分子研UVSOR松井研究室のブログページ

2018.03に分子科学研究所に異動、研究室を立ち上げ中です。

超・進化論を見ました。

2022-11-22 20:35:37 | 岡崎にて
弟が制作に協力している、ということで
NHKの超・進化論、第一回を視聴しました。

遊びの要素もあり、身構えなくても興味が持てるような工夫がされています。
新しい見方につながった実験を分かりやすく説明することで
これまでの進化論との違いを強調することに成功しているようです。

これまで進化を生存競争という視点で教わってきたような気がします。
印象深かった「赤の女王仮説」も絶えず変化していくことで変動する環境に対応して生き残る可能性に賭ける
という内容であると理解してきました。

最近よく目にするようになった「人新生」。
「人新生」に突入してどのように「進化」を捉えなおすか、といった議論も興味深くフォローしてきました。

今回の「超・進化論」はこれまでの進化論や展望とは違った見方を提供しています。
種を超えた協調によって共生の道を獲得する植物界のエピソードが目から鱗のトピックスでした。

ブランデンブルグ空港、やはりどうも。

2022-11-20 21:43:27 | 海外出張
新しいBrandenburg空港は自動化が進み、チェックインも荷物預け入れもみなセルフになっています。
一件、スマートで手続きは早いのですが、やはり対面の方が良いこともあると痛感。
ベルリン発パリ行の機材が1時間遅れて、空港に到着してきました。
乗客が降り切るまで登場が始まりません。

フランスの航空会社のお客は並ぶということをしない。
優先搭乗の後はカオスです。
加えて荷物預け入れがセルフになったので、中型スーツケースを機内持ち込みにする人が続出。
機内前方でスーツケースを入れる人で一つしかない通路をふさぐので結局乗り込みに30分かかりました。

今度は動き出したら、氷点下、ということで機材が凍ってしまい、融雪剤をかけ始めました。
解けるのに30分。結局2時間半の遅延で3時間の乗継時間は極端に短くなりました。
乗務員には走っていけば大丈夫、と言われてその通路を教えてもらいました。
先頭を走っていると、パスポートコントロールの係員がしっかりと居眠り。
たたき起こすとバッグからゆっくりとスタンプを取り出し、少々焦りましたが、
何も聞かずにスタンプを押して通してくれました。
乗り継ぎ先のゲートではすでに搭乗が始まったところでした。

今度は南回り。日本・欧州間で今となっては最短ルートのトルコ航空が目立っている理由が分かりました。

今回はVisit Japan Webに先行登録をすることで、検疫がスムーズになるとのこと。
スマートフォンが要求されていましたが、ノートパソコンを開け画面を見せることで問題なく通過しました。
預入荷物がうまく乗り継げているか、心配でしたが
最後の最後に荷物が出てきて、京急に乗り
新幹線に乗り継ぎました。雨が降っています。
最後東岡崎からは残念ながら20分待ってもタクシーは来ず。
陸続き、ということで歩いて帰りました。

今回は体調を崩すこともなく、コロナ感染も防げ、色々な出会いがあったということで
総じて実りある旅行だったと思えます。


Berlin出発

2022-11-19 21:40:13 | 海外出張
1つ買い物に出かけました。
白ワインとチョコレート。
薬局ものぞいてみましたが、ハンドクリームの絵を見せて取り扱っているか聞いてみたのですが
その店には置いていないとのこと。
Unter den Lindenにある香水店に行くとある、と教えていただいたのですが、
Haptbahnhofにもその支店があることがわかり、
宿をチェックアウトしました。
土曜は受付に人がおらず、鍵をポストに入れえるだけ。

事前に購入していたABC区間の券をトラムM10で有効化し、
Haptbahnhofで乗り換え。
残念ながらそこでもハンドクリームは置いていないとのこと。
ただ、これは絶対おすすめ、と言われ、
この手の商品は疎いので、一つ購入しました。

