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クイーン・ハーベストの庭で

信州の農園で果物や野菜を作り、ガーデニングに熱中するクイーン・ハーベストの快適田舎生活の日記。

イチゴのタルト

2019-05-31 | クッキング


5月もこの頃になるとイチゴは終盤を迎え、タルトに向いた小粒のイチゴが安く手に入ります。
そこでイチゴをたっぷり使ったタルトを作りました。
バターの代わりに植物オイルを使った生地にアーモンドクリームを入れて焼いた軽めのタルトに、カスタードクリームを塗り、イチゴをたっぷりと乗せ、最後にジャムを塗って仕上げます。



☆  ☆  ☆

イチゴのタルト

材料(直径20cmタルト皿)
・タルト生地

A薄力粉 100g
A強力粉 30g
A塩 ひとつまみ
A砂糖 20g
Aベーキングパウダー 小さじ1/2強
B牛乳 20g
Bヨーグルト 15g
Bサラダ油 40g
Bバニラエッセンス 少々
・アーモンドクリーム
薄力粉 25g
アーモンドパウダー 35g
サラダ油 40g
卵 1個
グラニュー糖 40g
バニラエッセンス 少々
・カスタードクリーム
卵黄 1個
牛乳 140g
グラニュー糖 20g
コーンスターチ 8g
塩 少々
バニラエッセンス 少々 → 少々
・トッピング
イチゴ 300g
シロップ 砂糖30g+熱湯30g
あんずジャムなど

作り方
①タルト生地を作る。粉類Aをボウルに取りふるいにかける。液類Bを別のボウルに取り良くかき混ぜる。粉類に液類を混ぜて生地をまとめ、麺台に取って丸く伸ばし、タルト型に敷き詰める。底にフォークで穴をあけ冷蔵庫で冷やしておく。
②アーモンドクリームの材料をボウルに取り、良く混ぜてタルト生地に広げ、180℃のオーブンで表面がきつね色になるまで30分程度焼く。焼きあがったらオーブンから出して冷ます。
③カスタードクリームを作る。ボウルに卵黄を入れて混ぜておく。小鍋に牛乳、グラニュー糖、コーンスターチ、塩を加えて沸騰しないようにかき混ぜながら加熱する。牛乳の半分を卵黄のボウルに注いで混ぜ、これを元の牛乳の鍋に戻す。強火で加熱してカスタードの濃度が濃くなり、泡立つまで3分程度熱する。火からおろしてバニラを加え冷水で冷やす。
④タルトを組み立てる。タルトは型から出し、表面にシロップを塗り、カスタードを乗せる。その上にイチゴを並べる。ジャムを濾し、水を加えて適当な濃度に調整してイチゴの上から塗る。

バイオレット・ベーカリーのシナモンロール(バンズ)

2019-03-28 | クッキング
バナナブレッドに続くバイオレット・ベーカリーのレシピはシナモンロール(バンズ)。
シナモンロールは通常生地をイースト発酵させて作りますが、これはイーストを使わず短時間で焼き上げる独特な作り方です。
また、生地はマフィン型に入れて焼きますが、食感もちょっとマフィンのようです。



なお、下記のレシピは作りやすい量と材料にアレンジしています。

☆  ☆  ☆

バイオレット・ベーカリーのシナモンバンズ

材料(中型のマフィン型6個分)
<バンズ>
強力粉 75g
薄力粉 75g
ベーキングパウダー 小さじ1
塩 小さじ1/4
カルダモン 小さじ1/4
卵 1個
牛乳 40ml
植物オイル 40g
<フィリング>
ブラウンシュガー 40g
シナモン 小さじ1
作り方
①強力粉、薄力粉、ベーキングパウダー、塩、カルダモンをボウルに振るい入れる。
②別のボウルに卵、牛乳、植物オイルを入れてよくかき混ぜ、①の粉類に加えて混ぜる。
③生地がまとまったらのし台に取り、厚さ5mm程度の四角に伸ばす。
④フィリングの材料のうちブラウンシュガーとシナモンを混ぜ合わせる。伸ばした生地に刷毛で植物オイル(分量外)を塗り、フィリングを全体に散らす。
⑤生地を丸めて6等分し、植物オイルを塗ったマフィン型に入れる。
⑥200℃に予熱したオーブンで表面がきつね色になるまで25分程度焼く。
⑦焼きあがったら直ぐに型から出し、熱いうちに上側にグラニュー糖(分量外)をまぶす。








