綿内克幸FSP BLOG

シンガー/ソングライター綿内日記

NEWS 2.28

2005-02-28 21:48:10 | NEWS/LIVE SCHEDULE
大変お待たせいたしました。綿内FSP会報&クリスマスCD、ようやくお届けできたもようです。春より、10周年を迎えたFSPをリニューアルし、より良いFCに変身させます。現会員、元会員のみなさん、そして未来の会員のみなさん、引き続きご愛顧のほどを!   (ジャケットイラスト 清トロール)

お問い合わせはこちら
綿内公式サイト

fspclub@hotmail.com

column vol.4

2005-02-26 02:21:39 | COLUMN
「ギター侍たち」                             (写真 ピエール浦田)

 これまで多くの素敵なギタリストを背に、歌う機会に恵まれてきた。今回は、お一人ずつ、振り返りながら紹介させていただきたいと思う。 

 僕がギターを始めたのは中1の夏。三歳上のいとこに手ほどきを受け、月刊明星の歌本でツイストの「銃爪」を覚えたのが最初だった。ついでにエロ本も見せてもらった。Am-Emで始まる、初心者にはうってつけの曲だった。その後は、おじから貰ったガットギターに強引にアコースティックギターの弦を張って弾いていた。しかしある日、弦の圧力に耐え切れず、ガットギターは根本から見事にボキリと折れてしまった。当然である。
 
 ずっとギターを弾くのは大好きだったし、高校時代のバンドでも、ギター担当ではなかったけれどコピーする洋楽のコードやフレーズ聴き取りは僕の仕事であった。

 インディーズのwebb時代は、歌いながらリードギター弾いていたけれど、これはけっこうしんどかった。駆け出しだったから許されたレベルで、自分でもよくやっていたなぁと思う。
 ソロになって再び、ギタリストを背に歌うようになった。歌に専念できる(アコースティックギターは常に弾いているが)安心感と、各々のギタリストの味を堪能する喜びがそこにはある・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・
★恒松正敏氏・・・元フリクション~E.D.P.S.のギタリスト/画家。webbの発掘人。まるでカミソリかイナズマのようなスルドイギターを弾く人。webb時代にお世話になった。

★成田忍氏・・・ギタリスト/プロデューサー。webb+沖山優司氏らとのバンド結成の際、声を掛けていただき、お世話になった。シャープでモダンでイマジネイティヴ!

★朝倉ミツヒロ氏・・・シンガー/プロデューサー/ギタリスト。ソロ1~2枚目のプロデューサーのお一人。同じくプロデューサーだったサロン・ミュージックの吉田仁さんの御紹介。「シンガーの弾くギター」の味が僕のアルバムと最初のツアーを支えてくれた。

★古市コータロー氏・・・ご存知、ザ・コレクターズのギター番長。スーパー・モッド・ギタリスト。ブクロのアニキ。ソロ1~2枚目のサウンドの主役。昨年暮れの10周年公演でも花を添えてもらった。This is rock。

★青木孝明氏・・・シンガー/ソングライター。メトロトロンのレーベルメイト。ソロになってからの、全国行脚の苦楽を共にしてくれた人。ギター、コーラスで様々な場面で助けてもらった。この人にも「シンガーの弾くギター」の味があって、何も注文しなくとも、理想的なフレーズが飛び出す。

★鳥羽修氏・・・元カーネションのギタリスト。現在はプロデューサー/エンジニアでもある。唯一の同学年であったから、バックボーンが近く、たしかな腕前と正確なタイム感も含め、とにかくツアーでは気兼ねなく安心して任せられた。

★白井良明氏・・・プロデューサー/ムーンライダースのギタリスト。ソロ3枚目のプロデューサー。アルバムでは、縦横無尽のテクニックでたくさん助けていただいた。永遠のギターキッズのような人。

★徳武博文氏・・・Dr.K。カントリースタイルの味わい深いギターが、「見上げる空にRainbow」などに奥行きを与えてくれ、僕の音楽に新しい色をつけてくれた。また、アコースティックライヴ時の可能性も広げてくれた。

★篠原太郎氏・・・ブリックストーンのシンガー/ギタリスト。ソロ4枚目の現場プロデュースで大変お世話になった。この人の英国ロック魂炸裂のソリッドなギターも大好きだった。

