歌舞伎を観てきたのだ

　先日、観光のお付き合いで歌舞伎を初めて観てきた。何にも知らなくて恥ずかしいんだけど、歌舞伎って７００円～９００円で観れるのね。「幕見」っていって、一日６本くらいある演目の中の一幕だけ、当日券みたいな感じで観れるのですな。歌舞伎座がある東銀座は、毎週ラジオの収録で通っていたことがあるんだけど、入場料高いんだろな～といつも思いながら素通りしていたのだ。

　一日のどの幕にも必ずスターが出ていて、９００円で仁左衛門（もと片岡孝夫）と染五郎（松たか子兄）が見れた。演技が高ぶる場面では、「よっ、松嶋屋ー！」なんていう例の観客からの掛け声も聞けた（仁左衛門の屋号が松嶋屋だから）。

　ちょうど今やっている演目は「忠臣蔵」なんだけど、元々新参者にはちょっと分かりにくいのに、その中の一幕だけ観てもよけい分からない。分からないけど、雰囲気が大変心地良かった。心地良すぎて寝てしまった。沢山いた観光外国人も寝ていた。
　さー今週末から綿内組レコーディング本番。

3D映画を観てきたのだ

　ちょっとばかり慌しい中、上映打ち切り寸前ということで、新宿バルト９で3D映画「U23D」を慌てて観てきた。U2のVertigoツアーを最新3D技術で撮った圧巻のライヴ映画だ。ロックバンドのコンサート映画ではあるけれど、新宿だけあって小さめのハコに半分は埋まっていた。

　これが今の3Dメガネなのですな（写真下）。目から光線を発射する「X-MEN」みたいで面白いので思わず写メ。映像の中の観客が飛ばした水しぶきが本当にひっかかりそうだったり、飛び出すボノに思わず手を伸ばしてしまったり楽しい。しかし、途中から3Dのことはすっかり忘れ、ライヴに夢中になった。
　亡くなった親父へ捧げた「Sometimes You Can't Make It On Your Own」あたりで一緒に行ったN君がすすり泣き、N君の隣の見ず知らずの女性客は号泣しっぱなしであった。30年連れ添ったメンバー間から漂う「愛」が素敵だった。

　感動したので思わず声を上げたり、終演後に拍手をしたら誰もしないのでちょっと浮いてしまった。フィルムとはいえロックコンサートものなのに皆さんえらく静かに観るんだなぁと不思議に思った。お客さんの中にE・YAZAWAさんもいらっしゃいました（多分）。
　

赤坂でバンザーイ

赤坂にいたので、たまらずTBS～BLITZの前の大スクリーンまで走った。９回二死の同点に胃が痛くなりつつ、最後に来ておいしいところを持っていったイチロー（写真）の男前決勝打～試合終了を見届けて、そこにいた赤坂の皆さんでバンザーイ。韓国の粘りにもバンザイ。

レコーディング直前リハ終わる

　今日は間もなく始まるレコーディング用の最終リハーサルと、重要事項の打ち合わせであった。色々なことが無事に決まった。
　苦しんでいた二つの新曲の歌詞は、WBC日本の敗戦のショックで間に合わなかった。というのは大嘘で、単に一曲目でドつぼにはまって二曲とも出来なかっただけ。しかし、出来上がっていたフレーズだけでもと、全員の演奏に合わせて歌っていたらどうもしっくりこないので、練り直すことにした。家で合わせるのと実際の演奏に合わせるのとではけっこう違うもの。結局、完成していたとしても練り直すことになったわけだ（言い訳です）。

　さてさて、これからいよいよちょこまかと忙しくなる。報告及びお知らせ、楽しみにしていてね。宿題がいっぱい。

こっちがラッキーでした

Jason Mrazの動画の音が別物でした。こっちが「Lucky」

愛し合えてラッキー♪～Jason Mraz

　作詞作業にもがき苦しんでいると、MTVから優しい微風のような歌が流れてきた。グラミーにもノミネートの大人気シンガー/ソングライター、Jason Mrazさんの「Lucky」。
　ほがらかなヒット曲「I'm Yours」を聴いた時はジャック・ジョンソン系の人かな？と思ったけれど、僕はセンチなこっちの歌にグッときてしまった。ラッキー～♪な歌詞もなんだか慎ましくて。アルバムを聴くと懐かしいAOR風があったり、色々引き出しの多い人なんだな。声のせいか、マイケル・フランクスや一瞬タヒチ80なんかも思い出してしまった。ありがとうMrazさん。心和みました。作業に戻ります。