バイオレット・ベーカリーのバナナブレッド

2019-03-24 | クッキング
昨年、英国のロイヤルウエディングでウエディングケーキを作って一躍有名になったクレア・プタック。彼女はロンドンのバイオレット・ベーカリーのオーナー・シェフですが、数年前に出版されたレシピ本も評判でした。
華やかなデコレーションのケーキ以外でも彼女のシンプルでデーリーなケーキは有名。
定番のバナナブレッドですが、現時点では彼女のレシピがベストです。



なお、下記のレシピは作りやすい量と材料にアレンジしています。

☆  ☆  ☆

バイオレット・ベーカリーのバナナブレッド

材料(18cm×8cmのパウンド型)
バナナ 3本
卵 1個
ブラウンシュガー 40g
植物オイル 60g
ヨーグルト 40g
バニラエッセンス 小さじ1/2
ラム酒 小さじ1/2
強力粉 50g
薄力粉 50g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
ベーキングソーダ 小さじ1/2
塩 少々
グラニュー糖 大さじ1/2(トッピング用)
作り方
①バナナ2本はマッシュ、1本は縦2-3等分にスライスする。
②ボウルに卵を入れて溶き、砂糖、植物オイル、ヨーグルト、バニラエッセンス、ラム酒を加えてその都度良くかき混ぜる。
③別のボウルに、強力粉、薄力粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、塩を振るい入れる。これに②を加えて混ぜ合わせる。
④生地を型に流し、スライスしたバナナを乗せ、さらにグラニュー糖を振り、180℃に予熱したオーブンで表面がきつね色になるまで50-60分程度焼く。

手作りのマフィンカップ

2017-11-27 | クッキング


マフィンを焼くとき、マフィン型で直接焼くとボリュームが出ないし見た目もイマイチ。
そこでマフィンカップを使いたくなるけど、市販のマフィンカップはマフィン型にぴったりのカップが見つからなかったり、焼けるサイズが選べないなど不満もあります。
そこでマフィンカップを手作りすることにしました。
作り方は以下の通り。

①用意する材料はオーブンペーパー、マフィン型、マフィン型の底の直径に合った円柱のビンなど。
使用するマフィン型の直径は最大6.5cm、オーブンペーパーは一辺が12.5cmの正方形。



②ビンの底の中央にオーブンペーパの中心を合わせ、ビンに沿って折り曲げる。オーブンペーパーの四隅を折り曲げるて形を整える。



③マフィン型に作ったカップを敷く。
オーブンペーパーを大きくすればさらに高さのあるマフィンを焼くこともできます。





手作りスナック2品

2017-11-26 | クッキング
最近お気に入りの手作りスナックのご紹介。
どちらも食べ始めたら止まりません。

・カボチャとひまわりの種のスパイシーロースト
カボチャの種などにスパイスなどを混ぜて焼くだけの簡単なスナックですが、スパイシーな風味と食感が最高。



・ダブルチーズクラッカー
チーズたっぷりでサクサクな食感がクセになります。



☆  ☆  ☆
カボチャとひまわりの種のスパイシーロースト
reference; martha stewart.com

材料
カボチャの種 120ml
ひまわりの種 120ml
ブラウンシュガー 大さじ1/2
チリパウダー 小さじ1
クミン 小さじ1/2
シナモン 小さじ1/4
クローブ 少々
カイエンペッパー 少々
塩 小さじ1/2
チリフレーク 小さじ1/4

作り方
①オーブンを170℃にセットする。
②材料をボウルに入れてよく混ぜ、オーブンシートに広げる。
③オーブンできつね色になるまで10分程度焼く。


☆  ☆  ☆
ダブルチーズクラッカー
reference; allrecipes

材料
バター 大さじ1
チェダーチーズ 40g
パルメザンチーズ 20g
パプリカ 小さじ1/4
カイエンペッパー 少々
塩 小さじ1/4弱
強力粉 15g
薄力粉 15g
冷水 大さじ1/2

