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風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

丸の内ミレナリオ

2004年12月29日 | チンゲル亭過去日記

若いお友達3人と、丸の内ミレナリオを見に行きました。
寒がりの友人は、完全武装でしたが、思いのほか暖かい夜で、心なしかミレナリオの電飾がぼんやりと見えたのは、目のせいだったのかな?

携帯での写真撮影は京都のもみじ以来のことで、おたおたとシャッターを切る。
バイトの若者が「後ろの方のご迷惑となりますので、たちどまらないで」と叫んでいるのですが、今日は月曜のためか、人出が少なく少々立ち止まってもどおってことないのに、マニュアル通りに言わされているとしか思えない対応でした。

2年前に言ったときは、それこそ、立ち止まったら追突されても仕方が無い人の多さで、歩きながら撮ったデジカメの映像は見事にぶれていたのでした。

女ばかりで、暗い中をかばんを押さえることなく、手放しでしゃべりながら楽しめるのを喜びました。
モンゴルでは、暮れてきたら絶対一人では出かけなかったし、楽しみながら、いつしかかばんを押さえていたのでした。

平和だなぁと感謝しながら、遠くのスマトラ沖地震で犠牲になった方のことを思いました。
ご家族はどんな思いをしているのだろう。
ミレナリオの明かりとともにご冥福を祈ります。
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妹もどき

2004年12月22日 | チンゲル亭過去日記

小学校2年生で、彼女の隣に私が引っ越してきてからの付き合いで、結婚後はお互いに西から東にやってきた。

相変わらず、辛らつである。
その辛らつさは本人は感じてないところが、のんきなのである。

彼女も、家族の仲はとてもよく、そのおかげで、壮烈な介護をつい最近卒業したという事だけれど、その苦労をちっともひきずってなかった。

この明るさは、瀬戸内に育ったものの共通項なのかな。
それとも、お互いに良い意味で影響しあってきたということなのかな。
今は、夫君と二人の生活も、新鮮で和気藹々の様子が会話の中から見え隠れして、うれしかったなぁ。

お互いに、時間の制約から離れてきたので、たびたび会うようになるだろうか。
と、思った矢先に、娘さんが来夏お母さんになるとうれしそうに語ってくれた。
今度は、孫ちゃんの世話で、忙しくなりそうだなぁ。
妹もどきなのだから、たびたび会わなくてもほんのちょっとしたしぐさで、今の様子が手に取るようにわかる。
たまに、こうして会うだけでも、大したことをしなくてもそれだけで十分。

彼女が私の妹のつもりでいる事は、言葉としては今回はじめて聞いたのである。
私は末っ子だから、妹ってこんなものなのかなぁと思うのである。
だから、妹もどきなのである。
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モンゴルで見つけられなかった野菜

2004年12月17日 | チンゲル亭過去日記

それは、ごぼう。
ごぼうのささがきを作るのに、あくで手が黒くなるのが嫌で、モンゴルに来る前は、あまり買ってこなかったのですが。

ないものは食べたい思いが募り、帰国後は油揚げと共に、いつも以上に食べる食材なのである。
モンゴルでは、夫が後片付けを手伝ってくれたおかげで、荒れた手が随分ときれいになり、潤ってきた。
そのおかげで、ごぼうのあくもつきにくいのである。
うれしいなぁ!

スーパーでは、入荷したばかりのを選んで、金平にするとあっという間になくなってしまう。「おいしーい」の言葉と笑みを久しぶりにもらいました。

「お母さん、味が戻ったねぇ!」

そうなのです。
ここ、2年ほど、いつもと同じに作っているのに、なんでまずいの!と、思い続けていたのです。
娘達は、私の様子を見て、一言も口にださなかったのですが、相当ひどいものを出していたのです。

母を亡くして以来ですから、長女が母親の懐かしい日本食が食べられると思って帰国したのに、さぞがっかりしたことでしょう。

いまは、楽しみつつ、体力も余りあるほどで作るお惣菜ですから、元の味に戻ったようです。
いいタイミングで、モンゴルに行き、それはそれで色々有りましたが、ぼーっとしたり、のんびりしたり、とにかくゆっくり時間が過ぎる生活で、一杯エネルギーをもらってきたようです。

