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クイーン・ハーベストの庭で

信州の農園で果物や野菜を作り、ガーデニングに熱中するクイーン・ハーベストの快適田舎生活の日記。

「松本全廣展2016」 作品の紹介(4)

2016-10-22 | クラフトギャラリー"Art in Craft "
クイーンハーベスト・ショップ内のギャラリーで開催中の「松本全廣展2016」(10月1日~11月6日)、その主な作品のご紹介。

今回は版画の小品。これらの作品は販売しています。


タイトル:塔(拓版)


タイトル:鯉抱き(拓版)


タイトル:犬と少年(拓版)


タイトル:ぶどう童子(拓版)


タイトル:時の魚(拓版)


タイトル:新しい土地(拓版)




「松本全廣展2016」 作品の紹介(3)

2016-10-21 | クラフトギャラリー"Art in Craft "
クイーンハーベスト・ショップ内のギャラリーで開催中の「松本全廣展2016」(10月1日~11月6日)、その主な作品のご紹介。

今回はユニークな表情の人形(木彫)です。


タイトル:体育(木彫)


タイトル:練習(木彫)


タイトル:番人(木彫)


タイトル:男の子(木彫)


タイトル:女の子(木彫)

「松本全廣展2016」 作品の紹介(2)

2016-10-16 | クラフトギャラリー"Art in Craft "
クイーンハーベスト・ショップ内のギャラリーで開催中の「松本全廣展2016」(10月1日~11月6日)、その主な作品のご紹介。

今回は油彩、水彩、アクリルなどの絵画と版画です。
人物や風景がモチーフの小品が中心ですが、ノスタルジックな雰囲気がどの作品にも感じられます。


タイトル:合歓(アクリル)


タイトル:のうぜんかずら(アクリル)


タイトル:江の島(油彩)


タイトル:馬と子供(油彩)


タイトル:冬日(アクリル)


タイトル:EXIT(アクリル)


タイトル:Adam(水彩)


タイトル:白い橋(版画)


タイトル:帰帆(版画)


タイトル:干網(版画)

「松本全廣展2016」 作品の紹介(1)

2016-10-07 | クラフトギャラリー"Art in Craft "




現在開催中の「松本全廣展2016」(10月1日~11月6日)で展示中の主な作品をご紹介します。

さまざまなジャンルで活動された全廣さんですが、「遊印肆玩古堂」の活躍から「書」がモチーフの作品が魅力的です。


タイトル:曹操詩(書)


タイト:青花(水彩)

漢字や平仮名だけでなく英文字の作品も魅力的です。


タイトル:この素晴らしき世界(書)


タイトル:笑って!(書)


游印の見本

「松本全廣展2016」の開催時期には、同じ東御市八重原地区で「天空の芸術祭2016」や「火のアートフェスティバル2016」が開催されます。
ぜひこの地域を散策しながら芸術の秋をお楽しみください。

松本全廣展2016

2016-09-28 | クラフトギャラリー"Art in Craft "


クイーン・ハーベスト内の”Art in Craft"ギャラリーで久々の企画展「松本全廣2016」を行います。

晩年、東御市八重原を創作の拠点に多彩な創作活動を続けた松本全廣(1952-2008)さんの作品展です。
期間・会場等は以下の通りです。彼の多彩な作品を是非ご覧ください。



なお、彼の主な作品をこれから数回に分けてお知らせしようと思います。


アート・イン・クラフトが情報誌に紹介されました

2014-05-30 | クラフトギャラリー"Art in Craft "
ギャラリー「アート・イン・クラフト」が地元情報誌「週刊さくだいら」で紹介されました。


「週刊さくだいら」(5月29日発行)より

明日からはオープンガーデンがスタートするのでちょうど良いタイミングです。
ギャラリーはクイーン・ハーベストの中にあります。こちらのほうにも足をお運びください。

カジュアルな野点<2013年春> 

2013-05-29 | クラフトギャラリー"Art in Craft "
アート・イン・クラフトの恒例のイベントとなりつつある「カジュアルな野点」。
今年の春の野点はオープンガーデンのスタートにあわせて5月25日・26日に開催しました。


春の日差しと目にも鮮やかな新緑は野点の舞台には最適です。
しかも器を作った陶芸作家さん自らお茶を立てていただくのはこの野点独自のスタイル。
雰囲気も盛り上がります。


今回は手作りのお茶菓子とともに点心風のお料理を用意しました。


お抹茶とともにおだししたお菓子は、珍しい白小豆の餡が入った草餅とココナッツ風味の蒸し団子。
お皿は松本冬美さん作の織部角皿。木陰の庭のタイトルどおりステキなお皿でお菓子を草花に見立てて味わっていただきました。


点心は、「青豆の豆腐」と「鯛の押し寿司・季節の野菜のピクルス添え」。




角りわ子さん作の渋いお茶碗に入れた煎茶とともに味わっていただきました。


デザートは、ちょっと遊び感覚で鉢植えに見立てたチョコレートプリンお米のジュース・オルチャータという異色の組み合わせ。


今回の野点は爽やかな春の草花に囲まれて楽しく過ごしていただいたと思います。
ご参加いただいた皆様たいへんありがとうございました。


伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展(10)

