5時に開通というので、一応仕事中とは分かっていても鰍ッてみた。
呼び出し音のみ。。。

10時再び、話中だったのか、「回線が混んでいるので鰍ッなおし、、、」というメッセージ。。。

国際電話カードを2枚も買って備えたのになぁ。
2枚分も話すつもりではなく、いつでも鰍ッられるように予備として買ったのだけれど。
準備万端整えると、こういうことに成りがちである。

今日は、友人も無事帰ったとのメールも届き、久しぶりにのんびりとした休日である。
夫も、さぞ疲れたことだろう。
のんびりしてくださいね。

さて、私は昨日お目にかかったご夫婦と息子さんのことを考える。
奥さんと息子さんは今頃機上の人なのであるが、夫をこのUBに残していかれることに、どのように思われていることだろう。

私は、結婚を考え始めた娘のそばにはたとえ嫌がられてもそばにいたいと心に堅く決めていたのに、娘と猫のそばを遠くはなれて、ここUBにいるわけなのだけれど。

結婚当初から遠距離長期の出張に慣れていて、物理的距離をあまり感じない生活をしてきたおかげで、今でも、忘れがちなのだけれど。

ふと、どうしようもなく帰りたくなるのはしょうがないよね。
今、母親がそばにいない状態で大仕事をやりつつある娘は、「ほんとにもう!」と怒っているだろうか、それともさらさらと乗り越えていっているのだろうか。

メールと電話で、必要なことだけ確認しあう状態を物足りなく感じているのです。

20年以上も前に、電話もなし、手紙も数ヶ月かかる状態で出張に行っていた夫は、どのように感じていたやら。
いつか、聞き出してみたいものだ。
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お客さん帰る

2005年07月08日 | チンゲル亭
お友達その2が、帰った。
数十年のブランクを感じることなく1週間が過ぎた。

平原にあるツーリストキャンプでの2泊3日。
乗馬と民族音楽・舞踊の宴とミルキ<Eエイ、音がしそうなくらい大きい流れ星、お花畑。
日本式に訓練された親切なスタッフのおかげで、二日目に合流した友人は、2時間半も馬に乗り続けました。
最初は、ほんの10分ほど乗れればいいと、言っていたのにね。

友人その2は、モンゴルの素材や造詣に興味を持ち、親切な人たちに出会ったおかげで、会いたい人と技術に出会い、いっぱい素材を仕入れて帰った。
これから、それらがどのような触媒になることやら。。。
楽しみだなぁ。
モンゴルに来たおかげで、日本ではできるはずも無い手助けをしてあげることができた。
すごい、すごい。

興奮状態にあったセイでしょう、いつもは飲まない冷たい飲み物を飲んで、ちょっとおなかを下したりしましたが、無事予定をすべてこなすことができました。

それでも、いっぱい思いを残したので、彼女はまたモンゴルに来ることでしょう。


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友達が来る

2005年07月01日 | チンゲル亭
チンゲル亭に今年二人目のお客さんを迎えます。
今から嬉しくて、わくわくしています。

ホームステイの(遊牧民の家にとめてもらう)予定でしたが、どうやら娘さんのお産が始まったらしく、連絡がつかなくなってしまいました。

それで、急遽ツーリストキャンプの予約をしました。
かなり待たされたのですが、めでたく予約が取れました。
今は、シーズンでUB近郊のキャンプは、予約でいっぱいということなのです。
きっと、彼女が乗ってくる便は満席なのでしょう。
その人たちが、あちこちに繰り出して、敢行業者は今まさに稼ぎ時。

しかし、国内便の飛行機がかなりとりにくいということなのです。
去年は複数の飛行機が飛んでいたのですが、今年は、耐用年数の過ぎた飛行機のメンテナンスができなくて、去年より台数が減っているとのことなのです。
それで、キャンセル待ちの人が数多くいるとのことでした。

去年お世話になった花ちゃんの友人が勤めているK旅行社のエルカさんに、ツーリストキャンプの予約をお願いし、飛行機の話を聞いたのです。

今年は、去年より観光客が増えているというのに、国内の便数が極端に減っていて、せっかくの稼ぎ時にもったいないねぇ。

耐用年数が来ること、ロシアでの飛行機のメンテナンスがほとんど無理になってきていることは分かっていたことなのに、何の手当てもできないなんて信じられないなぁ。

それはさておき、私たちは車の移動なのですから、交通安全と異国のなれない食材でお腹の安全とを祈るばかりです。

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