風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

江戸川詩吟道場

2015年03月14日 | 詩吟
今日の江戸川詩吟道場は、盛況。何時も準備される席が全部埋まった。

今日の、私は、自分のための練習と言いつつ吟詠発表をしない時もある状況を是としないで、独吟をさせて頂くぞと心に決めて参加しました。

それは、此の処、取り組んでいる和歌の成果を聞いてもらいたいとの思いでした。

吟道大学での和歌の講習の先生の音が頭に響いているうちに、何んとか形にしたくて、いつもより熱心に自習をしています。

和歌に対する苦手意識の強かった今までは、中央会で習った後、仕方なく独吟をしていましたが、今日は、自分から、和歌をしたいとの意思表明をすると思ったのです。

日頃の私は、したり顔で参加しているのを、家に帰るといつも自己嫌悪なる。
また今日も、お二人もいる指導者さんを差し置いて、どうしても言葉が先に出てしまう。
これって、礼儀に反することと思いつつ、気の良い指導者さんのやさしさに度を超えているといつも思う。

今日は、二歩引いてと固く誓った。

さて、「くれないの」は、思いっきり漢詩調の吟詠になってしまったけれど、初めての挑戦にしては、まぁまぁかな。
でもいつもの通り、みなさん無言。。。きっと、どうしようもなく、ひどかったのだろう。


ま、いっか。
自分で自分を慰めて、一人で挑戦して、一人で納得して、それでも、「今始まったのだから、上手になるしかない」と言い聞かせる。
日頃の生意気な口のきき方からすれば、この「上手になるしかない」の言葉も、きっと傲慢に聞こえてしまうのかなぁ。。。
そして、補足してワンランクアップを願って伝えようとした言葉も、「足りない、足りない」「まだ、まだ」と聞こえてしまっているのだろうなぁ。



でもいいさ、和歌は初心者。
漢詩とは別分野の新しい挑戦なのだから、漢詩と同じレベルでの吟詠はできるはずもないのだから。
今まで、漢詩と同じレベルの吟詠を期待されているのに、全くそのレベルに達していないことのコンプレックスに負け続けていた。

一生懸命頑張ったことに、これだけのいいわけが必要な私の今の和歌の腕前。
現実をしっかり把握しよう。
練習しただけの成果が上がるときばかりではない。




まっさんの奥さんのエリーの「大丈夫 大丈夫」を上手に的確に使わねばねぇ。
会員さんにも、私自身に対しても。


さて、今日は、去年実現しなかった合宿が、計画されることになった。
楽しみに、発表を待とう。




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