風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢青葉11月1回目

2015年11月13日 | 詩吟
寒さを感じるようになって、喉の調子が、良くないのですが、以前より喉に負担のかからない発声ができるようになったのかなぁと、感じました。
というよりも、思い切り力一杯の声を、以前はどうやって出していたのか、よくわからないのです。
喉の調子も悪くなってみて、それでもなんとか、詩吟ができる。以前だったら、一挙に声がつぶれただろうと思える時も、何んとか、練習をこなせるようになった。

お一人が高さを6本に上げたため、二人の会員さんが揃って6本になりました。
ゲストさんは7本なで、音感の良い方なので、6本で、終始続けました。
なるべくその方の高さで、練習をしたいのですが、ままならないことのほうが多いのは、仕方のないこと。
青葉は、女性のみで、6本を基本とすることができるので、とても楽に声が出ます。
そのためもあって、心地よく発声ができます。
一番伸びやかな声で、新しい吟を覚えるための先導ができることが、一日気分良くさせてくれます。
一か所でだしの一節が音程の取りにくく、良い模範がしめせなくて、バランスの悪い、今日の練習でした。

今までは、こんなことがなくて、自分でも驚いています。コンダクターに音程を頼ることをせねばならなくなったかと、ちょっとがっかり。

今日は、リクエストに応えての吟題は「松樗~」。

お祝いの時に、ご披露できる吟ということで、機会あればぜひご披露してくださいね。
声のエネルギーは、お祝いごとの時には、ことのほか、雰囲気を盛り上げますね。

そんなときのために、心を込めて、思いを込めて、朗読を頭において素読をしました。
吟詠に、その思いを反映するのは、なかなか難しいのだけれど、素読の時から心がけていると、いつかは、思いを込められる吟詠ができる時が来ることでしょう。
すると、まず間を置くところが見つかります。それができるだけでも、ぶっきらぼうから脱却できますよ。


次回は、11月二回目の練習です。松風と同じで、律詩を練習です。
前回は、鳳凰䑓の仕上げをしました。
次は、女性向きの「桜花の詞」にしました。
源氏と平氏の歴史の一コマが語られるこの詩を、ご自分から調べてきますとの言葉を聞くことができました。自分なりの学びと解釈をしてみてください。

4段昇段に向けての練習が始まりましたから、その先を見据えて、吟詠のテクニックだけではないことにも、目が向いたのですね。 
              ベリー グー




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