作り方
①室温に戻したバターをボウルに入れ、チーズ、パプリカ、カイエンペッパー、塩を加えて良く練る。
②強力粉と薄力粉を加え、指でもむようにチーズ生地と混ぜ、そぼろ状にする。
③冷水を加えて生地をまとめ、麺台で薄く伸ばし食べやすい大きさ(約3cm角)にカットする。
④カットした生地にフォークで穴をあけ、190℃に設定したオーブンで15分程度焼く。

グラノーラのようなマフィン

2017-11-18 | クッキング


久しぶりにマフィンを焼きました。
グラノーラ風にオートミール、ドライアプリコット、レーズン、クルミ入りなので朝食にぴったり。
バターの代わりに植物オイルを使っています。
明日の朝はベジタブルスープなどと一緒にいただきましょう。

☆  ☆  ☆

オートミールとドライフルーツ、クルミのマフィン
reference:Simply Recipes

材料
強力粉 60g
薄力粉 60g
塩 小さじ1/4
ベーキングパウダー 小さじ1/2
ベーキングソーダ 小さじ1/4
シナモン 小さじ1/4
オートミール 40g
卵 1個
ブラウンシュガー 40g
植物オイル 55g
牛乳 80ml
バニラエッセンス 小さじ1/4
クルミ 30ml(ローストして細かく砕く)
レーズン 40ml
干しアンズ 40ml(刻む)

作り方
①強力粉、薄力粉、塩、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、シナモンはボウルに振い入れ、オートミールをあわせる。
②別のボールに卵を溶き、ブラウンシュガー、植物オイル、牛乳、バニラエッセンスを加えてよく混ぜる。これを粉類のボウルに加えて混ぜる。
③クルミ、レーズン、アンズを加えて混ぜ合わせマフィンの型に流し入れる。
④200℃のオーブンで表面がきつね色になるまで20分程度焼く。



サツマイモとリンゴとブロッコリーのスープ

2017-11-15 | クッキング


長野の山里も紅葉が進み、いよいよ寒くなってきます。
これからのシーズン、特に寒い夜にはスープが恋しくなります。
今の季節の野菜、果物を使ったスープでブロッコリーとリンゴのスープは作ったことがありますが、これにサツマイモが加わるとどんなスープになるのでしょう。
ちょっと甘すぎるかなと思いましたが、おなじみのグラニースミスのさわやかな酸味がサツマイモの甘みを抑えて意外にさっぱりとしたスープになりました。

☆  ☆  ☆

サツマイモとリンゴとブロッコリーのスープ
reference:Betty Crocker.com

材料
オリーブオイル 大さじ1
玉ネギ 1/2個(粗みじん)
長ネギ 1/2本(スライス)
セロリ 1/2本(スライス)
ニンニク 1片(みじん切り)
ベジタブルスープ 600ml
サツマイモ 中1本(皮を剥き2cm角にカット)
リンゴ 中1/2個(皮と芯を除き2cmにカット、今回はグラニースミスを使用)
ブロッコリー 1/4束
赤唐辛子(クラッシュ、お好みで)

作り方
①鍋に油を熱して玉ねぎ、長ネギをよく炒め、セロリ、ニンニクを加えてさらに炒める。
②ベジタブルスープ、サツマイモ、リンゴを加え、サツマイモが柔らかくなるまで20分程度煮る。
③ミキサーないしハンドブレンダーでスープをピュレ状にし、塩・コショウ、唐辛子で味を調える。
④ブロッコリーを加えて再度加熱し、柔らかくなったら完成。

ミート&ポテトパイ

2017-11-14 | クッキング


ダブルアップルパイと似た映像ですが、こちらはミート&ポテトパイ。
ひき肉にジャガイモを加えてボリュームアップ。
さらにジャガイモが煮汁を吸い込んで旨みもアップします。

☆  ☆  ☆

ミート&ポテトパイ(直径20cmのパイ皿)
reference:TESCO real food

材料
<オイルペストリー>
薄力粉 100g
強力粉 100g
植物オイル 80ml
冷水 大さじ4
<フィリング>
ニンニク 1片(みじん切り)
玉ネギ 1/2個(粗みじん)
オリーブオイル 大さじ1
牛ひき肉 200g
小麦粉 大さじ1
スープ 150ml
ジャガイモ 中2個(小さめのさいの目切り)
トマトペースト 大さじ2
塩・コショウ
ウースターソース 大さじ1
溶き卵(仕上げ用)

