Little by Little

慌てず騒がず

9月20日

2019年09月20日 | 日記
大学に入って、演劇研究会に入った。そこでは、演劇を研究をするのではなく、作品を作っていた。そして、演劇に取り掛かる前に、まず肉体訓練・発声練習をしなければならないと教わった。しかし、一年目にして肉体訓練部長に任命された。体がよく動く、と先輩たちに評価されたらしい。確かに、スポーツは何でも好きで、機会さえあれば何でも楽しんでいた。演劇には、文科系というより体育系の気分を刺激されてのめり込んでいった。

9月17日

2019年09月18日 | 日記
若い頃、自分の声よりも少し高めの声が通るのだ。と先輩に聞いて、それを実行していた。けれど、それは違った。自分の心に沿った自分自身の声のトーンが正しいのだ。高めの出そうという意識があれば、当然、心からは離れてしまう。初期の時の思い込みが、かなりの長い時間、その人を支配することが

9月16日

2019年09月16日 | 日記
言葉があって、文法が生まれた。その逆ではないだろう。しかし、文法に沿って言葉を遣えば、伝わりやすい。例外は多いだろうが。その例外はひとつひとつ覚えていくほかはない。
例えば、セリフは、すべてのお客様に聞こえる音量・明確さで、不必要な間を開けずに、相手の目を見て、誰が言っているのかが分かる動きや位置や体の角度をとって、等など。それが演技の文法だとすれば、俳優たちは身につけなけりゃ。勿論、例外が盛りだくさんだから、ひとつひとつ覚えていって…。でも、その文法を知らない演劇人が盛りだくさん。

9月14日

2019年09月16日 | 日記
色々やりたいタイプと、一つのことしかやりたくないタイプがいますが、概して、日本人って一つのことに専心するのが好きみたい。でないと、あるレベルに達しないと思っているみたい。
ボクもずっと言われていました、俳優だけやればいいのに、演出だけやればいいのに、作家だけやればいいのに、振付だけやればいいのに、などなど。大きなお世話です。ボクは、色々やるのが好きなタイプなのです。演劇の他に、絵も描くし、曲も作るし、コントーションもやるし。いつか、それぞれの道のプロになるつもりです。100歳くらいになったら、どれも一流になっている気がします。