たびのメモ

ちょっとした外出や旅行等々の記録(最近は神社仏閣ばかりですが…)

H25.1.3 尾張大国霊神社

2013-01-06 23:28:08 | 神社(愛知)
今回からしばらくは初詣ネタが続きます。
何ヶ所も行ってるので初詣と言ってよいのかは分かりませんが…。

「国府宮」という通称の方がよく知られていると思われる尾張大国霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ)から。
尾張大国霊神社は毎年旧暦正月13日に行われる“はだか祭”が天下の奇祭として有名な神社。

尾張大国霊神社
愛知県稲沢市国府宮1-1-1
<主祭神> 尾張大国霊神
<社格等> 旧国幣小社・式内小社・尾張国総社・別表神社


この日はまだ三が日という事で参拝客が多い&この辺りでは少ない雪で大変でした。
駐車場・臨時駐車場共に当然混雑しており、神社周辺の交通規制もあって結構手前から渋滞してましたが、20分程で駐車でき、さっそく参拝へ。

この楼門は国指定の重要文化財です。

楼門の手前には長い参道が延びていますが、正月は露天が沢山立ち並ぶ。

参道は、入口の一の鳥居から途中の二の鳥居を過ぎ、この楼門まで来るのに結構な距離です。

楼門を抜けるとすぐ目の前に拝殿。

とは言っても、楼門と拝殿の間には蕃塀が立てられ、楼門からは拝殿が見えにくい状態。

拝殿向かって左側にあるおみくじ等を結ぶ所。

ここでちょっと変わっているのが、沢山の“なおい”と書かれた紅白の布。
はだか祭”は正式には“儺追(なおい)神事”と言い、それに由来する“なおいぎれ”で、厄除けのお守りとして一本100円で授与されているもの。

ここで“はだか祭”について簡潔に説明すると、儺負人(神男)という役目の人を数千人のはだか男達にもみくちゃにされるお祭りです・・・
・・・とまぁこれだけだと意味不明ですので追記を。
神男に触れる事で自分達の厄災を祓うことが出来ると言われており、その為、はだか男達が一斉に神男に触ろうと殺到する訳です。(詳しくは神社のHPをご参照下さい)
一度見に行った事が有りますが、もの凄い迫力でした!Σ(´Д`lll)
実際に死傷者も出ている程激しいお祭りで、とてもじゃないけど混ざるのはムリ…。

境内西側にある授与所。

“なおいぎれ”はこちらで通年授与されています。

授与所より更に西側へ行った所にある参集所。

結婚式等が行える施設で、平成元年に建てられたもの。

古神札納所。寒いので火の近くへ…。(*´∀`*)

向こう側に見える緑色の屋根の建物は儺追殿といい、神男がはだか祭の前に身を清める為に三日三晩過ごし、祭当日の神事の場所としても使われる建物。

御朱印は授与所(の横の窓口)で頂きました。

「一月」ではなく「正月」と書かれているのが何となく嬉しい。