作り方
①オイルペストリーを作る。強力粉と薄力粉はふるいにかけてボウルに取り、塩、植物オイル、冷水を加えて混ぜ一つにまとめる。
②生地の半分を直径25cm程度に丸く伸ばしパイ皿に敷き詰める。空焼きはしない。残りの半分は冷蔵庫に保存する。
③フィリングを作る。鍋に油を熱してニンニク、玉ネギ、ひき肉を炒める。小麦粉を加えて炒めスープを加えて混ぜる。ジャガイモ、トマトペーストを加えてジャガイモが柔らかくなり、水分がなくなるまで煮る。塩・コショウで味を調えウースターソースを加えて仕上げる。
④オイルペストリーの生地の残りを直径25cm程度の円形に伸ばす。フィリングを詰めたパイの上に生地を敷いて余分な部分はカットし、表面に数か所切れ目を入れる。
⑥パイの表面に刷毛で溶き卵を塗り、200℃のオーブンで表面がきつね色になるまで40-50分程度焼く。



ダブルアップルパイ

2017-11-12 | クッキング


アップルパイには最高のグラニースミス・アップルに自家製のアップルバターを加えたダブルアップルパイ。
リンゴの酸味と風味が凝縮されたパイです。
パイクラストは最近お気に入りのバターを使わないオイルペストリーです。レシピは以下の通り。

☆  ☆  ☆

ダブルアップルパイ(直径20cmのパイ皿)
reference:N.Y.Times | Food

材料
<オイルペストリー>
薄力粉 100g
強力粉 100g
植物オイル 80ml
冷水 大さじ4
<フィリング>
リンゴ(できればグラニースミス) 2個(皮を剥き4等分して芯を除き薄くスライス)
グラニュー糖 20g
ブラウンシュガー 20g
コーンスターチ 小さじ2
シナモン 小さじ1/2
ジンジャー 小さじ1/4
ナツメグ 少々
クローブ 少々
レモン汁 小さじ2
アップルバター 50g

作り方
①オイルペストリーを作る。強力粉と薄力粉はふるいにかけてボウルに取り、塩、植物オイル、冷水を加えて混ぜ一つにまとめる。
②生地の半分を直径25cm程度に丸く伸ばしパイ皿に敷き詰める。残りの半分は冷蔵庫に保存する。
③パイ生地の表面をアルミホイルで覆い、重しを乗せて200℃のオーブンで15分焼く。さらにアルミホイルと重しを取って5分焼く。
④フィリングを作る。ボウルにスライスしたリンゴを入れ、その他の材料を加えてよく混ぜる。
⑤オイルペストリーの生地の残りを直径25cm程度の円形に伸ばす。フィリングを詰めたパイの上に生地を敷いて余分な部分はカットし、表面に数か所切れ目を入れる。
⑥パイの表面に刷毛で牛乳(分量外)を塗り、グラニュー糖(分量外)を振りかける。200℃のオーブンで表面がきつね色になるまで40-50分程度焼く。



ちょっと贅沢、休日のブランチ

2017-11-03 | クッキング
今日は休日だからという訳でもないけど、ちょっと贅沢なブランチ。



映像左のShakshuka シャクシュカは中東や北アフリカなどのアラブ圏を中心に食べられている卵料理ですが、今や世界中で人気。
今日はパプリカと玉ねぎ、ニンニクを炒めてトマトペーストを加え卵を落として蒸し焼きにします。
アクセントにアラブのミックススパイス・ザータルを振りかけました。

映像右はBuffalo Cauliflower バッファローカリフラワー。バッファローチキンウイングの手羽をカリフラワーに変えたホット&スパイシーな付け合わせです。



パンの代わりは昨日作ったアップルケーキ。
正式名称は"William Tell's Never-Miss Apple Cake"(絶対にミスしないウイリアムテルのアップルケーキ)。

