昨日の新聞には、気になる記事が載っていた。
記事のタイトルは「家計保有外国証券 初の10兆円突破」、個人投資家の資金は日本株から離れ、新興国株を中心に資産が積み上がったという内容だ。10兆円の金額には投資信託が含まないことに鑑み、海外株に流出した金額がいかに大きいかを容易く想像できる。
新興国株の代表は中国、香港、ベトナムあたりであろう。何しろこの2年間、驚異な高騰率を誇る市場であるだけに、個人投資家を惹きつけたのも当然の成り行きである。
が、私見では、前記市場のいずれもバブル化しており、日本株こそ過去最大の割安度を測れるまで調整して来た。言い換えれば、この記事も「逆張り」サインとして、来年日本株上昇、中国、香港、ベトナム株下落を暗示していると言えよう。
実際、中国、香港株はすでに調整して来た。面白いのは、上海株総合指数が1000割れから3000大台に乗せた際、専門家らは「バブルでは」との指摘が多かったに対し、6000台になった時点、このような指摘が逆に殆ど聞こえなかった。日本でも、最近の投資専門雑誌において、中国株専門家らの大半も「押し目買い」と推薦している。最大の根拠はやはり中国がまだ「バブルではない」からだ。
一方、日本のバブル崩壊も含め、人類の歴史において繰り返し証明した事実とは、大半の市場参加者が「バブル」と気付いていないこそ「バブル」を発生させ、逆に大衆が絶望している最中に強気相場が生まれたのである。よって、「お隣さん」と違うことをやりたければ、今新興国株売り、日本株買いというストラテジーに転換すべきか。
私自身、資産の90%を日本株にシフトしている。10月9日の鶏先か、卵先かにも書いたように、大阪証券取引所における中国A株ETF投信の上場を逆サインと見、中国株を売り切った。一方、今日の「日経」の「ノンバング 時価総額、ピーク比6割減」との記事を見て、買い増しを考えている最中だ。
ちなみに、ノンバング株に関する悲観的な記事が今年中随分新聞の紙面を賑わせていたので、私にごっそり下値を拾うチャンスをくれた。最近、消費者金融各社から年間報告と配当が郵送され、家内は封筒を見てかなり心配しているようだが・・・・・・。
記事のタイトルは「家計保有外国証券 初の10兆円突破」、個人投資家の資金は日本株から離れ、新興国株を中心に資産が積み上がったという内容だ。10兆円の金額には投資信託が含まないことに鑑み、海外株に流出した金額がいかに大きいかを容易く想像できる。
新興国株の代表は中国、香港、ベトナムあたりであろう。何しろこの2年間、驚異な高騰率を誇る市場であるだけに、個人投資家を惹きつけたのも当然の成り行きである。
が、私見では、前記市場のいずれもバブル化しており、日本株こそ過去最大の割安度を測れるまで調整して来た。言い換えれば、この記事も「逆張り」サインとして、来年日本株上昇、中国、香港、ベトナム株下落を暗示していると言えよう。
実際、中国、香港株はすでに調整して来た。面白いのは、上海株総合指数が1000割れから3000大台に乗せた際、専門家らは「バブルでは」との指摘が多かったに対し、6000台になった時点、このような指摘が逆に殆ど聞こえなかった。日本でも、最近の投資専門雑誌において、中国株専門家らの大半も「押し目買い」と推薦している。最大の根拠はやはり中国がまだ「バブルではない」からだ。
一方、日本のバブル崩壊も含め、人類の歴史において繰り返し証明した事実とは、大半の市場参加者が「バブル」と気付いていないこそ「バブル」を発生させ、逆に大衆が絶望している最中に強気相場が生まれたのである。よって、「お隣さん」と違うことをやりたければ、今新興国株売り、日本株買いというストラテジーに転換すべきか。
私自身、資産の90%を日本株にシフトしている。10月9日の鶏先か、卵先かにも書いたように、大阪証券取引所における中国A株ETF投信の上場を逆サインと見、中国株を売り切った。一方、今日の「日経」の「ノンバング 時価総額、ピーク比6割減」との記事を見て、買い増しを考えている最中だ。
ちなみに、ノンバング株に関する悲観的な記事が今年中随分新聞の紙面を賑わせていたので、私にごっそり下値を拾うチャンスをくれた。最近、消費者金融各社から年間報告と配当が郵送され、家内は封筒を見てかなり心配しているようだが・・・・・・。