ラブラドレッセンスの瞳

暗がりの、猫の瞳の煌めき。
地中深く、眠る石の輝き。

四十九日

2009年11月02日 | 父の事全般
今日は父の四十九日です。


特に法要とかしないんですが、何となくお別れというか区切りというか。
完全にこの世を去ってしまうんですね。

とはいえ、亡くなった当日から全く家に帰ってきた気配もサインもなく、もうとっくに上がっちゃってるんじゃないかなと思います。

特に未練を残してるようでもないようでしたし、父の性格から考えると、サッサと逝ってしまったように感じられます。


自分からどこかへ行こうと誘って出かけても、その場所をちょちょっと見たらサッサと帰ってしまうような人なので、特に何もこだわってないんじゃないかなと。

唯一、セントレアで飛行機の離着陸を見ていた時だけは、楽しそうに長居していました。
でも記憶にあるのはそれだけです。

何かもう下手すると、火葬場で体がなくなったらそのままあがっちゃったんじゃないかと思うぐらいです。


私としてはクロの時みたいに、もう一度ちゃんとお別れみたいなのがしたかったんですが。
病院に着いたのが遅かったのもあるし・・・。

それだけ未練がないのは、本当は当人にとってはいい事なのでしょう。
家族としては少し寂しいですが。


それでも、今でも慣れないお線香の香りの中、写真に手を合わせている時に玄関から
「ただいま」
って帰ってきても、全く違和感を感じないとさえ思います。

現実を受け入れてない訳ではないのに、何故か「それもおかしくない」と普通に思えるんです。

精神が病んでいるのでしょうか?


これで父の話は区切りとなりますが、まだ葬儀屋さんの事とか亡くなった当日の事とか、葬儀の事とか色々書きたいとは思うので、落ち着いて時間が取れたらまとめて書こうと思います。

今ちょっと色々忙しくて長文書いてる時間もないし、今年はずーっとバタバタしてる可能性が高いですが

私の思い出の覚え書きでもありますし、誰かの参考にでもなればいいと思います。


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