整理中にエイミー・マン

　じわじわとケツも叩かれているし、そろそろ新しい曲を作らねばと思い、栄養補給に色々なCDを聴いたりしている。作業部屋に無造作に積みあげられたままのCDを整理するついでに。そんな時、古い雑誌や新聞のように、整理の手を止めてCDに聴き入ってしまったりする。今回は昨年出て、きちんと聴いていなかったエイミー・マンの新作「@#%&*! Smilers」だった。今作はエレキレスのサウンドが癖になる。ちょうどひと月前に来日もしていたんだな。

　僕は女性アーティストの作品をあまり持っていないんだけれど（たまたま）、いつでも安定した作品を発表する彼女は、かなりお気に入りの女性シンガー/ソングライターだ。決して太くない彼女の声を生かすアレンジを施しているというのもあるけれど、力みなく歌って成立しちゃうんだよね、実に。羨ましく思う。

　黒木メイサ以上にシャープな目をした氷の金髪美女という感じだったティル・チューズデー時代から２４年（今年４９歳）、相変わらず美しいけれど、じわじわとジョニ・ミッチェルのような雰囲気になってきた。（180㎝を超える長身だそうでびっくり）。



ティル・チューズデー「Voices Carry」（1985年）懐かしいー！


最新作から「Freeway」（2008年）

映画「Anvil」に関して

　最近、ロック映画「Anvil」に関して当ブログで取り上げたり、応援サイトでコメントをさせていただいた。非常に感動したし、音楽や創作をやっていて悪戦苦闘している人間なら必ず共感出来る素晴らしい映画なのだけれど、僕のコメントで不用意な箇所があった。古くからの熱心なファンの皆さんからすれば快い部分ではなかったと思う。ここにお詫びを申し上げたい。そして、まずは先にブログの方を訂正させていただいた。　綿内克幸

　映画「Anvil」はいよいよ来月２４日公開！

禁煙セッション

　本日はひと月振りにスタジオに集合して軽く良い感じにセッション。軽いけど大事なセッションでもあった。その辺は後々お知らせするとして、今日は禁煙以来初めて三大スモーキング状況（スタジオ、打ち上げ、作詞曲）のひとつに身をおいたのだった。メンバーはドラムの安倍モトアキ（写真左端）以外はみなスモーカーなので、非常にうらめしかったけれど、コーヒーとミント足しパイポでしのぐことが出来た。進歩進歩。禁煙の「禁」の字が逆にそそられるものがあるので、断煙と言った方が潔いかもしれない。

　さて、残暑らしい残暑もないまま秋に突入し、綿内組の予定も間もなくフィクス。次は創作！
（Pic. H君）　

ブラックパイポ/ハードミント

　禁煙中、通常のパイポでは物足りなくなってパイポを分解、以前花粉の鼻づまり用にプレゼントしてもらったミントオイルをパイポの中身に吹きかけてみた。結構効きますねこれ。吸い口の刺激がかなりアップ。などと悲しい創意工夫を重ねているうちに、「こんな商品があるんじゃないのか？」と思い立って調べたらありました。ワルそうなパイポが。箱の絵は間抜け（禁煙戦隊ヤメルンジャーが悲しい・・）だけど、ネーミングがナイス。「ブラックパイポ/ハードミント」なんてまるでベルベット・アンダーグラウンドの凶悪セカンド「ホワイトライト/ホワイトヒート」みたいじゃないですか。

●間もなく札幌ライヴ詳細決定

●最新アルバムご購入はこちら

原宿 Summer In The City

　先日お伝えしたとおり、めでたく11月1日（日）札幌ライヴが決まりましたが、詳細はもう少々お待ち下さい。その前に先月8月22日の原宿JETROBOTでの画像です。
　JETROBOTは原宿駅の目の前。竹下通り入り口がすぐそこ。沢山の外国人観光客が、ガラス越しに興味深そうに演奏を見つめておりました。ここは弾き語りにはぴったりのハコではありますが、フルバンドでアコースティック演奏をした人々は我々ぐらいだったそうで、確かにぎゅうぎゅう詰めでしたなぁ。ギターのネックを振ろうもんなら確実に誰かの頭をヒット。暑い暑い夜でした。（Pic.ATSUMIN)

そしてプリファブ・スプラウトの新譜を聴く

　もう購入済みの方も多いと思うが、僕も昨夜プリファブ・スプラウトの新譜「Let's Change The World With Music」を聴いた。90年代初頭にお蔵入りになった作品の手直しリリース～全編打ち込みサウンドということで、確かに音はちょっと古くて気恥ずかしく感じる面もある。でも、パディ・マクアルーン（最近の写真）の至極のメロディと歌声がそれを忘れさせてくれる。予想以上に良かった。「音楽はプリンセス。プリンセスの前では僕はただの少年」と歌う「Music Is A Princess」等、音楽に対する愛情溢れる好盤。ああ禁煙の秋。

