風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

TUULさん

2006年09月27日 | チンゲル亭裏日記

通訳さんが決まりました。
TISの4年生。ドイツ語の方が得意だそうです。
モンゴル人は、語学に堪能な人が多く、2カ国、3カ国語を話すと言う人が結構居ます。
トゥールさん5年間ドイツに居て学んだそうですが、ドイツ語だけでは飽き足らず、日本語も学びたくてTISの学生になったそうです。
今年28才です。結婚もしていないし、子供も居ないとのことですが、9才の妹のシッターをする必要があると言っていました。

とりあえず、今日は、お茶を飲みながら、時間のある曜日や必要最小限のプライベートも聞かせてもらって、どの程度手助けしてもらえるか話し合いました。
彼女は、日本語の会話のスキルアップのためにとても良いと思って名乗りを上げてくれたそうです。
お互いに、助け合いながら、楽しくできそうです。

今日は、先生の携帯の電源が入っていなくて、お稽古の日を決められませんでしたが、彼女が夜に電話をしてくれるそうです。
そのための必要経費として、モビコムのテレカをお渡ししました。
バイト料は、払えませんが、必要とされる費用を負担させることはありませんと言う約束をして、今日はさよならです。

今日は、手始めとして、買物をしながら、あれこれおしゃべりをしました。
次々と尋ねたいことがいっぱいあって、ずっとしゃべりっぱなしでした。
チョカさんとは、また、彩の違った通訳さんです。

お稽古の初日が楽しみです。
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通訳さん二題

2006年09月27日 | UBから
通訳さんその1

オルティンドーの通訳さんがやっと見つかりました。
オルティンドーといっても、オルティンドーのことはわからなくても日常会話のできる人であれば、専門的なことを通訳してもらうわけではないので、簡単に見つかると思っていたのですが、意外に遅くなりました。

夏休み前から、はじめるのは10月になってと思っていたので、遅すぎると言うことは無いのですが、なんと9月はじめに先生のほうから連絡が有ったという画期的なことが起きていたので、できるだけ早く見つけたいと思っていたところです。

TUULさんというTISの日本語科の学生さんです。
どうやら住まいもそんなに離れていないようです。
授業のほかは、9才になる妹のシッターさんをしているようです。
先生との連絡を取るこ時をまずお願いして、今日は、街中で買い物などをしながら、会話の練習を始めました。
なかなか、頭の良いまじめな学生さんでした。

ドイツ語は5年ほど住んで、得意なのだそうです。
さらに日本語も習得したくて、TISの学生になったそうですが、来年はドイツで日本語を勉強すると言っていました。
ほんとに、モンゴルの女性は勉強好きですねぇ。
第一印象は、合格。オルティンドーの練習日が決まったら、連絡をもらえます。
今日は、先生の携帯が通じませんでした。もしや、田舎に行ったのでは?


通訳さんその2

夫の通訳さんは、今まで調子よく勤めてくれていたのですが、いざ、末ェ始まったら、2日目にして遅刻して、その日のうちにギブアップ。
次の通訳を探さねばならなくなったようです。

これからは、会話より末d視の作業内容になるので、どんな人が来てくれるやら。
いい人が見つかりますように。


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不思議に静か

2006年09月27日 | チンゲル亭裏日記

心身ともにUB復帰したと思ったら、矢も立てもたまらない旅行熱に浮かされて、あれこれ、問い合わせやら、依頼やら、あくせくしていました。

ところがふっと、スイッチがオフになってしまって、あの、矢も盾もたまらなさはなんだったんだろうと、いぶかっています。

夫がモンゴルに派遣されることが決まったとき、モンゴルと言ったら乗馬でしょうと、始めた乗馬も、モンゴルに住むことになって、半年で終わってしまいましたのですが、あのとき、馬に乗る心地よさを知ってしまいました。
そして、モンゴルに来て以来ずっと思い続けていた週末乗馬の願いがかなって、毎週のように馬に乗れるようになりました。

それだけでも十分うれしいのに、副産物として、毎週のように定点観測をして自然の移り変わりを目のあたりにして、なんて素敵なんだろうと感動しています。
刻々と美しくなる草原にため息をつき、モンゴルの草原は晴れの日ばかりではないことを知り、馬との数時間を楽しみました。
くたくたになり、もう疲れすぎていや!来週は来ないと思っていても、二日もするとまた行きたくなる。
そのうち、うれしいことに体力がついてきて、乗る距離は伸びているのに、疲れすぎるということもなくなり、良いことばかりです。

心からしたいと思うことをし続けることが、いかに難しいか、そしてそれができたときどれだけ得るものがあるか、身をもって知ったというのに。

モンゴルの最後の夏を楽しめなかったという押し付けがましい気持ちがそうさせたようです。

ご迷惑をおかけした方、情報をもらいっぱなしにしてしまった方、ほんとにごめんなさい。
あの気持ちのまま、モンゴル人の通訳さんと二人で行っていたら、楽しめたかしら。
楽しめたかもしれないし、楽しめなかったかもしれません。
別の自分が開眼していたかもしれないと言う考えもちらりとよぎりました。

ただ、「今は行かない」ということを決めたあとの心の平安は、何にたとえようも無いくらい静かです。

モンゴルに来て波立ち続けていた気持ちは、日本に帰らないと収まらないと思っていたのですが、こんなになるとは驚きでもあり不思議でもあります。
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