クイーン・ハーベストの庭で

信州の農園で果物や野菜を作り、ガーデニングに熱中するクイーン・ハーベストの快適田舎生活の日記。

中国料理と器

2010-03-04 | クッキング

ここ長野に住む以前は横浜住まい、そのうち15年ほどは中区の中華街にほど近い港の見える高台に住んでいた関係で食べるのも作るのも中国料理。今でも何かといえば中国料理がメイン。
お客様のおもてなしも、先ずは中国料理です。
先週2組のお客様も当然中国料理。

メニューは中国の縁起を担いで品数は偶数。
今回は前菜5品、点心2品、主菜2品、デザート2品の計11品プラス中国白茶で12品となりました。
結局いつも中国茶で偶数品に数合わせしています。






器も中国の骨董陶磁器を使いたいところですが、これらは主に清朝に作られた粉彩や青花の茶器・皿・レンゲなど。
1点ずつの価値はともかく、これだけそろえるのに大変苦労したコレクション。
もし何かの拍子に…と思うとなかなか使えません。







ということでコースの主体は幕末から明治にかけて作られた古伊万里などの陶磁器を使うことになります。
使用する器を数えたことはありませんが、上記のメニューは7人分。このぐらいのお客様に使用する器の数は大皿の他、小皿・取皿を含め、料理の種類や季節を考えると相当の数が必要です。

古伊万里などまだ世間的に認知度が低かった20代始め頃から少しずつ集めた結果がこの通り。
染付けと色絵を中心に、季節の絵柄を考え、なるべくそろいで陶磁器をコレクションしてきました。





普段使いを前提にアンティークの陶磁器をコレクションするにはそろいでなければ価値がありません。
いくら良いものでも1点ずつでサイズもまちまちではコース料理には使えません。


ドライフルーツのライ麦パン

2010-03-01 | クッキング
昨日は新潟の家族を招いてお食事会。
夕食は定番の中国料理のコース11品。

これにプラスしたのがドライフルーツ入りのパンとドライトマト・ヒヨコマメのディップ。


パンは巨峰レーズン・柚ピール・リンゴ・サワーチェリー・アンズなど自家製ドライフルーツをタップリ練りこんだ贅沢なライ麦パン。
自家製のドライフルーツは自然な甘味と酸味で、素朴だけど上品なパンに仕上がります。