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一点の「濁り」もないBlog “G”

北海道を離れ、新たな土地で再出発。それに伴いタイトルだけリニューアル。
ただ、看板は挿げ替えたが内容は相変わらず。

ユースにも触れておこう

2005-06-17 | sports - football
【なにせこれからがかかっている選手たちですから】
ベナン戦を見たが、ひとこと、残念という印象しかない。確かに平山相太は世界に通用しうる大きな武器だ。だが、平山が世界と伍して戦える高さを持った初めての日本人FWになれる可能性を秘めていたとしても、「世界を圧倒できる高さを持った日本人FW」では絶対にない。なのにもかかわらず、カレン・ロバートや(途中出場の)森本貴幸、梶山陽平ら、技術やスピードをウリにする選手たちを活かさずに、後方から平山の頭を狙うサッカーばかりになっている。

【平山の武器は】
平山を攻撃の軸に据える発想自体が間違っているとは思わないが、平山の武器はヘッドではないと思う。彼の武器はあれだけの身体を持ちながら実に足元に神経が行き届いたプレイ(特に、ボールを受ける、落とす、というプレイ)ではないだろうか。ならば後方から平山の頭めがけてロングボール(それも低くて早い中村俊輔や阿部勇樹のようなキックではなく、ロビング)を蹴るよりも、それなりにつないで、カレンや家永昭博のようにボールを運べる選手に距離を稼いでもらい、平山の「頭」ではなく「足元」を使ったポストプレイを軸に最後は兵藤慎剛や梶山、本田圭祐といった中盤の選手が飛び込んでくるサッカーのほうが怖いように思うし、それがA代表のやり方により近いはずなのだ。

【最後】
どうも選手たちのコメントなどを聞いていると、この戦い方が大熊清監督の指示であるようだ。日本代表が2002年W杯でトゥルシエ監督のフラットスリーを選手が独自改良したように、若い選手たちではあるが、自分たちのやりたいように適度なフリーランスを持ったプレイをしてもらうことを次のオーストラリア戦に望む。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (Masato)
2005-06-17 22:44:26
こんばんは。TBありがとうございます。平山の使い方に、激しく同意です。彼は、けっこう足元が上手い選手。でも、大熊監督は彼が足元でキープするプレーが気に入らない様子。彼のポストプレーは、以前より良くなっているように見えます。それに周りが絡むと面白いと思うのですが、大熊氏は「シンプルなプレー」を好むようですね。
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TBどうもです (myfootballlife)
2005-06-19 03:30:11
オランダ戦の後半は「平山いけるんじゃない」という淡い期待を抱いたんですが・・・

とりあえず今日トーナメント進出決めてホッとしました。

ただもっとできることあるんじゃないかと思います。選手はもっと自分のやりたいことやちゃえばいい、と思ってしまいます。
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