綿内克幸FSP BLOG

シンガー/ソングライター綿内日記

同い年

2007-09-29 18:15:05 | COLUMN
 ヤクルト・古田が引退を発表した。二歳上の横浜・工藤はまだやりそうだけれど、これで同い年/同学年の現役プロ野球選手は中日・山本昌だけになったか?いや、小宮山と吉井がまだいたか。みな投手だ。
 プロスポーツ選手(とグラビアアイドル)の年齢は、自分の年齢を実感する対象になるから、同い年の古田にはもう少し粘って欲しかった。でも、本当にご苦労さんだ。

 テレビのニュースを見ていて、強盗だの殺人だのを犯した犯人が同い年だったりすると、やはり気になる。育った環境も人格も違うけれど、少なくとも同じ時代の空気を吸っていたのは間違いないのだから。「こんな凶悪な人相でも、きっとあの頃は同じように「トイレット博士」や「がきデカ」を読んで笑って、同じヒット曲を口ずさむ子供だったんだろうなぁ」といつも思う。

 同い年の有名人を見ると、「子供だったら、彼とは友達になれたかな?」と思うこともある。例えば楽天の某社長は、まったく違う畑で育った人物としか思えないので、友達にはならなかったろう。秋篠宮殿下には勿論近づくことも出来なかったろう。爆笑問題の太田光はどうだろう。気難しそうだな。少年隊の錦織くんはどうだ。いじめてたかもしれない。尾崎豊、江頭2:50、奥田民夫、岡村靖幸、シブがき隊、吉田美和・・・キリがない。でも小泉今日子とは友達になりたかった。

 などと考えているうちに、早くも月曜はワンマンライヴ用リハの初日だ。又UPします。
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秋の夜長にノーザン・ソウル

2007-09-24 11:30:53 | COLUMN
 【ノーザン・ソウル/Northern Soul】・・・北部のソウル。

①.70年代にイングランド北部のダンスホールで、マニアックなソウルミュージックを夜な夜なかけて踊って盛り上がった現象。今もモッズのアイテム。
②.シカゴや、モータウンで有名なデトロイトなど、60年代に人気だった米国北部のソウル。
③.近頃再結成を発表した、イングランド北部はウィガン出身のザ・ヴァーヴのセカンドアルバム。

 Wikipedia風に言うとこうなるのかな。ノーザン・ソウル=①というのが定説だけれど、ややこしいのは、①の「イングランド北部」のダンスホールでかけられていたレコードの中心が②の「米国北部」のソウルミュージックだったこと。

 まぁ、この辺は専門家に任せるとして、今、家で流れっ放しなのがこのノーザン・ソウルのコンピレーション。なぜならソニーとBMGが共同で出す「ノーザン・ソウル・ストーリー」全50曲の訳詞を手掛けているから。50曲もあるし、元々愛聴していた60曲入りの決定盤コンピとかぶってるかな・・・と思ってたら全然無い。当時のDJ達が、なんちゃってモータウンな曲やら何やらマニアックな音源を競い合い探してかけていたわけだから、もう無数にあるのですねこれが。レコード会社それぞれが全く違う音源で「決定盤!」を出しているのですよ。

 なので秋の夜長は当~~分ノーザン・ソウルなのだ。ワンマンの選曲もせねば。11月4日は「ベスト・オブ・綿内組」で行きます。

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11.4 ワンマン詳細決定♪

2007-09-20 23:28:01 | NEWS/LIVE SCHEDULE
綿内組二年半振りワンマンライヴの詳細が決定いたしました。
新メンバーが加わって初のバンドスタイル、UNPLUGGEDコーナー、新旧織り交ぜた選曲、ニューアレンジ、新曲CDS「夢の涯てまでも」会場販売・・・などなど濃厚な2時間、たっぷりお楽しみ下さい。