Haptbahnhofからは空港直通の急行が30分おきに出ています。
Gesundbrunnen経由であっという間に新Brandenburg空港に到着しました。
全てセルフチェックイン・荷物預け。
人のよさそうな職員がいるところでスーツケースを預けました。
空いていてのんびりしていたせいか職員の対応も至ってフレンドリーで
荷物検査の所でも「日本は好きだ」と片言の日本語を色々と披露してくれたり、
と問題なく搭乗口に向かいました。

さて機材は出発定刻を過ぎても届かず。
パリ行は一時間遅れの運行だそうです。
パリでの出国審査が心配ですが、
乗り継ぎはもともと3時間の余裕があったので問題ないと期待しています。

ドイツでの最後の作業日

2022-11-19 05:21:47 | 海外出張
夜中に断続的に教授会に参加した後、夜が明けてREWEに行って回収ペットボトルを戻してきました。
外は道理で寒い。

今年初めての雪です。
Nordbahnhof前のかつて滞在したホテルのわきを通りました。


今朝は宿からメーカーへはベルリンの壁祈念公園を通っていきました。

まず午前中はハンブルグでの発表に使った資料を使って、岡崎での進展を説明しました。
装置開発者のマーティンさんから詳細な質問を受けましたが、
議論を通じて大分こちらを信頼してくれたようです。
午後はスピンフィルタの詳細について様々に説明してくれました。
また今回の修理について検討を行いました。

少しずつ進めていきましょう。

夜はメーカーから退職した二人と再会、担当のステファンさんを交えて夕食を楽しみました。

明日の出発に備えて準備しないと。
航空券、入国書類は揃いました

Berlinでの作業1日目

2022-11-18 02:18:17 | 海外出張
日本にいるときはドイツと結び夜遅くまで作業が続きましたが、
今度は日本と結び早朝から仕事が続きます。
1時3時5時とまどろみながらメールを確認し、日本から頂く情報に対し次の作業を依頼するメールを送ります。

7時前に本格的に起床し
8時にGaastehausから徒歩でメーカーの本社建物に向かいました。

電力会社AEGが残したかつての巨大な工場群の建物がベンチャー企業に提供され、
新たな産業地区となっている一角にあります。
2-3年前に通った風景とさほど変わらず。
日本で装置を大気開放して詳細を調べる作業が続きます。
結果は内部はすべて問題なし。
開ける必要がなかったのでは、という向きもありますが、
ハードに問題はないということが確信できたこと、
今回を機にバルブを使いやすい位置に配置しなおし、新たに真空排気ポンプを4か所取り付けたこと、
などプラスがあり、良しとしましょう。
幾つか交渉事が残り、今回の作業でメーカー側に色々と依頼ができそうです。

夕方にGesundbrunnen Centerに向かいました。
インド料理を食べ、少し店を見て回りました。

Berlinに到着しました

2022-11-17 00:46:27 | 海外出張
無事Berlinに到着です。南口のクリスマスツリーです。
吹き抜けで3階のSバーンと地下階のUバーンが一度に見渡せます。

5時前ですがもうだいぶ暗い。
北口からトラムM10に乗りNordbahnhofの先まで行きます。
宿はGaastehaus Lazarus。
Lazarusは福祉団体で老人ホームや障碍者施設などを運営するとともに宿泊施設やレストランを併設しています。
Berlinの壁公園の前にあり、
館内には当時の記録写真が並び、神聖な気持ちになります。
深緑野分さんの「ベルリンは晴れているか」に出てくるWedding地区の一角です。
https://note.com/fukamidorinowaki/n/n04166ba4fcb8
部屋は新しく快適です。

翌日に撮った写真。

雰囲気のある中庭で鳥も飼われていました。



これから買い物に出かけてきます。

装置の修理作業に向け
この深夜から忙しくなります。

遅延

2022-11-16 18:55:28 | 海外出張
それにしても車内の電光掲示板で到着時刻の表示に
始めからplan(予定)とaktuell(実際)が用意されているのに
確信犯的なものを感じます。

