風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

モンゴル製品

2015年11月12日 | 徒然に日々のことを
久し振りの娘とのランチの帰り、北千住駅のマルイに、懐かしいモンゴル製品が、並んでいました。

何が違うと思ったら、私が現地で、見ていたものより、ずいぶん手際よく、垢抜けた製品にできあがって並んでいるのです。

それは、モンゴルのフェルト製品です。






知り合いも、フェルト製品を作るプロジェクトを立ち上げて、毎年、ツアーを募り、フェルト製品を作ってみたり、馬に乗ったりしながら、弱い立場の人へのスキルアップにつなげているという話も聞いています。

そのプロジェクトの製品かどうかはわかりませんが、こんなにも、上等になって、デパートのお店に並ぶようになったこの製品が、どのような経緯で、こんなに立派になったのか、さぞ、大変な道のりだったことでしょう。
手作り感満載だった、あの頃のただの土産品が、こんなに、力を持ち、優秀な商品に仕上げるとはねぇ!


モンゴルではお馴染みのスリッパや帽子やバッグ、それから五畜の飾り物、靴下などがザハやデルグールにに並んでいた光景を思いだし、そのお土産品を差し上げたり、自分で使ったりしていたことを思いだしました。
今、目の前にあるものは、素朴な土産品ではなく、モンゴル製の上等な品に成長しています。

北千住マルイでは12月3日まで、臨時店を開いております。
モンゴル アンテナショップ ”MON”は、つくばエクスプレスのつくば駅からで車で5分のところにあるそうです。






娘とのランチは
アンチ ヘブリンガン

カレーとパスタを頼み、それぞれの味を試しました。
おいしい、気取らない味で、店の様子とよくあっています。
さて、食後のコーヒーは、ちょっとドキドキしながら、頼みました。
だって、せっかくのおいしい食事の喜びを台無しにする味だったら、ここまで来たかいがありませんもの。

感の鋭い娘は、古いホーローのャbトに入ったものを奥様が持ってきたら、すかさずふたを開けて、「あ、やっぱり」という。
程なく、私の鼻腔にもコクのある香りが届いて、「香りが良いだけでなく、ミネラルたっぷりの体に優しい砂糖です。」とのオーナー奥様の説明に、なんとなくそんな気にさせられる。

それは、説得しようとしてではない、奥様の心からの言葉だったと、ドキドキしながら、飲んだコーヒーのおいしさで、わかるのです。

おいしいものを探すことに、労を惜しまない、いろんな意味で嗅覚の良い娘と、心から楽しいランチをいたしました。

ありがとう。またね。


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