綿内克幸FSP BLOG

シンガー/ソングライター綿内日記

綿内、弾き語りやります

2006-05-29 19:06:24 | NEWS/LIVE SCHEDULE
 おニューのギターも仕入れたし、もっと気軽にライヴをしろと尻を叩かれる今日この頃。わりと急ですが、弾き語りでライヴ出演が決定しました。
 
 独り弾き語りは初かもしれないな。急なのでチケットはすでに発売中のようです。平日ですがお気軽にどうぞ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
-綿内UNPLUGGEDシリーズ1-

6月19日(月)赤坂グラフティ
「唄の木に咲く花々#7」
共演 ありましの/明石詩子

OPEN18:30 START19:30
(綿内登場は8時過ぎから、たっぷりめの弾き語りです。お仕事帰りの方もどうぞお気軽に!)
前売り2000 当日2500(1ドリンク別)

問 03-3586-19670赤坂グラフティ
又は綿内H.P. fspclub@hotmail.com
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

偏愛MOD JAZZ(Edgar‘Jones' Jones)

2006-05-27 02:20:13 | MUSIC SELECTION
 ジャズ喫茶に行ったことがあるかな?薄暗い店内で客は皆俯きながら目を閉じ、ひたすら黙ってレコードを聴く、お喋りしようものならマイルス・デイビス似のマスターが飛んで来てトランペットの広がってる方で頭を小突かれる・・・というような、一部嘘が混じっているが、まぁそんなイメージの場所だ。我が故郷長野は理屈っぽい県民性のせいか、ジャズ喫茶が多い。

 ここで書くのはそんな聴き方をするんでもないし、超絶プレイに感嘆するんでもない、ロックやR&Bと同じような気分で聴くジャズ、例えば60年代にマンフレッド・マンが演ったような気分のジャズで始まるアルバムなのだ。

 90年代初頭の英国に、おバカなジャケットとアルバムタイトル及び怒涛の60年代調R&Bガレージロック(しかもモノラル録音)で、一部の人々を大喜びさせたのにたった一枚で行方不明になってしまったステアーズというバンドがあった。

 同時期に人気だった同郷(リバプール)、同系統バンドのラーズの方は「There She Goes」のヒットもあって、同じくアルバム一枚で沈没したにもかかわらずこちらは伝説化しているというのに。「メキシカンR’N’B」という意味不明なタイトルと、ポンチョかぶったメンバーが二人、もう一人は宇宙服というジャケット(バカですね)がいけなかったのか。万人向けじゃなかったかもしれぬ。
 蛇足ながら僕のファーストアルバムのレコーディングの際、プロデューサーのサロンミュージック吉田仁氏がある曲のアレンジ参考用にとこのアルバムを差し出した時は、さすが吉田仁!VIVAメキシカンR’N’B!と思ったものだ。

 あれから幾年月・・・フロントマンだったエドガー・サマータイムことエドガー‘ジョーンズ’ジョーンズが突然のソロアルバムで還って来て驚いた。
 聴いたらまた驚いた。いきなりジャズ。ジャズの他は50年代R&Bボーカルグループ、ゴスペル、スライ「If You Want Me To Stay」・・・愛情丸出しかついかがわしい。しかもステアーズ同様モノラル録音なもんだから、聴いてるとカバーだかオリジナルだかよくわからなくなってくる。なんていう偏愛ロック、モッドジャズ。

 アーティストが影響を受けた楽曲を自ら選曲したCDシリーズ「Under The Influence」のポール・ウェラーの巻(激渋好盤)を地で行くようなアルバムだ。ちなみにエドガーは近年、そのポール師匠バンドのベーシストとして来日もしているのだな。

 モッズ魂による趣味の良い音楽への偏愛が産み出した変態クールサウンド。やっぱり万人向けじゃありません。
Edgar‘Jones' Jones / Soothing Music For Stray Cats
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ライヴバトン

2006-05-24 22:23:16 | COLUMN
 雨はもうウンザリ。なりさんから回ってきた「ライヴ」がお題のバトン。女性からのバトンは引き受けねば。
 僕の20代は曲を書くかレコードを聴き狂うばかりで、ライヴなどほとんど観に行かなかった。特に好きだったはずの英国バンドのものさえ。プロデビューまっしぐらで金も無く、外国のバンドを勝手にライバル視していたからレコードもライヴも彼らのルーツの方を探りたかったこと、彼らを好きなのは僕独りでいいのだ、などと独り占めしたかったから妄想ライヴで充分だったこと、これらが理由というか言い訳。わかってもらえるかな、この屈折した心情。

 というわけで、数少ないライヴ参戦歴からアンサー!

