【祝】
4歳のころにプロ野球を知ってからずっと西武ファンだった(きっかけは他のチームの帽子には何が書いてあるのかわからなかったけど西武はわかりやすくライオンさんが書いてあったから)。小学校時代はまさに黄金期で、西武は野手は1番から9番まで(ヘタすると控えまで)、投手も先発から抑えまでキャラのたった選手が多くて、その後彼らがさまざまな形で違うチームに移っても個人として応援してきた。だから清原和博選手も私があまり応援していないチームに移っても変わらず注目してきたし、今回の500号はものすごく嬉しい。
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-050430-0016.html
【ランクを見ると】
通算本数と出場試合数を見ると、清原より上位にいる選手で清原より出場試合が少ない選手はいない。おそらく今シーズン中に塗り替えるであろう5位落合博満(510本)の出場試合数が現在の清原より59試合多い2236試合で、これがすぐ抜きそうなところでは一番少ない。今のペースなら60試合で10本は無理な注文ではない。本数的なことでもそうだが、清原の量産ペースというのも記録的であると言えるだろう。ケガなくあと今シーズン含め3~4年やれたら、きっと通算ランクで3位の門田博光(567本)越えも不可能じゃないだろう。そうなったら本数とペースを総合的に見たら本当に王貞治と野村克也に次ぐクラスの記録になることだろう。もっと野球選手としての冷静な視点で見たら、およそ「番長」とか揶揄できるレベルの選手ではないのだ。
【移籍前後】
西武時代の1シーズン平均出場試合が127、対して巨人に来てからは94(今シーズンは入れず)。1試合に対する本数は巨人時代が0.23、西武時代が0.22なので100試合出れば西武時代が23本、巨人で22本。巨人に来てから清原は凄くなくなったという声もあるが、実際にはペース的には変わっていなくて、単に出場試合が減ったから本数が減ったと見るのが妥当だろう。(出場試合減はもちろんケガが増えたからという部分もあり、それは本人の問題なのだけれど)無冠ながらこんな記録を打ち立てたように、清原の凄さはアタリのシーズンとハズレのシーズンがあまりなく、長い目で見てコンスタントに打てることである。巨人に来たことで清原のその力が失われたとは思わないが、清原という大砲が打てない時期があっても違う形で勝てる野球をやれる人材が脇を固めていた西武と違い、大砲しかいない巨人の野球とではひとりの大砲に与えられた役割が違っていて、数人の大砲がボカンと打たないと勝てない。清原が打たない時期があったらそれが勝敗に直結してしまうので、短期的なビジョンでベンチにいる他の大砲に打たせる、という野球をやらざるを得ない巨人に来たことはやはり「日本を代表するホームランバッターになる」という清原の入団時の志を考えればやはりもったいなかったと言わざるを得ない。
【ちなみに】
現NYYの松井秀喜選手は日本通算1268試合で332本。単純に倍がけと仮定したら2536試合で664本。これは通算2位の野村克也を7本上回る。1268試合というのは実働10シーズン分にあたるので松井があのペースで打っていったら38歳のときに660本ぐらい。松井のひとつの特徴として大怪我が少ないというのがあるので、王貞治以来の700号も目指せたかもしれない。清原の凄さとともに、この松井秀喜の凄さもついでに気になったので載せておく。
4歳のころにプロ野球を知ってからずっと西武ファンだった(きっかけは他のチームの帽子には何が書いてあるのかわからなかったけど西武はわかりやすくライオンさんが書いてあったから)。小学校時代はまさに黄金期で、西武は野手は1番から9番まで(ヘタすると控えまで)、投手も先発から抑えまでキャラのたった選手が多くて、その後彼らがさまざまな形で違うチームに移っても個人として応援してきた。だから清原和博選手も私があまり応援していないチームに移っても変わらず注目してきたし、今回の500号はものすごく嬉しい。
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-050430-0016.html
【ランクを見ると】
通算本数と出場試合数を見ると、清原より上位にいる選手で清原より出場試合が少ない選手はいない。おそらく今シーズン中に塗り替えるであろう5位落合博満(510本)の出場試合数が現在の清原より59試合多い2236試合で、これがすぐ抜きそうなところでは一番少ない。今のペースなら60試合で10本は無理な注文ではない。本数的なことでもそうだが、清原の量産ペースというのも記録的であると言えるだろう。ケガなくあと今シーズン含め3~4年やれたら、きっと通算ランクで3位の門田博光(567本)越えも不可能じゃないだろう。そうなったら本数とペースを総合的に見たら本当に王貞治と野村克也に次ぐクラスの記録になることだろう。もっと野球選手としての冷静な視点で見たら、およそ「番長」とか揶揄できるレベルの選手ではないのだ。
【移籍前後】
西武時代の1シーズン平均出場試合が127、対して巨人に来てからは94(今シーズンは入れず)。1試合に対する本数は巨人時代が0.23、西武時代が0.22なので100試合出れば西武時代が23本、巨人で22本。巨人に来てから清原は凄くなくなったという声もあるが、実際にはペース的には変わっていなくて、単に出場試合が減ったから本数が減ったと見るのが妥当だろう。(出場試合減はもちろんケガが増えたからという部分もあり、それは本人の問題なのだけれど)無冠ながらこんな記録を打ち立てたように、清原の凄さはアタリのシーズンとハズレのシーズンがあまりなく、長い目で見てコンスタントに打てることである。巨人に来たことで清原のその力が失われたとは思わないが、清原という大砲が打てない時期があっても違う形で勝てる野球をやれる人材が脇を固めていた西武と違い、大砲しかいない巨人の野球とではひとりの大砲に与えられた役割が違っていて、数人の大砲がボカンと打たないと勝てない。清原が打たない時期があったらそれが勝敗に直結してしまうので、短期的なビジョンでベンチにいる他の大砲に打たせる、という野球をやらざるを得ない巨人に来たことはやはり「日本を代表するホームランバッターになる」という清原の入団時の志を考えればやはりもったいなかったと言わざるを得ない。
【ちなみに】
現NYYの松井秀喜選手は日本通算1268試合で332本。単純に倍がけと仮定したら2536試合で664本。これは通算2位の野村克也を7本上回る。1268試合というのは実働10シーズン分にあたるので松井があのペースで打っていったら38歳のときに660本ぐらい。松井のひとつの特徴として大怪我が少ないというのがあるので、王貞治以来の700号も目指せたかもしれない。清原の凄さとともに、この松井秀喜の凄さもついでに気になったので載せておく。
清原はすっかり「番長」で定着してますが、あのバッティング技術は豪快さもありますが、むしろ緻密さを強く感じます。
ぜひ、これ以上のケガなく出来る限り現役で頑張って欲しいです!!