創価学会体験記

選挙前になると電話をかけてくる 不思議な人達。そんな創価学会を体験してみました。(中傷と信仰賛美は 削除対象になります)

2世3世問題

2008-02-20 14:45:38 | 体験記
私が創価学会に関わったときには、2世3世問題など全然知らなかった。
私と関わった人たちは2世3世が多かったが、創価学会以外では普通の人だった。
創価学会を辞めるときに執拗なメールや電話で恐怖を感じたが、憎むほどでもなく時間と共に忘れることが出来た。

実際に現実世界で関わった彼らは苦労しながら社会と軋轢を出来るだけ避け活動していた。

インターネットで創価学会問題を訴え出すと「創価学会良識派(オルタナティブ派)」なる方々とも交流があった。だが 私はしだいに彼らに「うさんくささ」を感じ出すようになった。いくら彼らが「良識ある人」だとしても創価学会を擁護している限り「悪組織」に荷担して盛り立てて迷惑をかけ続けることになるからだ。彼らは自分たちが良い人になることで創価学会を認めてもらおうと努力していたが「それとこれとは違う話」だ。

当時、まだ籍はあったが創価学会を糾弾する2世、ありささんのマインドコントロールと戦う日々一行日記を読んだ。MCから解き放たれるために、これほどの苦悩と絶望を2世3世は背負うのかと、愕然とした。

創価学会員とひとくくりにしても創価学会での立場やひとりひとりの性格は様々だ。私はその人の状況を見て言葉を選ぶようにしている。

今 活動もしない創価学会組織にもほとんど関わらない、それでも聖教新聞だけを取り、あるいは公明党に入れるだけの2世3世が増えている。
あまりにも無知で、創価学会がやってきた迷惑行為もしらず、何故創価学会が世間で嫌われているのかも理解できない人たち。この人達は創価学会に関するインターネット情報も新聞もほとんど見ない。その人達には 適切な情報を与え続け 何故社会が問題視しているのか、創価学会に嫌悪感不信感を持つ人が多いのかを知ってもらう努力をしている。

また 創価学会的性格として「異常に前向き」「まわりの空気が読めない」「他人のことに鈍感」「過剰な被害者意識」「反省を全くしない」「創価学会と自分はいつでも正しい」「反対意見に過剰に反応」「自己顕示欲の塊」という特徴を持ってしまった人達もいる。このような人には全く話が通じない。自ら、目も耳も塞いでしまっている。下手に色んな情報を見てしまうと 自分の人格が壊れてしまうからだ。この方々とコミュニケーションを取ることは非常に難しい。彼らが疑問を持つ時を待つしかない。

創価学会で最も深刻なのは2世3世問題だ。この苦しみと悲しみの連鎖から逃れるために、どうか子どもたちへの宗教の強制はやめて欲しい。
彼らにどうしても同情してしまうのは、自分もまた創価の家に産まれたら活動家に育ち、疑問を持ちもがき苦しみながら非活の道を歩いただろうと思うからだ。誰にも頼らずひとりで退会までたどりつけたかどうか自信はない。

創価学会の魔力は、「創価学会員」でさえあれば どんな人でも温かく迎え入れられることだ。。その呪いを溶かすには 非会員の温かな辛抱強い働きかけだ。そして創価学会を離れても気持ちよく受け入れられる場所を与えてあげることだ。実際、結婚と同時に創価学会を退会する方も多くいる。

2世3世で今現在苦しんでいる人は「人は必ず変わることができる」、そのことに希望を持ち前向きに生きて欲しい。そして私も 創価学会に対してその問題点を突きつけ続けていくことで、ひとりでもその場所から離れることへの手助けが出来ると確信している