人生の折り返し地点で心身の変わり目のときに環境をがらりと変えることで、息を吹き返すことができました。

美味しいもの、食べたいものを思うように食べるために、しっかり、体を動かしましょう。
せっせと、根菜や冬野菜をたべることにしましょう。
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ウランバートルの若いお友達のページ紹介

2004年12月15日 | チンゲル亭過去日記

http://jns.ixla.jp/users/bayanulgiijpn065/index.html

別のモンゴルをお楽しみください。
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わすれものをしたみたい

2004年12月08日 | チンゲル亭過去日記

帰国してから、あれこれと片づけをしていたのも、一段落しました。

娘達と鼓太郎とのんびり穏やかな毎日です。
家事ってこんなに楽しかったかしらと思います。
思いを定めて、家の片づけというより物を捨てているのです。
物が多すぎる中で、人間が小さくなって住むことは無いと決心したら、ほとんど物に未練がなくなりました。

勿体無いと感じるものは、もらってくださる方に送り、惜しげの無いものは少々のお金を支払っても処分しました。

ちょっと大げさですが、もし、私に何かあっても娘達が後始末に困らないようにしたいと、思ったのです。

しかし、実際にその物たちを目にすると、UBに居て思い描いていたほどにはさっぱりとは、片付けられないものです。

それに、まず、物を買わないという決心は、ぐらぐらと揺れ動いているのです。
なんだかねぇ。環境が変わると考えや思いは変わるもんだと。。。

こうやって、日記を書いているとすっきりと気持ちが落ち着いてくるは不思議です。

このまま、日記を終わってしまうのは、ちょっと忘れ物をしたみたいなきがするだろうな。
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何しろチンゲル亭にいないもので

2004年11月19日 | チンゲル亭過去日記

「チンゲル亭便り」も、帰国してしまうとネタがありません。

もともと、ページにかかれるのを嫌がっていた夫のことをモンゴルから帰ってしまったら、これ以上書き続けるわけにはいかず。
当然ページに登場させられるのが嫌な娘のことを書くわけにはいかず。

さりとて、特別なことの無い私の生活は面白くも無く。
さて、さて、これからどうしたものか思案中です。

これから、日記も滞りがちになることが予想されます。
帰国したおかげで、とても元気にしています。
急な環境の変化にも、耐えているようです。

日記の更新が無いのも、元気で代わりの無い証拠と思っていただいて間違いはありません。

長らくの間、チンゲル亭便りを楽しみにご覧になっていただいてありがとうございます。
 
とりあえず、チンゲル亭からの便りは、これで終了にいたします。
UBでの生活にかかわることで、公表しても差し支えの無いことがありましたら、随時アップしていこうと思います。
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みんな留守 オーストラリア出張

2004年11月17日 | チンゲル亭過去日記

あちこちに帰国挨拶の電話をしました。
とりあえず、10人まで電話をして、なんと!本人は一人もいない。
留守電1件、ご家族が一人、あとは全部呼べども答えぬ。

みんな忙しいのね。
聡恚@をかけている人もいたかも。
がっかり。
今度は、かける時間を変えてみよう。

                ☆

夫が今週末、オーストラリアへ出張です。
ゆっくりしたいと言っていたのですが、声をかけられると喜んでいってしまうのです。
仕事の内容は、企業秘密だそうです。

留守をしていた間に、心配をおかけしていた方たちに心ばかりのお土産を届けたり、食事会にお招きなどと考えていました。
帰国後のもろもろの手続きやら何やらが終わったと思ったら、もう、打ち合わせが始まり、それどころではなくなりました。
どうするのぉ?
私一人で、と言うわけには行かないでしょう?