「Lucky」

Love Train ～ララは愛の言葉

　ちょいと宣伝になっちまいますが、対訳を手掛けさせてもらった素晴らしいボックスセット「Love Train-The Sound Of Philadelphia」（全71曲4枚組10500円 Sony Music）をご紹介。
　麗しいメロディと華麗なストリングスに彩られた７０年代フィラデルフィア・ソウルの聖地であるフィラデルフィア・インターナショナル・レコーズ跡地を訪れたのは一昨年の夏のことhttp://blog.goo.ne.jp/fsp2005/e/814c022db2972851bbf4fa8d41503c85。その後にたまたま舞い込んだこのCDの訳詞のお話は二つ返事で引き受けさせてもらった。さんざん聴いて鼻歌を繰り返したフィリーソウルの名ラヴソング。綿内拙訳でcheck it out♪


「ララは愛の言葉～La-La Means I Love You / デルフォニックス」

色んな男達が君に近づいて
上っ面なセリフを投げ掛けても
君は素通り（君は素通り）
今、注目の的の君にとって
そんなセリフは意味が無いんだ
僕にも言わせてくれるかい（言わせてくれるかい）
ダイヤの指輪も無いし
歌のひとつも知らないけど
これぐらいなら歌える

ラララララ・・・それは愛してるっていう意味だよ
ねぇ、ベイビー、本当さ
ラララララ・・・それは愛してるっていう意味だよ

この世界に
僕が本当に求めている女性がいるとしたら
それは君だよ（それは君だよ）
この腕で抱きしめさせて欲しい
僕の力で君をゾクゾクさせてみせるよ
僕の言ってることが本当だって
きっと分かるはず（きっと分かるはず）
君に分かってもらう為の、これが僕のやり方だから
聴いて欲しい

ラララララ・・・それは愛してるっていう意味だよ
ねぇ、ベイビー
ラララララ・・・それは愛してるっていう意味だよ

僕の言ってることが本当だって
君に分かってもらう為の、これが僕のやり方だから
そう、君の為だから
聴いて欲しい

ラララララ・・・それは愛してるっていう意味だよ
ねぇ、分かって欲しいんだ
ラララララ・・・それは愛してるっていう意味だよ
さぁ、僕の手を握り締めて
ラララララ・・・それは愛してるっていう意味だよ

パリからのメッセージ

　なんてちょっとかっこいいけど、パリには縁もゆかりもないです。ネットを通じて日本国内は勿論、英国、米国在住の方々からコメント～メッセージが寄せられたりして、ワールドワイドは何かと楽しい。最近は、You Tube経由でパリ在住の日本人フォトジャーナリストの男性からメッセージを頂いた。
　インディーズ時代から応援してくれていたそうで、僕のメジャーリリースを見届けてパリに飛び立ったという。それから15年。その男性もきっと、日々パリで格闘している。そういう人がいると励まされる。歌詞が書き上がらないし、綿内組バンマスがリハ日を変更してまで観に行った侍JAPAN負けたし。でも今日の城島は男前だった（リーダーの方じゃないよ）。

雪かきをするU２

　どんなに大物でもプロモーションはやんなきゃな。

　新作発表に合わせてニューヨークのある通りを期間限定で「U2通り」と命名。米国の夜の「笑っていいとも」みたいな「デヴィッド・レターマン・ショー」に出演した時の映像。その「U2通り」を雪かきするメンバー。
　などとふざけた映像を見るのもほどほどにして書かねば歌詞歌詞！
　

雪かきU2



ちゃんとしたU2

新曲セッション映像Pt.2

　そして本日は書き上げホカホカの新曲を持って全員でセッション。あまりに個人的リアルタイムな80'Sルーツな音なので悩むかなと思ったら、手を加えているうちにあっという間に全体像が見えた。Magnificent!!

新曲Pt.2チラ出し映像（歌詞ハナモゲラ）