風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風8月2回目

2012年08月23日 | 詩吟
暑い中、汗をかきかき午後1時から練習が始まる。

この暑さだから、一人ぐらい欠席があるかもと思っていましたが、元気に全員参加でした。
それだけで、めでたい。

体操、 心を込めて、楽器の手入れ。はぁー、と大きな息をはくと、すっと新しい空気で肺が満たされる。

今日は、ご本人の申し出で、高さを1本あげ、錬成会合吟の出だしの交代をしました。

初めて、三人の真ん中で吟をなさったKさん。
両方から声が入ってきて、とても気持ちがよかった。とおっしゃった。

いつも、同じ並び方の三人。
一人は、右から。一人は、左から。一人は、両方から。それぞれの声がきこえていたのだ。
いつも、いつも、最初からずっと同じ。

三人できちんと横一列に並んでの練習だっただから起きた現象。

はぁー、その立場になり、そのご本人の言葉があって初めて気がついた。

今日の、大収穫。

次は、並び方を変えてみよう。

三人の合吟の息はぴったり合っている。伴奏が始まって、作者を言うタイミング、出だしの音のとり方、大山へのつなぎ、初心者の合吟で、こんなにいい感じに吟じられるのは、不思議に思うのだけど。
初心者は,合吟をすると、間合いを取りすぎ、隣の人の始まるタイミングを聞きすぎたり、間延びするものと、きめてかかっているけれど。。。。。
前回から、タイムを計りたくて仕方が無かったのだけれど、我慢に我慢。
最初から、時間を気にする吟をして欲しくなかったので、タイムを計るってこと本とは、まだ知って欲しくなかったのだけれど。
どうしても我慢できなくて、測ってみた。1分58秒!なんてことかしら。
ちょうど良い時間だなんて。とてもゆとりのある吟だったので、2分をしっかり超えるかとおもったのだけど。驚き。
私って、感覚鈍いかも。

練習はいつも三人の合吟だからね。いつもの通りやればよいのだからとは、私がいつも言っていること。

はぁー、この三人って、すごいんじゃない?
前回の練習でも、完成度は初心者にしては、十分と思っていたのだけれど。
さらに、試してみて、良い合吟に仕上がった。迷わない出だしのすごいこと。

教える快感以上のものを頂いて、空恐ろしくなった瞬間。

手放しで、喜んだ。

今日の課題は、「富士山」石川丈山作

大中山を、白板にマグネットで、表示しながら、説明。
それよりも、聴いて、聴いて、聴いて覚えてもらったほうが良かったか。次回は、聞いて、聴いて、聴いてもらおう。



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