【キリンカップだが】
いかんせん昨日早朝ムリして起きてあんなスゴイ試合を見た後である。このあと日本vsUAEなんて見てもきっと盛り上がれないと思ったので、部屋付研究員さんの仕事のヘルプを入れて、ウチにあるふたつのテレビ録画システムのうちパソコンへのHD録画はファイターズ戦に割いて、ビデオは稼動させずに試合を敢えて見ないことにした。結果、見なくて正解だったと思っている。
【あまり】
私はあまりジーコの采配や監督としての資質に対して疑問をぶつけるようなことをいうのは好きじゃないのだが(結局やるのは選手だ、とサッカーを多少なりともかじった人間として思っている)、この2試合に関しては、結局チームとしてナニがやりたかったのか、イコール監督の意図が全く見えないまま終わってしまった。キリンカップは名目上はAマッチでタイトル戦ではあるが、つまるところ練習試合だ。じゃぁこの練習試合でやるべきことはなんだったのか。まずはアウェイで必要な「勝ち点を落とさない」ことの予行。宮本選手はペルー戦後に「バランスを崩してでも取りに行った」と語ったが、その必要がどこにあったのか。それがまず見えない。まさかキリンカップを獲るために勝ちに行っただなんて馬鹿な考えをしているはずもなく、チームとしてこの試合の意味がきっちり設定されていなかったことを示唆している。
【今日は】
じゃぁ今日必要なものは何か。それはタテに早い中東系のカウンター対策、そのためだけのマッチメイクと言ってもいいはずだ(でなきゃわざわざUAEなんていう微妙な相手と組む必要はない)。だが、それにあまりに無策にハマッて敗れた。今日に関していえば「点を取る」ことよりも「点を取られない」サッカーを試すことのほうが重要だったのに、失点シーンはクサビの選手にもマークが甘く、落としたボールもチェックが甘いままダイレクトではたかれた先は1対1。負けないサッカーをやるときは前線に近いところで少ない人数でボールポゼッションをあげる。それが近道だが、結局中盤の低いところで持とうとするから、ちょっとしたミスですぐに前半終了間際みたいなピンチを招く。これも方向性が整理されてないから起こること。
【その上】
このあとアブダビ合宿から合流する選手がいる。これの起用法をまた方向性を用意せずにただ駒としてはめ込んだって混乱を招くだけだ。代表について私はふだん楽観も悲観もしないが、今回ばかりは結果からではなく、この2試合の取り組み方から、非常にこのあとに危うさを感じている。
いかんせん昨日早朝ムリして起きてあんなスゴイ試合を見た後である。このあと日本vsUAEなんて見てもきっと盛り上がれないと思ったので、部屋付研究員さんの仕事のヘルプを入れて、ウチにあるふたつのテレビ録画システムのうちパソコンへのHD録画はファイターズ戦に割いて、ビデオは稼動させずに試合を敢えて見ないことにした。結果、見なくて正解だったと思っている。
【あまり】
私はあまりジーコの采配や監督としての資質に対して疑問をぶつけるようなことをいうのは好きじゃないのだが(結局やるのは選手だ、とサッカーを多少なりともかじった人間として思っている)、この2試合に関しては、結局チームとしてナニがやりたかったのか、イコール監督の意図が全く見えないまま終わってしまった。キリンカップは名目上はAマッチでタイトル戦ではあるが、つまるところ練習試合だ。じゃぁこの練習試合でやるべきことはなんだったのか。まずはアウェイで必要な「勝ち点を落とさない」ことの予行。宮本選手はペルー戦後に「バランスを崩してでも取りに行った」と語ったが、その必要がどこにあったのか。それがまず見えない。まさかキリンカップを獲るために勝ちに行っただなんて馬鹿な考えをしているはずもなく、チームとしてこの試合の意味がきっちり設定されていなかったことを示唆している。
【今日は】
じゃぁ今日必要なものは何か。それはタテに早い中東系のカウンター対策、そのためだけのマッチメイクと言ってもいいはずだ(でなきゃわざわざUAEなんていう微妙な相手と組む必要はない)。だが、それにあまりに無策にハマッて敗れた。今日に関していえば「点を取る」ことよりも「点を取られない」サッカーを試すことのほうが重要だったのに、失点シーンはクサビの選手にもマークが甘く、落としたボールもチェックが甘いままダイレクトではたかれた先は1対1。負けないサッカーをやるときは前線に近いところで少ない人数でボールポゼッションをあげる。それが近道だが、結局中盤の低いところで持とうとするから、ちょっとしたミスですぐに前半終了間際みたいなピンチを招く。これも方向性が整理されてないから起こること。
【その上】
このあとアブダビ合宿から合流する選手がいる。これの起用法をまた方向性を用意せずにただ駒としてはめ込んだって混乱を招くだけだ。代表について私はふだん楽観も悲観もしないが、今回ばかりは結果からではなく、この2試合の取り組み方から、非常にこのあとに危うさを感じている。