たびのメモ

ちょっとした外出や旅行等々の記録(最近は神社仏閣ばかりですが…)

H25.1.13 氷上姉子神社

2013-01-23 23:05:12 | 神社(愛知)
今回もまたまた熱田神宮の境外摂社を。

氷上姉子神社(ひかみあねごじんじゃ)
愛知県名古屋市緑区大高町火上山1-3
<主祭神> 宮簀媛命
<社格等> 式内社(小)


先にいった高座結御子神社は熱田神宮からも近い場所でしたが、こちらは南へ約10km程離れた場所にあります。
車であれば20分程ですが、公共交通機関の場合は電車で大高駅まで移動した後、そこから徒歩20分程掛かりますので、可能であれば車で行くのが無難かと。

氷上姉子神社は、古代尾張の開拓神であった天火与命の子孫で、当時の尾張国造として火上の地を本拠としていた乎止与命の館跡に、その乎止与命の娘である宮簀媛命を御祭神として仲哀天皇4年(195年)に創建された神社。
宮簀媛命は有名な日本武尊の妃でもあります。

又、神社名に“氷上”に対して住所は“火上”と真逆の漢字が使われていますが、現在の住所である“大高町火上山”は、昔は“火高火上(ほだかひかみ)”と呼ばれていたものが、神社自体や周辺の民家がたびたび火による災害を被った為、「火」の字を忌んで“大高氷上”と改められたらしい。(現在では元の火上山に戻っています)

神社の横の南北に走る道を、北側から南下していくと看板発見。

南側からも来れますが、少々分かりにくいので北から来た方が簡単。

上の看板の所を左に曲がると氷上姉子神社へ。

この鳥居の手前が駐車場です。そんなに広くない感じ(20台位?)

鳥居を抜け、最初に目に付いたのがこれ。

お手製の輪投げ?家族連れが結構遊んでました。

正面を向くとすぐに本殿が。

この本殿は明治26年の熱田神宮御改造の時までの別宮八剣宮の本殿を移築したものらしい。

本殿を参拝後、続いて元宮へ。
元宮は、道路まで戻り、道路を横切った反対側の山の中。

山の中といってもそれ程歩く訳でもなく、道も歩き易いです。

こんな道を進みます。

本殿の方には少ないながらも途切れることなく参拝客が来ていましたが、こっちにはほとんど人が居ない…。

しばらく歩くと神明社を発見。

御祭神は天照大神。

神明社から更に奥に行くとようやく元宮に到着。

お社の右側にあるのは“宮簀媛命宅趾”と彫られた石碑。元宮の名の通り、こちらが元々の遷座地なのです。

せっかくなので少し離れた所にある、末社の玉根社も参拝。

先程渡ってきた道路を北上し、少し歩いた所にあります。御祭神は少彦名命。

玉根社の脇には大高斎田。

冬なので当然何も植えられてないですが…。( ´・ω・)
この斎田で収穫されたお米は、熱田神宮の各種の祭典や神事で使用されるそうです。

御朱印。

本殿向かって左側にある授与所で頂きました。