風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

江戸川詩吟道場

2015年02月15日 | 詩吟
今月は、江戸川詩吟道場は、都合で1回しか練習日がありません。
2回のうちの後ろのほうの日程で参加しているので、いつもは前のほうの日程で参加されている方とも、久し振りにお目にかかりました。

コンクール参加に向けて、非常に熱のこもった練習です、1回でも多く吟詠をして、切磋琢磨したい人ばかりですから、効率よくコメントをしていかねばなりません。
お二人の指導者は、公平に練習を運ぶのにご苦労が多いようです。

そんなことは承知していながら、どうですかと私に振られると、どうしてもコメントが長くなって、次に控えている方をやきもきさせているようです。

そして、吟のテクニックだけを言っていればよいのに、余計なことまで言っては、嫌われることを繰り返す性懲りもない私。

ただ、駅に向かいながら、教え方の参考になりましたと行ってくださった先生がいて、大いに気を良くする私。

褒められるって、うれしいよねぇ。

そう思うなら、余計なことを言わないで、良いところを見つけて褒めることだけしていればよいのに、そうすれば、良い人でいられるのになぁ。。。。。
つい、どうしても口をついて出てしまう。
こんな時、孔子様は弟子に向かってどのような伝え方をしていたのやら。
未だに見えてこない

時々思いだす母のこと、98点のテストを見せた時、一番に母が言ったのは、「どうしてこの2点がとれんかったん?」「注意が足らん!」と言われて、すごく悲しかった。

その悔しく満ち足りなかった思いを、今、こんな形で昇華させようとしているのかなぁ。
他人様から言われた言葉は、きっと、その時の私以上に腹立たしく悔しいことだろうなぁ。


嫌わないで、その言葉を頼みにして素直に受け取ってくれる人を選んで言えばよいのになぁ。
へたくそ!と、自分に言う。

そんな思いを持ちつつ、大まかには、十分満足の行く練習でした。
いつもの、ホットウーロン茶で、言いたいことを息巻いて、放言し、今日の一日を良いものとしておしまいにできる良き仲間は、本当にありがたい。

複雑な心境もまるで見抜いて、そっと声かけをしてくれる仲間ができたことは、この、「ウーロン茶大放言」で、思いを包み隠さずさらけ出しているからと思う。

こんなこと言ったら誤解されるかも、とか、之を言ったら、傷つけるかもしれないと言葉にブレーキをかけないで大丈夫な場所を持っていることに、大大大感謝。


2月の中央会では、午後には、野田 芦孝先生とこのメンバーのほとんどが、東大島文化センターの成果発表会に出場するので、出払ってしまいます。
残った少人数に向けて、先日の吟詠大学での学びをおこがましくも、語らせて頂けることになっています。

タイミングよく、吟詠大学のテーマの一つが「大山」だったので、その話をお伝えしたいと思っています。

どこまで、伝えられるか、左脳はの方たちには、下手な私の話より、この演題のプリントをひらりとお渡しするのが一番なのでしょう。
講師の中島先生も、すごいことをおっしゃっているのに、あくまでも私のやり方と謙虚におっしゃって、そうそうたる先生がたへのそれぞれの考え方を尊重なさっているのに、驚きました。

私は、能力が足りないために、謙虚に伝えることができず、かなり押しつけになってしまいます。




さて、コンクールの特訓に、私に期待してくださるのはありがたいのです。
謙虚でいても伝わってしまうほどの技は持ち合わせてない。
攻撃的なものの言い方をしてしまう。
基本のきしか伝えるものがない。
コンクール出場をほとんどしないで、そのノウハウを持ち合わせていない。
そんな私が重宝されている間は、まだまだ、全国へと飛び立てるところには届きません。

ある日、特訓にはお呼びがかからなくなって、「先生は、初心者対応のみをお願いします」と言われる日が来ることを、懼れながら待ち遠しく思います。


さて、四の五の言ってないで、今週末は、およびのかかったふなっしへといくぞー。
今できることを、今するんだ。



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