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クイーン・ハーベストの庭で

信州の農園で果物や野菜を作り、ガーデニングに熱中するクイーン・ハーベストの快適田舎生活の日記。

初夏の花

2009-07-09 | ガーデニング
うっとうしい梅雨のなか、ガーデンは初夏の花が次々と咲き始めています。

薄いピンクの上品な花を咲かせるムスクマロウ。
花びらに切れ込みが入り、まるで桜の花のようです。


草木染めの原料として使われるハーブ、ダイヤーズカモミール。
こぼれダネでもたくさん増え、庭のあちこちに出没。
鮮やかな黄色の花がとても美しく、大株になると見ごたえがあります。


ゲラニウムの中でも最も花期が長いといわれてる”ジョリービー”。
初夏~晩秋までたくさんの美しい花を咲かせてくれます。

デージー

2009-06-28 | ガーデニング
デージーとマーガレットの違いは微妙です。
両者ともキク科の植物。
はっきりした違いはデージーは耐寒性多年草、マーガレットは半耐寒性多年草。
どちらも好きな花のひとつですが、ここでは寒さに強いデージーしか育てられません。

シャスターデージー
フランスギクと浜菊などの交配種で、純白のマーガレットに似た清楚な花を咲かせます。



デージー オールドコート
繊細な花びらが互いによじれあって咲く姿はとても造形的です。


梅雨の晴れ間

2009-06-22 | ガーデニング
この季節、植物にとっては恵の雨ですが、ようやくきれいに咲いた花が雨で横倒れになるのが気がかりです。

サルビア・スクラレア(クラリーセージ)トルケスタニカ・アルバ
クラリーセージの変種で、花茎が分岐しホウキ状に花を咲かせる姿は存在感抜群です。
こぼれダネでたくさん増え、群生するとさらに見事です。




オルラヤ・ホワイトレース
レースのような繊細な花がステキです。
同じセリ科レースフラワーとよく似ていますが、レースフラワーほど背丈が高くならないので、雨や風で倒れることがなく扱いやすいです。




コレオプシス(キンケイギク)
黄色の花が鮮やかで、大株になると見ごたえがあります。
これは八重咲き品種。


咲き始めた花

2009-06-13 | ガーデニング
少しずつ色々な花が咲き始めてきました。

ガーデンの中でひときわ目を引くオレンジのオリエンタルポピー


咲き始めのバーバスカム サザンチャーム
雨にあたり少し横に倒れてしまいました。


タナセタム ジャックポット
小さな可愛らしい花ですが、ドーム状に一面に咲き揃う姿は壮観です。
こぼれダネでたくさん出てきました。
本来はシルバーリーフの品種ですが、こぼれダネで出たものの中には緑葉のタイプも混ざるようです。

6月の花

2009-06-12 | ガーデニング
6月になり、ようやく庭も少し華やいできました。
梅雨に入り、これから色々な花が庭を埋め尽くしてくれます。

ジキタリス・スノーシンブル
白いジキタリスの花も好きですが、スノーシンブルという名前が気に入っています。


ペンステモン・スモーリー
パープルライラックと白のツートンカラーがステキ。
ペンステモンは多湿に弱いようで、まさに寒冷地向きの植物です。


ゲラニウム・プラテンセ・ミセス ケンドールクラーク
水色に白い筋が細かく入る上品な花。


ハニーサックル・セロチナ
芳香性があり、濃桃赤色と白色のコントラストが素敵です。




葉がきれい

2009-06-07 | ガーデニング
新緑のこの時期、木々の葉は花にも負けない美しさがあります。

斑入りの葉が美しい、ネグンドカエデ フラミンゴ。
春に伸びる新芽はピンク色、斑入り葉にピンクが混じり、この時期が一番きれいです。


ハクロニシキ
新芽は淡い緑色、枝が伸びるにつれてピンク、淡いクリーム色と変化します。
美しい葉色が魅力的な樹木です。
遠くから見るとまるで花が咲いているようにも見えます。


