風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

日本の漢詩

2012年08月19日 | 詩吟
オルティンドーのライブにゲスト出演したときに、宿題が出来た。

それで、身に引き寄せて実感できる詩を選んで吟じることを切実に望むようになって着ました。

今までは、すべてテキストに沿った流れしか考えていなかったのです。
テキストのNo.1には、唐代の、古の作が出てきます。

漢詩から入って、詩吟にいたる人にとっては自然なことです。
詩吟をまず始める人にとっては、やはり日本人の詩を、共感しながら吟じるのが自然の流れかもしれません。

女性にとっては、情景詩には、思いを共感することはあっても、男性上位の時代の栄達を望む人の詩は、通り一遍にしか吟じられないと思うのです。

想像力を豊かにして、演歌やャbプスの男性歌手が女性の歌を歌うように、しかし、これも、女性が男性の心情を歌うのも少ないのではないか、あったとしても、男性が女性の歌を歌うほど、魅力的に感じないかなと私は感じるのです。
最寄のではなく、在住の区立中央図書館に行って、「日本の漢詩」で検索したら、3件ヒットしました。

そのうち、1件しか私の欲しい本はありません。
書棚には、あんなに漢詩の本が並んでいるのにねぇ。

そして、そのたった1冊の本のたった15ページに、女流の詩という項目が有りました。
江戸後期の代表的な女流詩人三名の作品、10首が選ばれていました。
探し方によっては、まだ、他の図書館に他の本があるのかもしれませんが、まず、書を紐解こうとしたばかりの私には、十分だと思いました。

相変わらず、文字からの情報を頭に納めるのは、困難を極め、何度読み返しても如何せんの状態。

漢詩の解説を読み、思いを重ねながら、作譜をしてその詩を吟じることが、その詩を知る早道かと思いました。

その昔、張り切って買った唐詩選は、開かれないまま、置かれているのを忘れている振りをしている私のことだから。

この際、私にあった、漢詩を嫌にならない方法を、見つけることだ。

はぁー、道は遠くながーい。はぁー・・・・・


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