17時OPEN/18時STARTという若干早めの設定になっておりますので、遠方の皆様も是非どうぞ♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
●『綿内克幸~綿内組ワンマン2007』
〈綿内克幸、中野トオル(B)、マーヴェラス田中(G)、Kawasy(Key)、安倍っち(Dr))

●11月4日(日)赤坂グラフィティ
●OPEN17:00/START18:00/チケット 前売り3000、当日3500、ドリンク別

●プレ御予約受付中です。御予約は綿内FC fspclub@hotmail.comまでか(「予約受付ました」の返信が来ない場合はご自身の他アドレスで送信してみてください)。又は赤坂グラフィティ(地図あり)(03-3586-1970)でも受け付けています。

チケットぴあ(0570-02-9999)では10月4日(木)に発売開始となります。
Pコード273-078
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フィン親子(8.11 フィラデルフィア)

2007-09-17 03:00:50 | COLUMN
 ひと月前にフィラデルフィアで観たクラウデッド・ハウス再結成公演で、印象的で微笑ましかったこと。

 8月10日。夜8時過ぎ、ダウンタウンからわずかに離れた広大な公園の敷地内にある、半野外会場のマン・センターに着くと、ステージではヒゲもじゃの青年が独りでエレキをかき鳴らし、叫び、シーケンサーを操り、テルミンをウネウネさせていた。前座だ。寒かったのでビールはやめて赤ワインをすすりながら、「頑張れよ~」と思いながら主役達の登場を待っていた。近くの席で、中年のお父さんが膝の上で眠る息子に毛布を掛けていた。

 9時過ぎ、メンバー4人+サポート1名全員が黒いスーツで登場してきた。さすがにしわは増えたけれど、ニール・フィンの歌声の何と清々しいこと!だって10年前の解散後もずっと現役だもの。米国人観客は「我が青春の80年代」を取り戻しに来た・・・というレトロ感覚の人も多そうだったけれど、英国ではずっと人気があるし、母国ニュージーランド~オーストリアでは今もチャートの常連、VIPだ。

 新作や、過去の名曲の数々のおかげで気温の低さも忘れ、軽妙なトークに笑った(ベーシストのN・セイモアは前夜、ホテルの部屋のキーを忘れたまま遊びに行き、戻っても中に入れてもらえずロビーのソファーで寝たそうだ)。この雰囲気の良さは、メンバー同士のファミリー的な仲の良さの表れだ。バンドにとってとても重要なことだと思う。
 
 おまけに、ステージ後方にいたサポートの1名は、ニール・フィンの息子で、駆け出しのミュージシャンであるリアム・フィンだった。前座でがむしゃらに歌っていたヒゲもじゃの青年だ。黒人音楽では息子がメンバーに加わってサポート、何てことが結構あるけれど、ロックではあまりない。と思っていた矢先、ヴァン・ヘイレン再結成にエディの息子がベースで加わった記者会見をニュースで見た。太目の少年だった。

 それはともかく、さすがに親子のハモりは完璧で、まさか親子ハモで「Don't Dream It's Over」が聴けるとは思わなかった(あれがヒットした21年前、彼は3歳)。父さんの背中を見ながら、永遠に色褪せないポップソングのお手伝いをしながら世界を回れるなんて、なんて恵まれた息子だ。でも父さんの背中はでかい。頑張れよ。 (写真上 父。 写真下 父とヒゲもじゃ息子。)


 そういえば映画「i am sam」のサントラで(ビートルズ「Two Of Us」のカヴァー)、既にこの親子ハモを聴いていたことを思い出した。 
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るびるびるびるべ~♪

2007-09-13 01:33:57 | MUSIC SELECTION
 ここのところ、家で一番流れているCD。英国人気バンド、カイザー・チーフスのセカンド「Yours Truely, Angry Mob」。シングル「Ruby」のサビの♪るびるびるびるべ~♪が頭から離れない。シャワー中に♪るびるび、トイレ中に♪るびるび、ラーメン屋に行っても♪るびるびだ。思わず口をついて出るという点では、ザ・クロマニヨンズのギ~リ~ギ~リ~ガガンガ~ン♪といい勝負かもしれない。