なぜ絶対にミスしないかというと、普通のアップルケーキに加えて、リンゴ以外にすりおろしたニンジンを加えている。クリームチーズの生地を中央にはさんで焼いている。ナッツ入りのブラウンシュガーアイシングをケーキの上からかけていること、など。

息子の頭に乗せたリンゴを矢で打ち抜いたウイリアムテルのお話しと引っかけた洒落たネーミングです。





チポトレ・ペッパー

2017-08-02 | クッキング
ロスアンゼルス在住の知人からチポトレ・ペッパー(chipotole pepper)を送ってもらいました。
チポトレは唐辛子を乾燥してさらに燻製にしたものでメキシコ調理に使われる香辛料。
燻製をしているので辛さとともにスモーキーなフレーバーが特徴です。


映像右がチポトレ・ペッパー。映像右は辛みの少ないマイルドなムラト・ペッパー(mulato pepper)

チポトレは粉末にして調味料として使えますが、アドボソースに漬け込みソースとして使うとさまざまな料理が一瞬にしてメキシコ料理に変身します。
アドボソースはトマトベースのマリネソースですが、これに乾燥したチポトレを戻して漬け込みます。


映像はチポトレ・イン・アドボソース(chipotole in adobo sauce)。

このチポトレ・イン・アドボソースを使ってチリビーンズ「チポトレ・チリ」を作りました。
チポトレのスモーキーな風味が効いた一味違うチリビーンズです。



☆  ☆  ☆

チポトレ・イン・アドボソースの作り方
reference:Baking Sense

材料
チポトレ 約80g
トマトピュレ 240ml
ハチミツ 小さじ1
オリーブオイル 大さじ3
玉ネギ 1個(みじん切り)
ニンニク 3片(みじん切り)
塩 小さじ1
黒コショウ 小さじ1/2
ドライオレガノ 小さじ1
クミン 小さじ1/2
酢 60ml

作り方
①チポトレをボウルに入れ、浸る程度の湯を加えてフタをして20分程度置く。
②チポトレをざるでこし、漬け汁は240ml測り取っておく。
③4-5本のチポトレと漬け汁240ml、トマトピュレ、ハチミツをブレンダーでピュレ状にする。
④鍋にオリーブオイルを熱して玉ねぎ、ニンニクを炒めて塩、コショウ、スパイスを加える。さらに、チポトレのピュレと残りのチポトレと酢を加えてとろみがつくまで10分程度煮る。

シュトレーン・マフィン

2016-12-12 | クッキング
12月といえばクリスマス。クリスマスに欠かせないケーキの代表がシュトレーン。
ドライフルーツをたっぷり使い、パウダーシュガーを雪のように一面に振りかけた伝統的なお菓子です。
でも手作りするにはちょっと手間と時間がかかります。

そこで見つけたのが、シュトレーン風のマフィン。
シュトーレンよりも軽い感じですが、手軽にその雰囲気を味わえます。



生地に混ぜるドライフルーツは自家製のアンズ、巨峰レーズン、黄金桃、リンゴ、キウイをカルバドスに一晩漬けて使いました。



☆  ☆  ☆

シュトーレン・マフィン
Reference:King Arther Flour.com

材料
薄力粉:70g
強力粉:65g
ベーキングパウダー 小さじ1
ベーキングソーダ 小さじ1/8
塩 小さじ1/4
スパイス(シナモン、オールスパイス、ナツメグ、ジンジャー、クローブなどのミックス) 小さじ1
卵 1個
グラニュー糖 30g
牛乳 90ml
ドライフルーツの洋酒漬 100g
クルミ 50g(フライパンなどで軽くロースト)
溶かしバター 40g
<トッピング>
溶かしバター
粉糖

作り方
①薄力粉からスパイスまでの粉類をボウルに入れてよく混ぜる。
②ボウルに卵を入れてかき混ぜ、グラニュー糖、牛乳を加えてよく混ぜる。
③①に②を加えてかき混ぜ、ドライフルーツとクルミを加え、さらに溶かしバターを加えて混ぜ合わせる。
④生地を型に流し入れて、200℃に予熱したオーブンで20分程度焼く。
⑤5分程度冷やしてから表面に溶かしバターを塗り、粉糖を振りかける。

