風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

徹夜

2004年10月25日 | チンゲル亭過去日記

夫は、セミナーのレジュメを作るために昨夜は徹夜でした。
こちらに来て、徹夜だけはしないようにしましょうと決めたのですが、どうにも間に合わなくて、締め切りを延ばしてもらっので、頑張らざるを得なかったのです。

モンゴル語への末烽?るので、今日より遅くなると印刷が間に合わなくなるようで、仕方がありませんでした。
おかげで、胃の痛くなるような思いをして、提出し手帰宅したらばったりとベッドに唐黷アみました。

今は、ぐっすり眠っています。
夕食とカラオケのおさそいがあったのですが、お断りするしかありませんでした。
お誘いいただいた方には申し訳ないのですが、無理はいけません。

幸い、穏やかな顔と寝息ですから、睡眠不足だけのようで、明日はきっと気持ちの良い目覚めに違いありません。

この後は、もう何も急ぐものはありませんように。

                  ☆

さて、私のオルティンドーの練習は、このところ先生の方が忙しく、音沙汰がありません。
3曲目の「エンフ メンディン バイル」の仕上げと、4曲目の「オロムグイ ダライ」の、細かいところの直しが、残っています。

練習を始めたときは、1曲仕上げられたらいいとおもっていましたし、3曲目が始まったときは、4曲目が始まるとは思いもしませんでした。

4曲目は果てしない海という日本語訳ですが、日本人の私にとって海は懐かしいものであり、モンゴルの人にとっては憧れなのです。

その曲を、仕上げられないで帰国するかもしれないのは、少々残念です。
件p大学でオルティンドーを習っている日本人学生さんもいるらしいので、帰国後もその気さえあれば、習う可能性は無いわけではありません。

草原でたった一人になったつもりでと助言されましたが、とうとう体験することは出来ませんでした。
なるべく、その感覚を想像しつつ声を出すのですが。。。。。
想像しつくせないことがあり、難しいのです。

オルティンドーのちょっと違う発声を習って、声を出すのに変な力が入っているのがわかったのは、大収穫でした。

帰国して、長年習っていた詩吟のお稽古を復活する気になるかどうかは、帰国してみないとわからないのですが、7年以上のブランクはあまり気にならないで、再開できるように思えます。
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2004年10月25日 | チンゲル亭過去日記


馬に乗ったとき、どうしても他の馬の後ろをくっついていってしまうのは、人の後をついていく私の性格のせいかと思っていたのです。
ところが、そうではなかったのです。

馬は、乗った瞬間にその人のことを判断し、ご主人様と思うか、荷物扱いをするかを決めるそうです。

荷物と判断されたら、まず、ほかの馬の後ろに続いて歩き、前の馬が走れば、
その馬も走ります。
そして、自分の歩きやすい道を歩き、木などの障害物があっても自分が通過できる幅があれば、そのまま進みます。

ご主人様と判断したら、障害物のあるときは、ご主人様が困らないよう迂回したり十分な幅を取って歩くそうです。

それをきいてから、荷物扱いされないには、どうしたらよいか考えました。
馬方が出発というまで、おとなしくじっと待っているのをやめて、乗ったらすぐに腹をけり、手綱をひいて馬の向いている方向を修正し、その場をちょっと動いて見ました。
馬方の心象を悪くしないだけの範囲で。

馬方は、馬と乗り手の安全には神経質になっていますから、あまりその場を離れすぎるといけません。
(と言うのは、観光地でのはなしです。牧民さんたちと同じように乗りたいときはそれ以上に、強い意志が必要のようです。)

すると、その馬はとてもよく言うことを聞いてくれました。

モンゴルに来て、自分は何をしたいか、どちらに進みたいか、明確にすることをたびたび要求されました。
それが、とても苦痛であったりするのですが、UBで心地よく生活するためには、物事をはっきりさせはっきり言う必要をとても感じます。

気がついたらそこにいたという生活は、今まではその必要もあったのですが、改めたほうが良いのかなぁ。。。

私らしさって、何なんだろう?
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