焼きそばは美味でした。

遅延は1時間以上になりそう。
水分はなるべく取らずにいます。

Berlinへ移動

2022-11-16 18:40:38 | 海外出張
昨日は装置を詳細に見せてもらいました。
ほぼ完成に近づいています。
真空度もE11mbar台に入っていてさすがです。
イオンポンプの選定について磁場の考慮を教えてもらいました。
Tuscheさんに今度は一日の滞在でなく、
一週間でも二週間でも滞在して装置を使いに来てくれ、
と言ってもらえたのはありがたいです。
なかなか意思疎通の難しい人ですが、
こちらの誠意は徐々に伝わっていると期待しています。

雨雲はだんだんと去り、今朝は晴れ間が見えてきました。
電車の遅れを警戒し一本早い電車に乗ることにしました。

Juelich研究所駅を通り過ぎます。
車中にはコロナに関する注意書きがありましたが、
無造作に時刻表の上にかぶせてしまっています。

ケルンにつきました。駅にはウクライナ支援の案内がありました。

結局ベルリン行の電車は30分遅れ。一時間に一本なのでちょうど前の電車に十分間に合うところでしたが、
車掌に聞くとオンラインで購入した券では指定便以外には乗れないとのこと。
遅延便を待つことにしました。

ケルンの大聖堂はいわゆる日本の法隆寺の五重塔だ、と聞きました。
駅からもみえます。

鶏がのっかった焼きそばを昼用に購入し電車に乗り込みました。
席を確保しBerlinに向かいます。

Juelichを訪ねました。

2022-11-16 06:16:54 | 海外出張
Koeln駅に入るところで7分遅延、駅で入線の混乱が生じているようです。
Aachen行の特急が15分遅れ、各停は通常運行ですがDuerenまで38分。
特急は23分なので15分遅れても途中で追い抜かすことがわかり、特急を待ちました。
Duerenからの乗継はうまくいかず、次の便に切り替え、パンを一つ購入して昼にしました。

今回の宿は東の町のはずれ。
駅から徒歩で20分。
スーツケースを置き、Juelich研究所まで歩いて向かいました。
30分で到着、研究所の関係者らと一通りの議論を終えました。
継続して共同研究を行うことが確認できたのは良かったです。
夕飯は久しぶりにXin君と街に出て。
雨が降ってきました。

宿には珍しく風呂桶があり、疲れを落としました。

土曜は晴天

2022-11-14 00:44:21 | 海外出張
今日は一日晴天の予報。
朝、ビームラインに顔を出しました。

所内はすっかり紅葉ですが、何故か向日葵も咲いています。

装置の打ち合わせをしたのち、バスで一日券を買って街に出ました。

Othmarschen駅で降りるとS bahnが不通。
またバス停に戻りAltonaまで向かいました。
AltonaからはS1にのりLandungsbrueckenへ。
横浜の港のように遊歩道が代替的に整備されて、
大道芸人も何人も仕事をしています。

奥に見えるのがElbphilharmonie。
展望台があり、人気スポット。下から見るだけで満足しました。
夜にはZurichの楽団が出演する、というのですがまたの機会に。


街中をぶらぶらとします。

27年前も街を歩き塔のスケッチをして回りました。
ドイツに来たからにはKebabを食べなければ、ということで中央駅近くで一つ購入。
優に二食分の量です。半分は夕食に。

鉄道模型博物館MIWULAを勧められたのですが、混んでそうということでKunsthausに入りました。




本館は中世から近代まで50ほどの部屋に分かれて展示が続きます。
金魚の絵を見て帰りました。




Altonaに。

2022-11-13 04:13:42 | 海外出張
金曜夜にMakusさんが夕食に誘ってくれました。
Altonaまで車を出してくれ、込み合う路駐の空きを探していたところ運よくレストランの前が2台空席。
後ろからついてきた別の車も隣に停め、お互いに幸運を喜びました。
Cafe Katelbachに入りました。
http://www.katelbach.de/
Roestereiとあるように、ドイツ南部・スイスの料理店です。
Spaetzleがあったのでそれを選択。
懐かしい味でした。

さて実験の方は、
スピンはあきらめた様です。
残念。