■今まで参戦したライブの回数は?

 洋邦合わせて何十本ってところか。

■参戦時の服装は?

 動きやすいいっちょうら。

■ライブ参戦が最も多いバンドは?

 カーネーションかコレクターズ。ただし金払ってないから反則。

■ライブ時の必需品は?

 外タレの場合そりゃもう盗録機器。

■今までにつまらなかったライブはある?

 連れてってもらったペット・ショップ・ボーイズ in 武道館(90年ぐらい?)。全部カラオケ。連れてってもらって、一部の曲しか好きじゃなったけれどスゴイと思ったのはシカゴ in サウス・キャロライナ(2000年?)。3000円という価格で「とことんプロ」のステージを見せられて頭が下がった。チケットの値段というものを考えさせられた。

■ライブを楽しむ自分なりのコツは?

 トイレが近いからビールをひかえる。でも飲む。
 盗録を気にしているとライヴに集中出来ないので、お人好しの友人に任す。

■他人の「これはない」というライブ中の行動は?

 悪意無しとはわかっているものの、2メートルぐらいの男が前に立っていると腹立つ。

■CDとライブの違いは

 2時間で終わってしまう儚さ。

■いつからライブに行くようになった?
■初ライブは?
 
 邦=1978年、中1の夏。世良公則&ツイスト。
 洋=1981年、高1の春。ホワイトスネイク。ジーザス・ジョーンズのシンガーもそうだったらしく、かっこつけた英国ロッカーも最初はヘビメタ少年だったんだなと思って安心した。

■印象に残っているライブ

①80年代中頃、ZAPP&ロジャー初来日。まだ「I Wanna Be Your Man」がヒットする前で、日本ではマニアックな存在だったから場所はライヴハウスで、懐かしい渋谷ライヴ・イン。初めて見た生ロボットファンク、黒人エンターテイメントの真髄に興奮した。ロボット声(トーク・ボックス)の正体の異様さったらなかった。
冒頭写真を見てもらえればわかると思うけれど、口からビロ~ンってホースが出てんだかんね。
 ロジャーがキーボードで歌メロを弾く→その音がトーク・ボックスを通り、透明ホースから出て、ホースをくわえたロジャーの口内へ(この時、口内はキーボードの音で大賑わい)→歌ってるように口を動かして音を変形させる→それをマイクが拾うとロボット歌唱になる(たぶんそんな感じ)。なんと声ではなくて楽器の音だったのだ。ひゃーびっくり。
 ZAPP&ロジャーの生演奏映像は中々見れないけれど、ボンジョビが「You Give Love A Bad Name」を演奏する時、ギターのリッチー・サンボラがイントロのギターで同じことをやっているから、見るチャンスはあるかも。

②昨夏、クラウデッド・ハウス初来日から16年振りに観たフィン・ブラザース in ニュー・オーリンズ。自分が演奏するようなサイズの会場だったけれど、ひたすら感動。時間よ止まれ、と思った。もういい年齢の彼らが「進行形」なのも良かった。

③スクイーズ初来日(1994年)。前座を務めさせてもらったし、これは思い出深い。歌いながらのグレン・ティルブルックのリードギタリストぶりに降参。  

 他には、80年代中頃、アンタッチャブルズ、フィッシュボーンの初来日。U2は初来日よりB・Bキングを連れた2回目の「Love Comes To Town」(東京ドーム)の方が印象的だった。後はディー・ライトのベーシストとして来日した生ブーツィー・コリンズを見れて感激。

■グッズは買いますか?

 買う。

■今行きたいライブは?

 3枚目を出した現在のリチャード・アシュクロフト。英国浪花節ロックに酔いたい。
 ライヴ実現不可能だった20年前のスクリティ・ポリティの来日公演が実現していたら、間違いなく観に行った。 

■野外ライブの経験はある?

 昨夏のコールドプレイ in ピッツバーグ。夜9時開演で待ちくたびれた。 夕焼けが美しかった(写真)。

■行った事のある音楽フェスは?

 人ごみが疲れるので未経験。

■大体何人でライブに行く?