ボストン・ブラウンブレッド

2016-12-08 | クッキング


久しぶりにパンのお話です。
ボストン・ブラウンブレッドは植民地時代のアメリカ・ニューイングランド地方で作られていた褐色のパンです。
当時は小麦粉よりもライ麦粉やトウモロコシ粉のほうが手に入りやすかったので、小麦粉にこれらを混ぜて増量します。
また、イーストの代わりにベーキングパウダー(ベーキングソーダ)を使い、オーブンの代わりにストーブなどで沸かしたお湯で加熱する、いわゆる蒸しパンです。
パン生地を入れて蒸す容器も缶詰の空き缶が用いられたようで、当時の新大陸への移住者の生活がうかがえる素朴なパンです。

今回は容器としてトマトの水煮缶(容量約400ml)を使用し、スロークッカーで生地を蒸しました。
下記のレシピはこの空き缶1本分の量です。



☆  ☆  ☆
ボストン・ブラウンブレッド
Reference:Simply Recipes

材料
強力粉 20g
薄力粉 20g
ライ麦粉 30g
コーンミール 30g
ベーキングパウダー 小さじ1/4
ベーキングソーダ 小さじ1/4
塩 小さじ1/4
オールスパイス 小さじ1/4
モラセス 25g
ブラウンシュガー 25g
牛乳 120ml
酢 小さじ1

作り方
①材料のうち強力粉からオールスパイスまでの粉類をボウルに計りとる。
②モラセスから酢までの液体を別のボウルに取り良くかき混ぜる。
③液体を粉類に加えて混ぜ合わせる。
④容器に生地を流し入れ、アルミフォイルでフタをする。スロークッカーに容器の半分程度まで湯をはり、2-3時間程度蒸す。
⑤容器をスロークッカーから取り出し、粗熱が取れたら容器から取り出す。

自家製味噌が食べ頃に

2016-10-23 | クッキング
今年の冬に仕込んだ自家製味噌がようやく食べごろになりました。



味噌は米麹と大豆と塩で出来ますが、特に米麹は大豆と同程度の量を使うのでその費用や他の材料、手間を考えれば手作り味噌はかなり割高です。
でも米麹のもととなる麹菌は20gで米麹15kg程度できて値段は確か送料込みで400円ほど。
この麹菌を購入し、家にある米を使えば大変安く米麹ができます。

そこで今回は米麹から手作りしました。
豆は大豆とヒヨコマメの2種類。特にヒヨコマメの味噌が楽しみです。

出来上がりが下の映像です(上がヒヨコマメの味噌、下が大豆の味噌)。



結果は大満足。大豆はコクのある味噌。ヒヨコマメはさっぱりとした風味でちょっとフムス(ヒヨコマメのディップ)を連想させます。
これからどのように使おうか楽しみです。


<マスタードのレシピ> チキン・ブレイズ・マスタード

2015-08-23 | クッキング


オリジナルマスタード「マスター・マスタード」を使ったレシピのご紹介です。
チキンをソテーしてスープで煮込む簡単料理ですが、煮込みに加えるマスタードが味の決め手。
付け合わせは夏らしくラタトゥイユです。
レシピは以下の通り。ぜひお試しください。

☆ ☆ ☆

チキン・ブレイズ・マスタード

Reference:Bon Appetit

材料
鶏胸肉 1枚(約300g)
塩・コショウ
オリーブオイル 大さじ1
玉ねぎ 1/2個(みじん切り)
ニンニク 2片(みじん切り)
チキンスープ 160ml
白ワイン 80ml
マスター・マスタード 大さじ2
フレッシュタイム 大さじ1+α
無塩バター 大さじ1/2

作り方
①鶏肉は皮を取り除き、縦半分・厚さ半分の4等分して塩・コショウを振る。
②フライパンにオリーブオイルを熱して鶏肉が狐色になるまで両面を炒め、取り出しておく。
③同じフライパンで玉ねぎとニンニクを炒め、チキンスープ、白ワイン、マスタード、タイムを加え、鶏肉を戻し蓋をして10分程度煮る。
④鶏肉を取り出し皿に盛る。フライパンの中の液をとろみがつくまで煮詰め、バターを加える。このソースを鶏肉にかけてタイムを散らす。