 ブラーにちょっと感じが近いと思ったけれど、彼らよりは下町っぽい。そこが良い。
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My Spaceで『フォトジェニック』フル試聴♪

2007-09-08 02:11:23 | NEWS/LIVE SCHEDULE
 ここをごらんの皆さんは既にCDSをお持ちの方も多いと思いますが、My Space http://www.myspace.com/watauchi で綿内組ハイライトナンバー「フォトジェニック」のフル試聴が出来ます。11.4ワンマンに備えて皆で「オ~オオオ!フォトジェニック♪」

●追記 他にも鳥羽修(exカーネーション)プロデュースの「ノーザンタウン・ブルース」等、入手しにくいCDの楽曲をUPしています。
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11.4(日) 3年振りワンマンLIVE決定!

2007-09-05 18:03:07 | NEWS/LIVE SCHEDULE
 お待たせいたしました。10周年ライヴ以来、赤坂グラフィティでは3年振りのワンマンライヴが決定いたしました。当日は新曲『夢の涯てまでも』のCDS販売も決定です。バンド編成は勿論、UNPLUGGEDコーナー等、3年間で培ってきたものを全て盛り込みます。脂の乗った綿内組の歌・音を2時間た~~っぷり楽しんで下さい。ベテラン組も、ワンマン初体験組も、オトナもコドモも父も母も恋人同士もみんなカモン!

 尚、公演当日は日曜日の為、早めの開演時間を検討しています。遠方の皆さんも、家族サービスDAYの皆さんも、是非是非、観に来てください♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
●『綿内組ワンマンLIVE2007』
11月4日(日)赤坂グラフィティ~CDS「夢の涯てまでも」発売
(綿内克幸、中野トオル、マーヴェラス田中、Kawasy、安倍っち)

●開場/開演時間/チケット価格、ゲスト等、只今検討中
●前売り御予約受付開始です→綿内FC fspclub@hotmail.comまでか(「予約受付ました」の返信が必ず行きますが、来ない場合はご自身の他アドレスで送信してみてください)。又は赤坂グラフィティ(地図あり)(03-3586-1970)にて御予約・発券。

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フィラデルフィアより愛をこめて♪(Could It Be I'm Falling In Love)

2007-09-02 12:07:42 | COLUMN
~先月の旅日記~
 If You Don't Know Me By Now♪ La, la Means I Love You♪ Me & Mrs. Jones♪ Love Train♪・・・歌い出したらキリがない、70年代にフィラデルフィア・インターナショナル・レコード~ライター/プロデューサーのギャンブル&ハフ、トム・ベルが送り出したフィラデルフィア・ソウルの名曲群。
 8月10日・クラウデッド・ハウス再結成公演を観るのが第一目的だったけれど、この街に訪れたならどうしても感じておきたかったのが‘フィリー・ソウル’を産み出した街の空気だった。

 名曲の製造所だった(ソウル系だけでなくD・ボウイもお世話になった)スタジオ「シグマ・サウンド」の場所を観光案内所で訊ねても「What???」、みたいな感じだったので、自力で探そうとダウンタウンのど真ん中を歩いてるうちに目に飛び込んで来たのがこの建物、ずばりフィラデルフィア・インターナショナル・レコード。現存するとは思わなかった。

 タクシードライバーの黒人の爺さんが、「昔はヒット曲はみんなあそこからさ。今じゃただのCD屋だけどな。でもそこももうすぐたたむらしいよ、ブラザー」みたいなことを言っていた。確かに中は小さなCD屋(店の前にブラザー達がたむろしていたので中には入りづらかった・・)のようだったけれど、その看板は僕には光輝いて見えた。

 
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