風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

浅草 ギャラリーef

2018年12月13日 | 徒然に日々のことを
ギャラリー エフ

という面白いところに娘と行ってきた。

古い蔵がカフェとコンサートスペースになっていました。

一階でやっている演奏を二階の囲炉裏くらいの大きさに切り取っている穴からも覗きながら聴くなどという、前代未聞の試みをしていました。

藏という空間の下の階で行われているトークと歌と演奏が、思いのほか間近に聞こえてきました。
木の床と高い天井が、音響効果をあげているのでしょうか。

その面白さを更に面白がろうと思って、男女2人であるはずのコンサート風景は、上の穴から覗くことをしないで、赤い漆塗りの床に重ねた座布団に足を投げ出して座り、太い構造柱に持たれて、音だけを聞いてみました。
単に、居心地よく足を投げ出して座ってしまったら、立ち上がる気にならなかったということだったのかも。

コンサートが終わって下に下りてはじめて、声の主の姿かたちを目にしました。

その鑑賞の仕方を娘は大いに面白がっていました。娘は、熱心に覗いていましたから。

敢えて、二階で鑑賞を選んだ人は、私を入れて5人。
床に腹ばいになり、覗き込む人、胡坐をかいたまま微動だにしない紳士、膝を崩して、少し窮屈そうに聞く人。。。

それを後ろの壁際で眺める私。

終わった後で、あの音はこんな楽器だったの? 尺八と思ったのは、サクソフォンだった。
こんな音がでるんだねぇ!楽器のせい?それとも、奏者の演奏の仕方?

楽器を奏でた男性は、想像通りの姿でした。
ボーカルの女性は、ちょっと違っていました。
この声って、どんな風にどこから出ているのか、歌声の割には、トークの声が届いてこなかったりするのも、興味深く、楽しんで、聞けました。

この建物で、詩吟をしたらどう声が響くのだろう。
二階で聞く声はどう聞こえるのだろうと、想像をしてみた。




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