2013-04-30 | クラフトギャラリー"Art in Craft "

RCサクセション「楽しい夕に」ジャケット(表)


RCサクセション「楽しい夕に」ジャケット(裏)

今回は、ポスターではないですが、ザ・クレードルがレコードジャケットに使われているお話。

映像はRCサクセションのセカンドアルバム「楽しい夕(ゆうべ)に」のジャケットの両面、メンバーたちがくつろいでいる様子の部屋がクレードルの奥の部屋とのこと。
このレコード発売の発売は1972年ですからクレードルがオープンした翌年です。

映像はそれほど大きくありませんが、暖炉のある渋い雰囲気が伝わってきます。

ところで、5月2日は忌野清志郎さんの命日、もう4年も前のことですね。

ポスター展について詳しくは、『伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展』をご覧ください。

伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展(9)

2013-04-29 | クラフトギャラリー"Art in Craft "


期間限定、カフェ「ザ・クレードル」オープン。

今回のポスター展の開催期間に限りギャラリーはカフェ「ザ・クレードル」となります。
コーヒー、紅茶やお菓子はサービス。
貴重なポスターやそれにまつわる映像や音楽などとともに、ごゆっくりお楽しみください。



詳しくは、『伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展』をご覧ください。

伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展(8)

2013-04-28 | クラフトギャラリー"Art in Craft "


彼女をシスターと呼んだ作家リチャード・ブローティガンのポスター

リチャード・ブローティガン(1934-84)はイメージの万華鏡ともいわれる風変わりで愛すべき傑作を多数執筆し、特に「アメリカの鱒釣り」(1967)は世界中で200万部以上のベストセラーとなり、ビート・ジェネレーションの代表的作家として日本やフランスでは現在も高く評価されています。

1976年の初来日からたびたび日本を訪れた彼はクレードルの常連となり、東京での体験を綴った詩集「東京日記」(1978)は椎名たか子さんに捧げられ、短編集「東京モンタナ急行」(1979)の英語版の表紙にはブローティガンと椎名たか子さんの写真が使われています。

ギャラリーに展示されたブローティガンの本や彼自身の詩を朗読する映像などを通じて、60年代・70年代のビート・ジェネレーションを代表する作家の足跡がうかがえます。

詳しくは、『伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展』をご覧ください。

伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展(7)

2013-04-28 | クラフトギャラリー"Art in Craft "


今回ご紹介するのは、イギリスを代表する劇作家ピーター・シェーファーの「エクウス(EQUUSウマの学名)」の演劇ポスターです。
彼の代表作はエクウス以外にも「アマデウス」、「フォロー・ミー」などが映画化され大ヒットしています。

このポスターには2種類のサインが書かれています。
左上はピーター・シェーファー自身の「For Takako and Ichi with …」のサイン。
左下は「今夜は最高!ありがとうシェーファーさん ICHI 1983」のサイン。

ここで、クイズを。
Takakoはもちろん椎名たか子さんですが、ICHIとは誰でしょう?

ヒント。ポスターの右下の写真をご覧ください。
左側のピーター・シェーファーと右側のたか子さんに挟まれた中央の若者です。
彼はエクウスが日本で上演されたときに主役の少年を演じた関係で、ピーター・シェーファーの来店にあわせてクレードルに招かれました。
答えは、ポスター展会場で。

詳しくは、『伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展』をご覧ください。

伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展(6)

2013-04-27 | クラフトギャラリー"Art in Craft "


ミュージカルの原点「三文オペラ」のポスター(映像右と中央が「三文オペラ」、左はブレヒト作「アルトゥーロ・ウイの興亡」)

「三文オペラ」はベルトルト・ブレヒト(1898-1956)の戯曲でクルト・ヴァイル(1900-50)が作曲を手がけた音楽劇。1928年に初演され大成功を収め、以降全世界で上演されミュージカルの原点とも呼ばれています。

「三文オペラ」は世界中でたびたび上演されているので数多くのポスターが作られていますが、このポスターはアーノルド・ウェスカーを通じてブレヒトの娘でベルリンで劇団を主宰していたバルバラ・ブレヒトから直接送られたという正真正銘・由緒正しいポスターです。
すばらしいデザインとA0サイズのポスターが3枚並ぶ迫力を生でご覧ください。

ギャラリーでは劇中の音楽を全曲と、「マック・ザ・ナイフ」などスタンダードとして有名な曲のカバーを聴くことが出来ます。

詳しくは、『伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展』をご覧ください。

伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展(5)

2013-04-26 | クラフトギャラリー"Art in Craft "


いよいよクレードルのポスター展が明日・4月27日に迫りました。

そこで、「ザ・クレードル」の伝説のスタートと呼ぶにふさわしいポスターをご紹介します。

映像のポスターは、イギリスを代表する劇作家アーノルド・ウェスカーの有名な「ウェスカー3部作」(「大麦入りのチキンスープ」,「根っこ」,「僕はエルサレムのことを話しているのだ」)のポスターをひとつの額に入れたもので、それぞれに直筆のサインやメッセージが添えられています。文字は控えめなのでこの映像では見えませんが、実物でじっくりご確認ください。