★デヴィッド・T・ウォーカー・・・名人ギタリスト。レコード会社の企画アルバムで、ご本人のギターを目の前に歌わせてもらった。マーヴィン・ゲイの名作「I Want You」(1976年)に参加していた伝説のベテラン黒人ギタリストであるから、これはよくよく考えれば自慢でもあるのだが、私はその日、遅刻をしてしまった。歌の隙間を縫って入る、チャラ~ん一発の単価が高そうな人。

★青山陽一氏・・・シンガー/ソングライター。メトロトロン時代のレーベルメイトで、長野の実家が近所。洋楽以上にディープな音楽性で、コアなファンを多く持つ人。4枚目のツアーでギターをお願いした。ディープな音楽も教えてくれる。

★荒井ナヲッキー氏・・・ギタリスト。現在は元グレイプヴァインのメンバーとLatersというバンドで活動中。開店休業状態から徐々にライヴ活動を増やし始めた際、手を貸してくれた。おっと、ここからついにというかようやく年下だ。

★杉野ヒデシ氏・・・ギタリスト。洒落たポップバンド、デリシャスティック所属。いよいよライヴが再び増え始めた近年、手を貸してくれた。僕が過去に出した「Smile」という曲を当時よく聴いてくれていたという縁で参加。彼も年下だ。時の流れを感じた。

★マーヴェラス田中氏・・・ギタリスト/シンガー。現在のライヴ活動でのバンマスとして頼りにしているベース中野トオルの兄貴分で、昨年からお世話になっているベテランギタリスト。ルックスもギターも味全開な人。泣きのフレーズの時には顔もしっかり泣いてくれる。       (以上、お世話になった順)

・・・というわけで、思い出せる範囲で紹介させていただいた。感謝も込めて。もし「俺がいねーじゃねーかよ!」などと漏れている人がいたら、気にしないでもらいたい。痴呆が始まってるだけですから。あ、忘れてた!
★綿内克幸・・・宅録ギタリスト。つぎはぎ録音の鬼。もっと練習しろ。

B.G.M. Tim Hardin / Don't Make Promises 多くの英国ロッカーに愛されるフォークシンガー
happy go lucky

MUSIC Q&A

2005-02-26 02:12:01 | PICTURES
おすすめCD、音楽などがあったらわかりやすく紹介してね!という声が女子から挙がったので、こんなの聴きたいけど何がいい?とか、あのアーティストのってどう?とかリクエストしてくだされ。ブログに書き込めます。

Q新潟は無人島さんからのリクエスト。
「タヒチ80みたいに車で聴いて気持ち良いバンドおせーて。わかりやすいの。」

A メジャーセヴンス・コードを多用したソウル風味あり、が気持ち良さのキーですな。
なので、ジョン・メイヤー、マルーン5辺りをオススメしておきます。ジョンはギタリストでもあるから、洗練されたコード使いに長けているし、やや野暮ったい気もするけど(スピンドクターズみたい・・)曲が良いマルーン5、どちらも米国アーティスト。米国はカーラジオでかかってナンボの世界ですから、聴いてて気持ち良い・・・なら時に疲れる英国ロックよりも米国ものが良いかも。。

column vol.3

2005-02-23 20:59:35 | COLUMN
「MOーHO」                           (写真 Neonhall T.Shimizu)

 今回は少々きわどいお話である。この話は飲みの席やラジオでも明かしていることなので、知ってる方もおられよう。リクエストがあったので、ネット上で初公開。まずかったら速攻削除なのでお早めに。

 私がまだ美少年(嘘)だった中学生の頃から、見ず知らずの同性愛嗜好の方々に接触される機会が多かった。イトーヨーカドーの書店で「ミュージックライフ」を立ち読み中、つけられていたへび目の男にいきなり股間を握られた中1の夏・・。数ヵ月後、ダイエーの書店で「ロックショウ」を立ち読み中、気配がして振り向くと同じ男が私の耳元に・・・死に物狂いで逃げる私、追いかけるへび目の男・・・。銭湯で、隣に座ったおじさんが「大事なところはよく洗いなさい。ほら、おじさんが洗いかた教えてあげるから」・・・な中3の冬。私一人しか客のいない銭湯に、わざわざ隣に座って股間を覗き込んだり、少年達と遊ぶことが趣味だとうそぶく痩せた初老の三味線師匠・・・な高2の秋。銭湯のサウナに私と、反対側に座る中年ハゲオヤジの二人きり。先に出ようとした瞬間、「兄ちゃんいい○○持ってるなぁ・・○○(注1)させてくんねぇか?」と、オヤジは私の太ももに触れて呟いた。振り切ってもとの洗い場に戻ってシャンプー開始。そしたらそのオヤジの洗い場は私の隣りであった。オヤジが完全に着替え終わって銭湯を出るまで、私はシャンプーをし続けた。頭がカピカピになった高3の冬・・・とまぁ、すべてではないがこんな具合である。