シモツケ・ライムマウンド
明るいライムイエロー葉が庭を明るくしてくれます。






ポピーが咲き始めました

2009-06-04 | ガーデニング
透明感のある薄い花弁が美しいポピー。
花だんの中でもひときわ目立ちます。
夏の暑さには弱い植物ですが、ここでは問題なく年々大株に育っています。

サーモンピンクに黒い目が入る大輪花で、存在感のある大型の宿根ポピー。 
オリエンタルポピー/ビクトリアルイーズ


ポピー・フローレプレノ
ポピーの中では比較的小さい花で、鮮やかなパステルオレンジの八重咲き。
スペイン原産の宿根ポピーです。


ポピーの脇に植えてあるニーレンベルギア

お化けカボチャの栽培

2009-06-02 | ガーデニング

去年から始めたお化けカボチャの栽培。
今年もビニールハウスでタネから育てた苗を畑に植えました。

苗は9本で去年とほぼ同数。
それでも70個程度出来たけれどサイズはチョッと小ぶり。
今年は早めに間引いてサイズをもう少し大きくしましょう。

これは去年のハロゥーン・カボチャとジャック・オ・ランタン。






料理に合うハーブ

2009-05-31 | ガーデニング
先回に引き続き庭のハーブたちです。
ここではお料理に使うハーブを集めました。

スイートフェンネル
葉は魚料理にあう定番ハーブです、茎のやわらかい部分はスープに、種はスパイスに。
冬には地上部は枯れますが、翌春また芽を出し、年々株が大きくなります。
こぼれダネからも増えます。


ディル
魚料理とよく合うので「魚のハーブ」ともいわれています。


イタリアンパセリ
日本のパセリに比べると.風味や香りが柔らく、苦味が少ないのが特徴。
寒さに強く、年中緑色の葉が収穫できて便利。


オレガノ
トマトやチーズとよく合うのでピザやパスタなど、トマトをよく使うイタリア料理には欠かせない。
丈夫で育てやすく、よく殖えます。


チャイブ
アサツキによく似たハーブです。
香りが柔らかく、色々な料理の薬味などに利用できる点は、ネギと同じ。


花も楽しめるハーブ

2009-05-30 | ガーデニング
ハーブはお料理にはもちろんのこと、ポプリ、手作り石鹸、、ハーバルバス、リース、ドライフラワーなど、使い方は様々。
今では50種類くらいのハーブを育て、毎日の生活を楽しんでいます。

サントリナはラベンダーに似ているところから”コットンラベンダー”とも呼ばれますが、ラベンダーはシソ科、サントリナはキク科の植物。
防虫効果があるサントリナは、乾燥させ衣類の害虫駆除などに使います。

サントリナ・グリーン


サントリナ・シルバー


ジャーマンカモミール
花びらが下を向き、中心の黄色い部分が盛り上がってきたら収穫です。
乾燥させて、お茶にしていただきます。


日本のタイム、イブキジャコウソウ。
Thymus属の植物は、ヨーロッパ、アジア、アフリカなどに約35種が分布しているそうです。
これらの種の中で、唯一日本に自生しているのが”イブキジャコウソウ”です。


うつむきかげんに咲く星形の花が清楚なボリジ。
手前が白花、奥が青花。


ラムズイヤー
茎も葉も白い綿毛に覆われ、触った感じがふわふわと柔らかく、とても気持ちいい。
リースを作ったり、クラフトに利用します。 

庭のベリー類

2009-05-29 | ガーデニング
庭の様々なベリー類は次々に花を咲かせ、実をつけ始めました。

小さな赤い実をつけ始めたワイルドストロベリー。
6月中旬には、熟した実を摘んでジャムにします。


いっせいに花が咲き始めたラズベリー。
6月下旬頃から収穫できそうです。


ブラックベリーの花。
花が咲くまでは一見ラズベリーと区別が付きませんが、花はこちらの方が立派です。


イチゴの花。四季生りです。


ブルーベリーは数種類植えていますが、これは早生のダロー種。
すでに花が散り、青い実を付け始めました。


晩生のブルーレイなどは今花を咲かせています。


青い実をつけているフサスグリ。
熟すと真っ赤になります。
食べられますが、酸味が強く小さな実の割りに種が大きいので、ケーキなどのお飾りにする程度です。

花ざかり

2009-05-29 | ガーデニング
5月はウツギの季節。
ウツギといってもユキノシタ科、スイカズラ科、フジウツギ科の3種類あり、それぞれいろいろな品種があります。

