山が好きなの!

2008年春、一軒の不動産屋さんが横浜にできました。それは、山好きシャチョーのヨロズヤとなりました。ヨロズ引受けます!

建物は生きている

2008-06-17 23:41:52 | シャチョーの主張
 家屋は使用していないと傷みが早いのです。特に湿気を嫌います。
 生活していれば、窓も開けるしドアの開閉もあるので、多少の通気は出来ていることでしょう。換気扇を使って強制換気をすることもあると思います。が、最近思っているのですが、窓を開けるなどして外気の空気を室内に取り入れたくない方が増えているのではないでしょうか。
 考えられる理由としてはほこり/花粉/排気ガスまた騒音があげられます。汚れた空気を取り入れるくらいなら換気をしない方が、と考えるのでしょうが、体にどの程度影響があるのかは難しい問題です。
 しかし、換気をしないでいる事が家屋にどんな影響を及ぼしているか、真剣に考えた方は少ないと思います。 
 建物の一番の敵は湿気です。湿気カビが繁殖しやすくダニなどの害虫にとって、とても生活し易い環境といえます。もちろん木材は湿気に弱いので腐ります。
 人が生活している家屋では、北に面した部屋は室内と室外の温度差が激しいため、結露がし易い環境といえましょう。特にカーテンの裏は空気も流れにくいので湿気が残り、カビが発生しやすいのです。この点については、大掃除の時やお引越しされた時に気が付いた方も多々いると思います。
 木造の家屋と鉄筋のマンションでは強度に違いがあるものの、基本的には同じです。建物はとにかく湿気/カビ/ほこりを嫌います。そしてダニやクモ等々の虫は湿気の多い環境を大変好むのです。季節や建物の周辺環境にもよりますが、二三日家を留守にして帰った時、玄関を開けたら『何か臭いな~』って感じた方、即、窓を開けて換気をして、部屋の掃除をしてください。この臭いはたぶんカビや虫のフンやダニなどの屍骸の臭いです。建物を長く使う為にも換気と掃除はマメにやった方がいいと思います。特に目に付きにくいカーテンの裏や浴槽の下はカビの楽園です!
 くどいようですが、建物は木造の家屋でも鉄筋のマンションでも、湿気を嫌うのはどちらも同じです。人が呼吸するように建物にも換気や掃除という呼吸をさせてあげて欲しいのです。


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