 続きはある。しかしここは音楽家・綿内のブログであるからして、半ば強引に音楽ネタを盛り込みたいと思う。みんなが進路を決める高3の暮れ。私は進学予定の音響学校の下見をするという口実のもと上京、渋谷公会堂へU2初来日公演を観に行った。帰りに興奮のあまり初タワーレコードで「U2ライヴ/Blood Red Sky」を買い、すっからかんになってしまった。しょうがないので一緒に行ったガラス屋の篠原君、年上のあやしいロック姉ちゃんと3人でタクシーに乗り込み、「安~いホテルに連れてってください」と頼んで、新宿にある古びたビジネスホテルに案内される。フロントには妙に粘っこい視線の中年二人。こっちの3人も充分あやしかったが、とりあえず湿り気たっぷりの和室に案内され、一晩過ごした。

 それからふた月後。大学入試のために上京したT君とS君から夕暮れの長野に電話が入った。「ノーパン喫茶で金ぼったくられてすっからかん!克幸が泊まった安ホテルの名前をおしえてくれ!」と、切迫した声。優しい私はオロカな二人にホテルの名と場所を教えてあげた・・・。
 翌朝再び電話が。二人は「なんてホテル紹介してくれたんだ!」と激怒である。こちらは「??」である。話を聞くとあらびっくり、二人がチェックインしようとしたところ、あいにく満室で、最上階の大広間しか空いていなかったと。なぜか真っ暗闇の大広間に行った二人が目にしたものは・・・!!以下つづく。


 と思ったけどせっかくなので書きます。真っ暗闇の中には、なんと、無数に絡み合う男達の群れ!正真正銘の男祭。呆然としながらも、疲れ果て、金も無い二人は、部屋の隅っこでおびえて固まっていた。ひっきりなしにやって来る男達からのお誘いを断ると、「なんだ、知ってて来てるくせによ、ケッ!」と浴びせられる捨てゼリフ。二人は操という名のコーモンを守る為、朝まで一睡もできなかったのでした・・・。

 そんなこと言われても、たしかに妙に湿ったホテルだったけれど、その筋御用達のホテルだったなんて。
ついでに二人は志望校にも落ちたのでした。

 そこに音楽がどう絡むかと言うと、その頃、私は輸入盤屋で購入した英国インディーズのカリスマバンド、ジョイ・ディヴィジョン(注2)のヒットシングル「Love Will Tear Us Apart」12インチ盤をよく聴いていたのだ。首吊り自殺したヴォーカリストがぼんやりと呟くように歌う暗い曲である。ある夜、そのレコードをスクーターのカゴに入れてガラス屋の篠原君の家に行く途中、スリップしてコケてしまった。嫌な感じである。そして、ノーパン喫茶でぼったくられて、真の男祭に遭遇して、ついでに入試に落ちた二人が上京した際、ウォークマンで聴いていた曲がそれである。よって、私はレコードを押入れに封印し、二度と聴くことも無かった・・・。  以上が本当にあったコワイ話である。ああまた長くなってしまった。個人の同性愛を否定などまったくしないけれど、人に迷惑をかけるのはやめてください。ちなみに例の二人は現在無事に妻帯者となっている。私も操を守り続けている。

注1 元ギタリスト杉野氏曰く「日本の伝統芸能楽器」
注2 英国インディーバンドに多大な影響を及ぼした。ニュー・オーダーの前身。映画「24Hours Party People」で悲劇の逸話が描かれている。