ヴァイゲラ・フロリダ・バリエガタ。
これはスイカズラ科タニウツギ属オオベニウツギの変種で、ピンクと白の花が同時に楽しめる斑入り葉のウツギです。




クレマチスは「ツル性植物の女王」と呼ばれるほど人気が高い植物です。
原種だけで約300種類存在すると言われ、現在では1000種を超える交配品種が生み出されているそうです。


 

5月のホワイトガーデン

2009-05-20 | ガーデニング
憧れのホワイトガーデン。
白い花だけで庭を埋め尽くすのはなかなか難しいものです。
庭に咲いている白い花を集めてみました。

ホワイトガーデンに欠かせないビバーナム スノーボール(テマリカンボク)。
豪華な手鞠型の白い花が垂れ下がるように咲きます。
同じスイカズラ科ガマズミ属の花木でオオデマリ(テマリバナ)がありますが、両者の一番の違いは葉の形。
ビバーナムの葉は円形~楕円形で3つくらいに裂けてカエデの葉のようです。
これに対し、オオデマリの葉は裂け目がなく卵形。

ビバーナム スノーボール

オオデマリ


コデマリ
株全体が白い花で覆われ、大変美しい花木です。


白い爽やかな花、花茎を立ち上げて咲く姿が美しいゲラニウム/プラテンセ アルバ。


シラー・カンパニュラータ。
別名ツリガネズイセン。
たくさんの花が下向きに咲く姿はとても上品です。


オーニソガラム ウンベラタム。
「ベツレヘムの星」とも呼ばれるそうです。
夜空にひときわ光輝く星に導かれ、3人の博士がベツレヘムに誕生した幼子にお祝いを持って会いに行かれた話は有名です。
クリスマスツリーの先端に飾る星がそうです。

白い花がまとまって咲く姿はとてもきれいです。
この花は夜になると閉じてしまいます。



タンポポの綿毛のドライフラワー

2009-05-16 | ガーデニング
タンポポの花もそろそろ終わりで綿毛が飛び始めました。
このシーズンにピッタリのチョッと楽しいクラフト。

ビンの中でタンポポが綿毛を広げます。
作り方は簡単。材料も全て100円ショップで揃います。



<用意するもの>
・タンポポ(花が終わり綿毛が出る前のツボミ状のもの)
・ガラスびんとそれに合う栓
・シリカゲル
・園芸・クラフト用のグリーン・ワイヤー
・ペンチないしニッパー
・割り箸ないしピンセット
・詰め物(映像参照)

<作り方>
①ビンの底にシリカゲルを適量敷きます。
②①の上に割り箸ないしピンセットで詰め物を敷きます。
③タンポポより少し長めのワイヤーをタンポポの茎の空洞に刺します。
④③を②の中に入れて底の中央に刺します。この時タンポポが倒れたり側面に触れないように注意。
⑤ビンに栓をして完成。1日程度で綿毛が開きます。

木陰の花

2009-05-15 | ガーデニング
豪華で存在感のある花たちの陰に隠れ脇役になりがちなスズラン、アマドコロ。
庭の片隅でひっそりと咲いています。

可憐で気品のある香りが魅力のスズラン。
5月1日にスズランを贈ると幸せが訪れるといういい伝えがあるそうですが、我が家のスズランはようやく咲き始めました。
気が付いたら、葉っぱが虫に食べられていました。



庭に自生するアマドコロ。
アマドコロとナルコユリは姿がそっくりで、ぱっと見では判断が付きにくい植物です。
アマドコロは茎にゆるい角が付いているので、茎を指で触ると角が付いているのが分かります。