突然ですが、煙草やめました。

　というか、そのつもりです。先日、夜中にベランダで一服後、体から気になるサインが出てしまったので、調べてもらった。結果、全く異常なしではあったけれど、結果が出るまでは正直吸う気が起こらなかった。で、良い機会なのでこのまま煙草をやめようかと。四半世紀吸い続けて、唐突で自分でも驚いているけれど、歌を歌い続けるに良いに決まっているし、まだまだやるべきことが沢山あるから、何かあったら周囲の人々にあまりに面目ないし（これが一番かな）。吸わないでいると、やっぱり調子は悪くない。あまりにはっきり効果があるのでちょっと悔しいけど。

　お酒はやめないけど、煙草はさよならだ。もし、僕が吸おうとしているのを見かけたら、即刻注意してね。ご協力下さい。

「アンヴィル！夢を諦めきれなかった男達」

　傑作英国映画「Hot Fuzz」日本国内ヒットを仕掛けたライターの渡部りんたろうさんから、「ロックドキュメンタリー映画の傑作ですよ！」と薦められて試写を観させていただいた「アンヴィル！夢を諦めきれなかった男達」。
　解説をかいつまんで紹介すると、メタリカやアンスラックス等に影響を与えたとされながら、スターバンドになれなかったカナダのメタルバンド、アンヴィル。50歳を迎えた現在もカナダでしがない仕事を続けながら、それでも夢を追い続ける～バンドを続ける彼らを追ったドキュメンタリー映画・・・なんだけれど、笑えて、ホロリとさせられて、音楽をやっている者として痛いほど身につまされて、そしてあったかい気持ちになった。これは最高。人の幸せって何？っていうことさえ考えさせられ、共感もした。マイケル・ムーア、キアヌ・リーヴス、ダスティン・ホフマン等も真面目に絶賛しております。
　メタルファンだけじゃなく、全てのロックファン、ミュージシャン、元バンド少年にお奨めです。

10月24日TOHOシネマズ六本木ほか全国ロードショー
http://www.uplink.co.jp/anvil/

11月札幌ライブ決定です！！

　11月1日（日）札幌ライヴが決まりました！長野～上田、福島、仙台へと北上していった今年の綿内組御開帳TOURでしたが、長きに渡って応援してくれている札幌のファンの方の熱意のおかげで一気に札幌まで到達です。今回はメンバーを代表して綿内＋バンマス中野トオルの「二人綿内組」で行ってまいります。

　「Wildberry Pie」ツアー以来12年振りの札幌となり、今からワクワクです。会場はブリティッシュビートをこよなく愛するクールなLIVE&BAR「BRITS BEAT CLUB」。ポール・ウェラー・トリビュートの夜でもあります。

　さあ！12年振りの北海道の皆さんも、他県の皆さんも是非お越し下さい！ススキノで盛り上がりましょう（音楽で）！詳細は又後日！

●予習に一枚、ニューアルバム「watauchi」ご購入はこちらをクリック
又は携帯の方はfspclub@hotmail.comまで

１２年振りアルバム「watauchi」（ボーナストラック付き）通販中（海外もOK）

　好評アルバム「watauchi」引き続き通販中です。在庫が少なくなってきておりますので、是非オーダーをどうぞ！
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
‘This is pop !'......わたなべりんたろう氏（ライター）
ツアー会場限定で販売しておりましたニューアルバム「watauchi」の通常盤を、ボーナストラック付きで通販開始いたします！！公式サイトhttp://watauchi.main.jp/からもご覧いただけます。

試聴はこちらで

綿内１２年振りの５thアルバムは、辣腕メンバー「綿内組」と共に作り上げた、綿内メロディ全開の快心作、全曲新録音です。
信濃グランセローズ後援会公式応援歌に決定した「地図にない道」（Stadium Rock Mix）を加えた全7曲、今からご注文承ります！海外通販もいたします！

ご注文はこちらのショッピングカートからどうぞ

携帯の方はfspclub@hotmail.comへお名前、ご住所、ご希望枚数を送信して下さい。

『watauchi』通常盤

1.地図にない道
2.奇跡
3.Daylight
4.柔らかな細胞（アルバムヴァージョン）
5.フォトジェニック（アルバムヴァージョン）
6.遠い旅人Ⅱ
7.地図にない道～Stadium Rock Mix（ボーナストラック）

定価2000円　送料300円