出発は21日。
当分使わないし、古くなったからとモンゴルの欲しい人にいろんなものあげたり、捨てたりしてきたのです。
あの中に、早速必要だったものがあって、買い物にも行かなくてはならないようです。

モンゴルの物価に慣れてきた私たちに、果たして、日本での買い物がちゃんとできるだろうか?
「たかーい!」と言って、二人で口をあんぐりして、買わないで帰ってきてしまうかも。
幸い、これから夏に向かうオーストラリアだから、必要なのは、現場靴かなぁ。
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帰国後

2004年11月16日 | チンゲル亭過去日記

昨日は、ハローワークに行きました。
念のため、離職票を提出してみました。
今日は、国民健康保険の手続きをし、ちょうど良いタイミングで夫の運転免許の更新の時期だったので手続きをし、都民として、復活をしました。(笑) 

少ない荷物でしたが、2年の不在の間はそれなりに生活していたので、収めるのに一苦労です。
こんなとき、UBのひろーいアパートが恋しくなるのです。
スーツケース2個を全開にしておいても、まだゆとりのあるスペースは、こちらでは望むべくも無い広さです。

無くなったことを惜しんでも仕方が無いのです。

何よりも、狭い我が家でもお蔭様で全員元気で、再会を喜び合えるということが嬉しいです。
10ヶ月も不在であったことが嘘のようだと、口々に言います。
鼓太郎も態度でそれを示していて、家族って良いなぁとおもいます。

娘達は、仕事から帰ってきたらすぐにご飯が食べられること。
朝は、父の淹れるコヒーが飲めることが嬉しいといっています。
私は、作っても作っても空っぽになるお鍋が嬉しいのです。

家族元気で、みんながそろっているのが、一番いいですねぇ。
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新宿御苑

2004年11月14日 | チンゲル亭過去日記

次女と3人で、新宿御苑に行ってきました。
貴重な週末を、私たちのために空けてくれたのです。

夫の仕事柄、不在が多く家族で散策なんていうことはなかなかチャンスが無くて、だうからこそ今、家族でのんびり出かけようと言うことになったのです。

長女は、友達の結婚式で前日から、準備で忙しく、今日は3人です。
モンゴは、すっかり冬でしたから、緑の葉が茂っている様子は、嬉しい光景でした。

まだ、紅葉には早く、もみじが色づいたり、イチョウの並木がまっ黄色になるころにもう一度来てみたいです。

娘達に、いたわられ、娘達のやさしさを感じて、嬉しく思います。

                   ☆

年末へ向けての片づけを兼ねて、持ち帰った荷物を使いやすく収められるように昼から、頑張っています。
何処まで、使いやすくなるだろう。

夕飯は、全員そろう予定です。
この次は、いつになることでしょう。
10ヶ月も不在すると、万障繰り合わせて、時間を作ってくれるんですねぇ。
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日本の雨

2004年11月12日 | チンゲル亭過去日記

見る景色がみんな雨にぬれて、木々のみどりがあざやかになり、みずみずしくて、物がみな優しさを増しているような景色が、目の前にあります。

乾いたモンゴルから帰って見る、もしかしたらこれが一番日本らしい景色なのかもしれないと思います。

外出から帰って手を洗ったら、あら、流れた水がきれいだ。
ぱちぱちの静電気が起こらない。

はぁー、懐かしい感覚。

雨上がりを歩くと、すがすがしく気持ちが良い。
役所の手続きの帰りに、公園のベンチに座って、話をする。
こんなゆっくりする時間は、いまだ嘗て無かったような気がします。

帰国後のほんとは、あれこれと忙しいはずの時にこんなゆったりした時が過ごせるとはねぇ。

道路を歩いても、穴ぼこやマンホールの穴を気にすることなく、
貴重品のバッグを神経質に守ることなく、
問い合わせにはしっかり正しい情報をくれて、途方にくれることなく、
横の連絡が取れていて、物事がスムーズに進み、時間を無駄にすることなく、
神経が逆立つことなく、

よく水をくぐったなじみのシャツを着たかんじ。
はぁー、住み慣れた場所だ。
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