アーノルド・ウェスカーとたか子さんはバーのオープン前からのお知り合いで、1971年にオープンしたバーを「ザ・クレイドル The Creidle(ゆりかご)」と命名したのも彼。また、開店祝いに送られた多くのポスターの1枚がこの「ウェスカー3部作」です。

たか子さんとウェスカー家とは長年家族ぐるみのお付き合いとのこと。アーノルド・ウェスカーの妻ダスティが書いた「友達料理自由自在」もたか子さんが翻訳しています。

詳しくは、『伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展』をご覧ください。

伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展(4) 

2013-04-25 | クラフトギャラリー"Art in Craft "


ザ・クレードルのルーツともいうべき戦前の映画のポスターを紹介します。

そもそも、クレードルのオーナーにして名物ママだった椎名たか子さんのお父様は、戦前の映画がサイレントからトーキーに移行する時期の映画監督・青山三郎氏(1903-81)です。
彼は1931年(昭和6年)から日本が太平洋戦争に突入する直前の1941年まで約10年間に48本もの映画を監督しています。現在フィルムは残っていないようですが、今回展示するポスターや青山監督の撮影シーンを記録した数々の写真は当時の映画の状況を知る上で貴重な資料です。

これらの中で特に興味を引くのは、映像左側の「戯れに恋はすまじ」(日活・1933年公開)のポスターとその右側の宣伝用ポスターです。
ともにレトロな雰囲気が最高ですが、この作品は日活のオールトーキーの第一作目。主役は当時人気の二枚目スター鈴木伝明と日本初の清純スター夏川静江です。

そして、右側は当時人気たった赤坂のダンスホール「フロリダ」で行われた映画公開に先立つキャンペーンポスターです。
主演俳優はもちろん、同名の主題歌を歌ったデビュー間もない東海林太郎(1898-1972) と「あの日のチョコレート」を歌った刈谷絹子(1909- ?)が参加。
ブラジル珈琲(当時ダンスホールはアルコール禁止だからでしょうか)と明治チョコレート(当時の高級品で映画の主題歌にもチョコレートが歌われていたためでしょうか)の接待(提供?)の文字。そして「スペシャルダンスエンタテイメント」のうたい文句がカッコ良すぎです。

当時の最新の音響技術と人気の俳優を使い、話題の新人歌手が主題歌を歌い、人気のダンスホールを使っておしゃれな珈琲とチョコレートでキャンペーンを行うという、現代にも通じる映画製作の監督を勤めた若き青山三郎(そのスタイルやファッションは驚くほどモダンでカッコ良く)の人気のほどがうかがえます。

ところで、今回のポスター展の開催期間に限りバー「ザ・クレードル」ならぬ、カフェ「ザ・クレードル」をギャラリー内にオープンします。
映画「戯れに恋はすまじ」のキャンペーンにあやかって、「珈琲」と「チョコレート」を使ったクッキーなどで「接待」いたします。
貴重なポスターやそれにまつわる映像や音楽などとともに、ごゆっくりお楽しみください。

詳しくは、『伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展』をご覧ください。

伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展(3)

2013-04-25 | クラフトギャラリー"Art in Craft "


今回のポスター展でまず紹介しなければならないのは、映像右側のフランシス・コッポラ監督の「地獄の黙示録」と中央の黒澤明監督の「影武者」のポスター。

コッポラはジョージ・ルーカスやスティーブン・スピルバーグとともに黒澤明をリスペクトし、多大な影響を受けたことは良く知られていますが、この2枚のポスターが二人の関係を如実に物語っています。

「地獄の黙示録」は1979年のカンヌ映画祭のグランプリ作品ですが、翌1980年のグランプリが「影武者」で、「影武者」の海外版はコッポラとルーカスが製作に参加しています。

ここに展示している「影武者」のポスターはカンヌ映画祭用に作られたものです(左側は国内向けのポスター)。映像では見難いですが、「Akira Kurosawa・黒澤明」のローマ字と漢字で直筆のサインが添えられている極めて貴重なポスター。親友の野上照代さん(「羅生門」以降すべての黒沢作品にスクリプター・プロダクションマネージャーとして参加)からいただいたとのこと。

そして「地獄の黙示録」には「For TAKAKO With Love Francis Coppola 1988」のサインが添えられています。
コッポラはフィリピンで撮影をしていた「地獄の黙示録」の息抜きにたびたび来日し、スタッフ・キャストを連れてよく「クレードル」に現れ、それから家族ぐるみのお付き合いが続いたとのこと。

そして、この2枚のポスターを繋ぐ椎名たか子さんのとっておきのエピソードが。
「地獄の黙示録」の撮影中にコッポラが日本で開いた豪華な宴会とそこに現れた「影武者」の主演俳優(?)のお話はギャラリーでのお楽しみに。

詳しくは、『伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展』をご覧ください。