B.G.M. Brinsley Schwarz / Silver Pistol

 
綿内BBS書き込みはこちら
http://8509.teacup.com/katsuyuki/bbs

column vol.2

2005-02-19 22:12:42 | COLUMN
「バッグ」

 僕は普段、メッセンジャーバッグを愛用している。服に合わせて茶と黒の2パターンだ。その黒い方がそろそろ限界で、暮れに色々探し回った。好みと条件に合えば、別に高価でなくてもいい。
1.スエードは雨の日につらいので、使用頻度の高い黒では使うのは嫌だ。
2.黒皮のメッセンジャーバッグは重々しくなりがちで嫌だ。
3.赤い×印の吉田カバンはみんな持っているから嫌だ。
4.取っ手のついたビジネスバッグは嫌だ。
5.ポピュラーなキャンヴァス生地よりも、出来ればヴィニールで光沢のある方が持っている服と合わせやすいし、なんとなくロックだ。でもスポーツバッグは部活っぽくて嫌だ。

 以上の条件を満たして、前回優勝したのが表参道のベネトンで買ったシズレーのバッグだった。イタリア製とはいえ、ただのヴィニール製だから6000円しなかった。
 こいつは優秀だった。優秀だったが、しょせんヴィニール製なのでボロボロとコーティングが剥げ落ちるのも早かった。同じものでもいいからと、ベネトンに行ったらもうその型は作っていなかったので仕方なく他を探し回ったけれど、どれもあと一歩惜しかった。さー困った困った。でも妥協したくない・・・。
 
 困ったある日、MTVでスエーデンの人気ロックバンド、マンドゥ・ディアオのPVを観ていてふと思い出した。以前、ある雑誌に来日ロックミュージシャンの着こなし特集みたいなのがあって、確かそこでメンバーの一人が黒いヴィニールのショルダーバッグを下げていたではないか。しかもそれは日本のビートルズショップで買った物だったはず・・・。
 
 調べましたね、行きましたね。竹下通りのビートルズショップ「ゲット・バック」へ。竹下通りでビートルズショップなんて、かなり恥ずかしいのであるが、堪えて行った39歳である。
 そのバッグは、ビートルズがデビュー前に日銭を稼いでいたドイツはハンブルグのライヴハウス「スタークラブ」のロゴの入ったシリーズで、カッコイイのだが、非常にちゃちな作りのクセに9000円近くする。ドイツで買ったら3000円ぐらいか?もしかして。しかもこれは確実にすぐボロボロになるな。けれど、前述の条件を満たしたのはコイツだけだったし、テロテロ感がなんとなくロックだ。なんとなくだからなんとなくでいいのだ。なので今回優勝。暫定チャンプだけど。
 僕が下げているのを見かけたら、幼稚園児バッグみたいとか言って笑わないでね。
 
B.G.M. John Mayer / Daughters
 

綿内オフィシャルBBS(書き込みはこちらへ)

column vol.1

2005-02-17 21:40:24 | COLUMN
「And winner is...!」                          (写真 ピエール浦田)

 米国音楽の祭典、グラミー賞を今年もケーブルで観た。普段、熱心に聴くことのないアーティストでも、この晴れ舞台での熱のこもった演奏には思わず見入ってしまう。賞の選考者、列席者はすべて同業者であるから、手抜きなんてとんでもない、相当気合が入っているのが手に取るようにわかる。放送翌日のCD売上に相当影響するだろうし。
 若きR&Bクイーンのアリシア・キーズと、故レイ・チャールズの伝記映画(評判良いらしいね)に瓜二つ主演したジェイミー・フォックス(トム・クルーズと「コラテラル」で共演した黒人俳優さん)による「Georgia On My mind」のピアノ弾き語り共演。J・フォックスが元歌手ってのは知ってたけど、歌とピアノの達者さにしびれたまげた。こういうのを観ると、米国エンタテイメントの懐の深さに「やっぱ敵わないわこりゃ」といつも思ってしまう・・・。
 
