風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

落馬が原因?

2021年08月20日 | 体を整える
久し振りに、晴れやかに山田先生の操法を受ける。

膝の痛みが軽減し、目覚めの体操をしていると、膝から下の眺めが、いつのまにか改善されているのに気が付く。
膝の後ろを延ばすのも、ここちよい。
そして、ワンセットの、踵を曲げ伸ばしをして、太ももの前と後ろを伸ばすのも、良い感じに伸びている。
なんでも、表と裏、右と左、上と下で、ワンセット。

これは、膝や足が良い状態になってきたと言うだけでなく、骨盤が限りなく正しい位置に、戻っているということなのではないだろうか。


先生は、因果関係を憶測で、口にしないから、自分で、考えて推測するしかないのですが、やはり、長年にわたる一連の不調は、落馬が原因だったのだなぁと、思う。

週末のトレッキングは、日本で、乗馬クラブのレッスンを受けていたおかげで、苦労はしなかったのです。その時の馬の性質によって、テコでも動かなかったりして、馬に遊ばれはしましたが、毎回次週を楽しみにしていました。


在モンゴルの最終盤に、油断したせいでしょうか、見事に落馬をしました。
その頃は、まだ、何も知りませんでしたから、ひたすら、安静にして痛みが去るのを待っていたわけです。
それで、ゆがんだ骨盤が固定化してしまったのでしょう。
その時、井本整体を知っていたら、せめて蒸しタオルを知っていたら、、さらに健康体を得られていたのになぁ。不調が、改善のチャンスだったのになぁ。。。
言っても詮無いことでした。


しかし、知るのが遅すぎることはありません。二日前、右の股関節から腰椎に向けて、ピリピリと走り始めた感覚がありました。
右側の無感覚がやっと、繋がって、動き始めたらしい。
正しい知識がなかったら、良い前兆なのに、何かいけないことが起きたと思ったかもしれません。運よく、今の私は、知っているのです。
おかげで、これで、体操も、具体性を帯び、このまま続けていると、左膝にかかっていた負担が軽くなってくるだろうと、予想ができるまで、知識を得ています。

後ろ側が延びるということは、前の方が、よく曲がるということ。
このため、自転車が、違和感なく、楽に漕げるようになりました。
自転車を降りる時も、心配がないほどに、改善しました。

右が無反応で、働けなかったから、左にずっと負担がかかっていたこと。そして、終には痛みとなって、赤信号を発するようになった。

右のこわばりが取れて、しっかり仕事ができるようになると、膝が正しく動いて、自在に動けるようになる。

しっかり動く方を、無理のない範囲で、十分に動かしたら、必ず、対になっている動きづらい方が、不思議なことに、動きが出てくるのです。
良い影響は伝染する。
次々と良い連鎖が、伝わって、ゆっくりと、問題解決となる。

蒸しタオルも、深部に達した湿った熱が、塊をほぐし、やがて、深いところから表面へと拡散しながら、広がって行く。
その、メカニズムを、文字ではなく、現実のものとして、受け止めました。

今日の施術は、マイナスをゼロに戻すカウンセリングではなく、さらに積み重ねるための、会話であり、操法でした。


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