風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

吟友草加

2022年08月11日 | 詩吟

 

            幹事さん手作りの看板

暑いさなかのお盆の時期に練習日が重なりました。    

それでも、4人の出席がありました。

少人数で、時間たっぷりの練習時間を生かして、いろんな意見交換や

新人さんに対するお知恵拝借ができるのは、とても、いいなぁ。

先輩方の知恵は、実に親身に繰り出されるので、伝達事項として語られるより

有りがたいものです。

 

今日の吟題は、「山行」

独吟では、みなさんが、とてもよい吟詠をなさったので、思わず拍手。

全員が、特に目立って、スキルをあげられました。

 

私自身の整体から学ぶことから、体のコントロールをして、「あなたの最高の声」を

だすには、と言うことをいろんな角度からお話をしてきました。

全員が、一つ抜けた声を出すことが出来たのは、拍手しかありません。

そんな声が出せるようになるのを心待ちにしていました。

それができたら、次は、表情を付けていくことが出来ます。

いろんな音源から、上級者の吟詠を聞き、その詠い方をまねることが出来るように

なります。

これを待ち焦がれていた方は、やたらに真似をするのではないことが、やっと

わかっていただけました。

これからは、それを今日まで待たされていたのではないことが、わかってくると

思います。

 

 

これまでずっと、一吟したら、どこか、問題点を指摘されてきたメンバーにとって、また、何を言われるのかと身構えていました。

今日、適切な言葉を探して一瞬、二瞬のすきまに、緊張の面持ちが見えて、私ってこんなに緊張させているのだと、胸がチクリ。

一番いい表現の言葉を探している間・・・

そして、私の言葉を言い終わった後の破顔といったら、初めて見せて頂きました。

私もこんなに喜んだのは、初めてです。

 

いつもこの顔が見えるような練習をしたいなぁと、思う。

 

しかし、これは、互いの試行錯誤による積み重ねがあってのこと。

辛口のコメントしか言わない訳ではないのは、分かっていただけました。

 

苦手な高い音を体をコントロールして出す。意識して出していたのが、これから

自然と出せるようになる。そして、それが、楽器としての体を操ることである。

図っと言い続けてきたことが、やっと、実を結び、「これだ」と実感した瞬間。

 

あきらめずに言い続けてきて、形になったことを、次の整体の施術の日に

山田先生に得意満面で、ご報告いたします。

我がことの様に喜んでくださることが、もう、すでに目の前に展開しています。

先生、ありがとうございます。

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