Re:SALOON & VBA

必勝パターンの呪縛

今年のプロ野球が終わった。
長いシーズンだった最後まで楽しめたシーズンだった。
(本音は、もうちょっとだけ長くてもよかったけど・・・)

藤川で負けた。

というか、藤川でなければ負けを納得しない阪神になってしまった。

絶対的守護神。

両刃の剣というか・・・

疲れていても、藤川。
藤川を温存として、代わりの投手が出て負けた場合、
何んで「藤川に投げさせん」と思ってしまう。

必勝パターンの怖さだと思う。

そりゃあ、藤川も連投は疲れる。
相手だって慣れる。

それは分かっていても、藤川を出さないわけにはいかない・・・
藤川で負けたら、仕方ないが、
他の投手で負けたら、悔いが残る。

それはまた、藤川自身も一緒。

直球で勝負しなければ悔いが残る。

最後にフォークで打たれたら、と思うと、
決め球に変化球が使えない。
直球で打たれたら、相手がうまかったと諦めがつくが、
変化球で打たれたら、ああ、直球を投げておけばと悔いが残る。

岡田監督の辛いところは、そうやって、
パターンが出来上がり過ぎてしまったこと。

昨日の勝ちパターンが、今日の勝ちを負けに変えてしまう。

藤川を温存して、負けることが許されない
終盤の弱さ。

キッチリ負け試合と割り切って行ける(藤川を休ませる)ならいいが、
ペナントレースではない、短期決戦での弱さ・・・

自分で作ってきた勝ちパターンという呪縛
気づいていたのではないかな・・・

岡田監督辞任には、そういう面があると思う。

ある意味、藤川は岡田阪神の象徴。
岡田監督の最後の試合としては、象徴的なシーンだったのかも・・・
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