 でも、上手い下手を越えたロックンロールにも私はしびれる。デビュー作でノミネートされた英国のフランツ・フェルディナンドの演奏にもおもわず「かっくいー!」と呟いてしまった。80年代ニューロマ+トーキング・ヘッズだなこりゃ、ってぐらいなイメージしかなかったけれど、ヴォーカリストのこの夜のために散髪したとしか思えない見事な80年代風刈り上げとシャープな演奏。日本での司会を担当していた某氏は「こういうデビューで騒がれるのってよくあるパターンだよね・・」みたいなコメントしていたけれど、打ち上げ花火のような儚さもロックンロールの美学ではないか。たぶんフランツ、セカンドはコケるかもしれないが、いいじゃないかそれで。コンビニのアルバイトに逆戻りしても。
 グリーン・デイもカッコ良かったし、U2のボノが「死んだオヤジに捧ぐ」と公私混同連発してた歌も良かった。「This Love」が好きだったから期待してたマルーン5だけは、AOKIでスーツを揃えた新卒営業マンみたいで、ちょいヤバかったけどね。CDよりヘロヘロなんだもん。
 ノラ・ジョーンズ効果?でジャズ・レーベル「ブルーノート」からポップ界復帰作を出した泥くさスイートR&B王アル・グリーンもノミネートされていた。単純な私は翌日すぐさまHMVに走りました。二十歳の頃さんざん聴いたアル・グリーンの新譜を買うなんて20年振り近くだろうか。笑っちゃうぐらい「アル・グリーン」な作品で、最近の神経質なビートじゃないR&Bを久し振りに聴いて気持ち良かったなーこりゃ。
 
 主要部門はリスペクトも込めた感じで、天国にいるレイ・チャールズの手に渡った。この辺は予想通りであった。ただ、ソング・オブ・ジ・イヤー(作詞作曲賞)にジョン・メイヤーの「Daughters」が選ばれたのにはびっくり&ニヤリだった。爽やかで洒落た曲を書く若手の、地味だけど味のある曲で、去年MDに入れて飛行機の中で聴いたりした。こういった大ヒット!とまではいかない佳曲を今年のNo.1作詞作曲賞に選ぶところに米国音楽界の良心を感じた。音楽的にはまったく興味ないけど、G・ステファニーの肢体にも魅了された。夏目ナナには負けるけどね。←誰か知らなくてもいいです。

 なんだかグラミー協会の広告塔みたいな文章になっちゃったけれど、やっぱり音楽は素敵です。いつまでもどんな音でも楽しめる柔らかい脳ミソを持っていたいものである。

B.G.M. Al Green / I Can't Stop (2003)

2月12日SET LIST

2005-02-17 21:26:53 | SET LIST
2月12日(土)平安堂カフェ
webbアコースティックライヴⅡ

1.プラグネント
2.ミルクティー
3.電話越しに聴かせた歌
4.アイノハナ(小池書き下ろし)
5.マグノリア
6.花結び
7.クラスメイト
8.ふさがれた唇
9.チャーリー(綿内新曲)
10.愛の賛歌
11.いつの日かすべて
12.裾花川ノクターン
13.伝言
EC.
14.不器用な指

歌詞集(綿内克幸1)

2005-02-17 20:46:29 | LYRICS
チャーリー        詞 綿内克幸

ボクの名前はチャーリー 
よくいる雑種犬
広い野原もいらない 君といれば

飾りのついたシッポで 
誘う娘がいても
決して振り向きはしない 愛を誓う

君と生きる 世界だけが ボクにあるすべて
いつまでもそばにいるから
君を守る 闇に吠える 時には牙をむいて
Love me do , love me do….. 
月まで とどくように


愛し方をおしえて
君を抱きしめたい
そして想い出をみんな 土に埋める

つないだままのロープも
不自由じゃないさ
君のいない自由なら 欲しくないよ

君と生きる 世界だけが ボクにあるすべて
いつまでもそばにいるから
君を守る 闇に吠える 時には牙をむいて
Love me do , love me do….. 
月まで とどくように

ケモノの道歩いた 別離の夢を見た
もう一度 生まれても ボクを選んで

君と生きる 世界だけが ボクにあるすべて
いつまでもそばにいるから
君を守る 闇に吠える 時には牙をむいて
Love me do , love me do….. 
月まで とどくように






マグノリア      詞 綿内克幸


目覚めた時 甘い香り そのぬくもりにくるまった
生きられない 痕跡(あとかた)もなく 今すべて消え去ったら

夢じゃない 君がいる
何気ないことが今日も嬉しい

マグノリア 白い花 春を呼ぶ人
この胸に咲いている 君の優しさ



食べ散らかし 丸めた服 ディッシュソープの泡が飛んだ
あきれた横顔 君の笑い声 みんな家族を繋ぐもの

脆いから 守りたい
何気ない愛がそこにあるから

マグノリア 冷たい手 キッチンの花
想い出にしたくない 君のすべてを

マグノリア 白い花 春を呼ぶ人
この胸に咲いている 君の優しさ
君の優しさ

                        (写真 ピエール浦田)