FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

2020213

2020-12-13 06:00:00 | 今日の一枚

ついうっかり、買ってしまいました
R.A.ハインラインの夏への扉

新版ということでなんでかしら?
とおもったら

これだ
タイムトラベル小説といっているけど
”タイムマシン”で時間移動するのは一回だけ
まあ冷凍睡眠も未来へのタイムトラベルで、それは作中でも言及されてはいるが
ああでも不安しかないなこの映画
ツイッターで誰かが言っていたけど
今なら、可能だから原作通り1970年を現在にして
書かれた1950年代から見たレトロフューチャーの1970年と
その30年後の2000-2001年を描けばいいのに
という意見に賛成しますよ。
それはそうと新版と旧版は何が違うのかしら



まだ怖くて買っていない
”新訳”

なじみの旧版
面白いのはどの版でもピートがキジトラなんだよね。
よく考えたら、キジトラって日本猫じゃないか
飼っていた猫のお世話になっていた先生の話だと
キジトラは気が荒いのだそうです
そういやあ、ピートは作中では気が荒いっぽいですな
この作品の人気は日本のみで・・・
という解説はよくされます。
なんですかね、メリケンの人はこれ好きじゃないのか
あと日本でもこれを否定的にとらえるる人もいます。
まあ意見はそれぞれ。
もう一つ
新版

スターキング
エドモンド・ハミルトンの傑作だけど
このえ、多分リアンナなんだけど
うーん、書かれている銀河帝国の風習にあっているのか
こんな透ける吹くという描写はないと思う
むしろ、米国人憧れの欧州の宮廷だから
もっと厚い服装だと思うんだが
あ、ローマ帝国だったらそうでもないか
ただ帝国の王室のファミリーネームが”アーン”だったりしましてね
これは・・・
オスマントルコととか、中東の王制を敷いている世界がモチーフなのかもしれません
新訳は一部の単語の発音を見直しているようです。
リアンナはフォマロート王国の王女なのですが
このフォマロート
「みなみのうお座にある恒星で、全天に21個ある1等星の1つである。」
Wikipediaより
いま日本ではフォーマルハウトと発音されておりまして
そこら辺を修正しているようです。
でもGoogle先生に聞いてみるとフォーマロートというかんじで
フォーマルハウトはドイツ語委発音なんじゃないかと思います。
それって”正しい”の?
”壮大な”スペースオペラなのですが
まず、スペースオペラというのは当初は誉め言葉ではなかったということを
知るべきでしょうねぇ
いまは、ジャンルの一つとして認知されていますけど
そして、改めて検索して驚いたのは
これスペースオペラが、衰退してきたころ(というか衰退しきったころ?)に
ハミルトンがスペースオペラの再構築として書かれたものだということですかね。
ハミルトンは1920年代にキャプテン・フューチャーを書いていますが
亡くなったのは1977年、”意外”と最近(笑)
奥様のリイ・ブラケットさんも1978年に亡くなっているのですが
スターウォーズ Ep5帝国の逆襲の脚本が彼女の手によるものだという事実は
1978年が意外と近くであることを
感じさせないか(笑)

我々になじみが深いのはこちら

これすげえよな
物語の発端をよく表しています
青が精神を表して、2つの人影が作中で起きることを表しています
続編のスターキングへ帰還はバックが赤
ところがこれ再版版で

こんな情緒もくそもないカバーに
うーん、残念
拾い物の海外版というかオリジナルだろうなこれ

左は多分、ラスト近くの戦闘かな
右は、ああ、日本版と意図するところは同じ


これが”帰還”
うーん、きれいだけど、これアメリカ人の持つリアンナのイメージ??

これが日本版、赤で肉体を表している。
真鍋博 天才!


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