風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

しらなかったところ

2018年07月13日 | 体を整える
変わり目の不順な体調を乗り越えて、なんだか、良いみたい。

未病として抱えている内臓からの影響で、いろいろと、不調を起こしていたところが、よくなってきました。
よくなった部分が出てくると、よくならなかった部分が目立って来て、実は、総合的には、上向きなのに、改善されなかった部分が、浮上して来て、悪くなったかのように、感じたりするものです。

今回は、その矛盾は起こらなくて、よくなった部分と、変わってないから悪くなったと感じる部分をチャンと理解できる体になって来たらしい。

今日の操法では、私が、知らなかった箇所、力の入らない箇所を指摘していただきました。
やっと、今になって、置き去りになっていたところを、意識できるようになったはずと、山田先生は、施術の際に、指摘してくれました。

痛みのない静かな場所、力を入れることのできない場所は、そんなところがあるなんてこともわからないのです。

わからなくて、意識しない(できない)ところは、そこが働いてないがゆえに、その先に大きな欠陥を抱えることになること、そして、負の連鎖が始まることも、まったく意識されません。

わからない、感じることのできない場所は、治しようがないのです。

だから、先生は、その部分が働いていないことも先刻ご承知だったのですが、指摘するのをずっと見送ってきたとおっしゃいました。


詩吟も同じ。自身が、何かおかしい、間違っていると自覚せねば、何も動き始めないのです。

ずっと、私も、詩吟をしながら、言ってきたよねぇ。「何かおかしいと感じることが上達の第一歩」と。

認識するのが、第一歩。

今日、その第一歩を踏み出したというわけ。

私の体も、井本整体への理解も、次の段階に到達したのだねぇと、ひいき目の判断をする。

今まで、意識することもなかった部分というのは、お仕事をしていないから、そう簡単に動くようになるわけではなく、先生のガイドがあって、初めて、引き締めたり緩めたりすることができる。
だから、家に帰って、思いだしながら、体を動かしてみるのだが、そう簡単にはいかない。
まず、生まれた時は、ちゃんと動いていたのに、長年の悪い積み重ねで、働かなくなり、やがては、無いものなっていたところを、あることを思いだし、私の意識に引きあげなければ。

それで、初めて、動き始め、治り始める。






コメント