 最低二人から。

■1人でライブに行けますか?

 行ける。でも感動を共有して、終演後に飲める相手は欲しい。

■あなたにとってライブとは!?

 演奏する時も、観る時も、今生きていることを実感すること。

■バトンを回すヒト6人

 選び難いので誰か手を上げて引き継いで~。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池袋ウエストゲートパーク

2006-05-23 00:11:56 | COLUMN
 ようやくまともな空模様になり、ちょいと小ぶりなポップソングを体が欲していたのでCD探索に出た。
 ここのところ、指向がやや渋いDad Rock(親父ロック)化しつつあったので、 ここらで揺り戻しだ。
 
 というわけで家から数分、目的の中古屋と池袋HMVは写真の池袋ウエストゲートパークこと西口公園からすぐ。しかしここにたむろしているのはTOKIOの長瀬くんではなく、段ボールのお家に住む皆さんと、日雇い仕事の集合時間待ち(多分)の皆さん。

 ドラマも本も見ていないからよくわからないけれど、日中のここは実にのどかなもんだ。まあ、たまに物騒な事件が起きて、ニュースをよく見りゃ近所だったなんてことがブクロではたまにあるから、身近過ぎて麻痺しているだけかもしれない。

 そういえば昔、夜中に友人とアパートのすぐ近くのスタミナラーメンにいたら、目の前の雑居ビルから物凄い剣幕で男達が飛び出してきたので注目すると、一人は包丁を振り回し、一人は血まみれで倒れていた。思わず殺人現場を目撃してしまったのでスタミナラーメンライスの箸を持ったままボー然と立ち尽くす我々であったが、全部食べて店を出た。飯は残すなと婆さんに教えられたから(嘘)。

 その事件があったのと同じ通りのラブホテルの一室で、ベッドの下から数ヵ月前のものと見られる死体が発見され、そうとも知らずに半ミイラの上でみんなギシギシ励んでいたのね~という事件や、その向かいにある馴染みの酒屋のごみ箱からある殺人事件の包丁が発見された、などということもみなニュースを見て知り、「あれま!」と他人事のように思ったものだ。

 これだけ読めばオマエはいったいどんなところに住んでいるのだと思われるかもしれないけれど、雑踏を数分先に行くだけで、普通の暮らしがそこにある。
 繁華街にあった長野の実家も、目の前に大きな日赤病院があって、夜中もサイレンや車の音が絶えない、しかも家は飲み屋だし・・・そういう環境で育ったもんだから、基本的に嫌いじゃないのかもしれぬ。

 なんだかオチのない物騒な話になってしまったな。今夜のBGMはベル&セバスチャン「The Life Pursuit」、Death Cab For Cutie「PLANS」、Zutones・・・。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤坂の夜は更けて2

2006-05-21 09:21:50 | PICTURES
小雨ぱらつく小池ワンマンライヴ写真。webbコーナーより。珍しい小池のハンドマイクと、弾きやすかったニューギター。照明が当たると赤みが浮かび上がる塗装がナイス。

 何度も出た場所なので、ここ赤坂グラフィティは落ち着く。コレクターズ~カーネーション関係でお世話になったAさんがこのお店に関わっており、本番前にやや込み入った話をし、もっと気軽にと尻を叩かれる。今後の参考になった。


 最後はおまけ。主役が打ち上げ離脱の為、居酒屋で「Bitter Sweet Symphony」などギター爪弾きサービスモードの私。といいつつ自分が楽しんでるだけだけど。
(Pic. Monkey Girl)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤坂の夜は更けて

2006-05-18 23:35:44 | NEWS/LIVE SCHEDULE
小池雄治初ワンマンがしっとりムードで無事終了。数年前に初めて人前で歌った時から横で見続けているが、今日が1番良い歌唱だった。乾杯!

コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小池サウンドチェック中

2006-05-18 15:51:32 | NEWS/LIVE SCHEDULE
雨がほとんど上がってよかったなぁ。俺が晴れ男だからさ。な~んて。

(写真  花に囲まれる今夜の主役小池雄治と、ライブ8のリチャード・アシュクロフトの真似衣装の私)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は小池雄治初ワンマン

2006-05-17 18:54:56 | NEWS/LIVE SCHEDULE
 みなさんお仕事帰りに気軽にどうぞ!小池のピアノ弾き語りとともに、雨(たぶん)の赤坂も素敵っすよ。僕もうろちょろしてるので声掛けてね。実況ブログします。
●小池雄治「大好きなあなたへ」
2006年5月18日(木)赤坂グラフィティ(03-3586-1970)
 ゲスト綿内克幸
OPEN18:30、START19:30 
前売り3,500円、当日券は4,000円
詳細につきましては、電話03-5550-7311, FAX 03-5550-0039、
メールアドレス s-ishikawa@rkc-inc.jpの方にお問い合せ下さい。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Walking In The Rain♪

2006-05-14 11:18:57 | COLUMN
 まったく寒い雨だった。土曜はヤボ用で池尻のレコーディングスタジオに顔を出さねばならず、雨の中を出掛けた。

 一時間ほどいた後は表参道で途中下車、Asbeeへ駆け込んで頭にPのつくおフランス製のスニーカーを購入。たかだかスニーカーで何だこの値段は。

 雨だというのにえらい人だかりなのは表参道ヒルズのせいだろう(写真)。この通りにはレコード会社があったので、6畳一間のブクロのアパートからいつもいつも通った。着の身着のままで渋谷や表参道に行ってしまうと、「あ~俺は何て地味な格好をしてるのだ」という気分にさせられる。それは昔も今も変わらない。
 
 そんなことを考えつつ、通行人の傘の先っぽが顔にぶつかるし、腹が減ってイライラしてきたので、冷やかし半分でヒルズの中に入ってみた。
 地下及び地上の広さは、古びた味のあるアパートだった以前を考えればびっくりだけれど、ショッピングモールはショッピングモールだ。順番待ちまでして食べる気がしなかったので、すぐ外へ出て韓国レストランでトッポギと鳥の炒め物等を食べる。ビールが旨い。

 韓国焼酎のお湯割りで体が温まって良い気分になってしまったので、帰りは地元池袋のバーで催されていた、中学の先輩がDJをするというマニアな英国ロックナイトに顔を出す(写真下)。地元とはいえ、灯台下暗し、ビルの地下は数々の音楽バーがひしめいていて驚く。ギターが飾られ、中からフォークブルースが聴こえてきたので「先輩どうも~!」と明るく入って行ったら全然別の店だった。

 目的の店に入り直し、先輩や音楽通のお仲間と楽しく飲む。「君がいた夏」が流れたのでやや恥ずかしくなる。
 帰り際、隣りの店で、狭い店内めいっぱいの熱いブルース生演奏をしていたので思わず入りそうになったけれど、我慢してビルを後にし、雨の中を歩いて帰った。

 冷たい冷たい雨の一日だったけれど、最終的には良い気分になったからそれでいいのだ。表参道だ何だといったって、育った基本はコタツと卵かけご飯なのだ。
コメント (21)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渋谷で5時

2006-05-11 00:40:25 | NEWS/LIVE SCHEDULE
・・・に待ち合わせした相手は伊東美咲のような美人であるはずもなく、待っていたのは小池雄治と、そしてギターのマーヴェラス田中師匠であった。

 昨日はラカンターズ等のアルバムを求めてタワレコに寄った後、来週に迫った小池初ソロライヴ(みんな是非来てね)の最終リハに顔を出し(写真上)、webbの数曲を歌った。その後は遊びに来た共通の友人と共に、ピアノ一本でしっとり歌う小池の側でサラダせんべいをバリバリ食べながらリハを見守った。

 
そして今日はマーヴェラス師匠から譲り受けるニューギター!の引き取り及び二人でお食事であった(写真下)。座席がゆったりしていて最近好きな「和風ダイニングバー」で厚焼き玉子を食べながら、様々なことを楽しく語り合った。
 やや驚きの人物や事情(そのうちMCで明かそうかな)を経由してたどり着いたこの「VG」の規格外アコギ、ライヴも録音もOKな万能性とルックス、気に入っている。いやでもステージや作業が楽しみになってくる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●小池雄治「大好きなあなたへ」
2006年5月18日(木)赤坂グラフィティ(03-3586-1970)
 ゲスト綿内克幸
OPEN18:30、START19:30 
前売り3,500円、当日券は4,000円
詳細につきましては、電話03-5550-7311, FAX 03-5550-0039、
メールアドレス s-ishikawa@rkc-inc.jpの方にお問い合せ下さい。
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする