分子研UVSOR松井研究室のブログページ

2018.03に分子科学研究所に異動、研究室を立ち上げ中です。

釜山を観光

2024-06-26 08:35:40 | 海外出張
火曜日午後はエクスカーションがありました。

海東龍宮寺を訪ねました。


甘川文化村にも寄りました。

東洋のマチュピチュ、とよんでいるとのことですが、原宿のような、。

星の王子様がマスコット。朝鮮戦争時の避難民の居住地をリノベーションして観光地化したとのことでした。
薬菓をここで買いました。

浦項から釜山へ

2024-06-23 17:46:27 | 海外出張
3日目、少し雨が上がりました。

朝にキムさんが迎えに来て市内を案内してくれました。
活気のある魚市場を歩き、海に突き出た迎日臺に寄りました。
小高い丘にポハンで一番観光客が訪れるというSkywalkに向かいました。

無料で登れます。つくりが華奢で結構揺れました。

対岸に製鉄所POSCOが見えます。

昼は昔の漁師村の雰囲気が残る集落の店で地元の刺身料理を食べました。

研究所に戻り、また少しdiscussion。運動量顕微鏡を韓国にもぜひ導入したい、とのことでした。

午後にポスドクのジョンさんが迎えに来てくれました。
釜山の学会に同じく参加する、とのこと。車に同乗させてもらいました。
社交的な方で、道中研究のこと、留学のこと、生活のことなど話が絶えないまま釜山に到着。
大変助かりました。


少し晴れ間が出てきました。

映画の街、ということで関連のいろいろなモニュメントがありました。

これから本務の学会です。

浦項放射光施設とPOSTECHを訪問

2024-06-22 22:27:29 | 海外出張
今日はあいにく雨。
梅雨前線が浦項にもやってきたようです。

午前中、大学院時代の恩師の一人であったヨムさんが迎えに来てくれました。
POSTECHの実験室を見せてもらって、街中におり、冷麺を食べました。
冷麺には3系統あるとのこと。
今回食べたのは北朝鮮出身の方が釜山にやってきて、本来蕎麦粉で作るべきものを小麦粉で作り始めたスタイルでこの地方特有のものだそう。
参鶏湯に続きさっぱりした味わいでした。

午後は自由電子レーザーPAL-XFELを見た後ibsをくまなく見せてもらいました。
10台以上のSTMの設置を準備中の専門の建物は圧巻。論文で気になっていたデータをまさに取得した装置も見せてもらいました。
二階に上がり、キムさんを交え、分子研と光電子運動量顕微鏡の研究紹介をさせてもらいました。
お互いテーマが重なり、だいぶ興味を持っていただけました。
放射光の方は昨日から重故障のトラブルが発生。
大変な状況になっている中、いろいろと案内してもらいました。
写真を撮ったけれども、共有するのははばかれる…。
韓国の次期施設計画の政治的交渉についてもいろいろと詳しく伺いました。

夕方はヨムさんのご自宅に招かれ年賀状でやり取りしていたご家族とお会いしました。
奥さんはつくばでお会いしてから四半世紀ぶり。
家庭料理をおいしくいただきました。

久しぶりの海外出張

2024-06-21 22:18:40 | 海外出張
一週間装置のメンテナンスに集中し、装置の焼きだしを始め、不安を残しつつも時間が来てしまい、空港に向かいました。
装置の方は分子研に残った3人がうまく対処してくれました。

金曜日、午前中は大学院の会議。
簡単な報告と審議を2件。お昼前に終了し、ドイツからのお客さんとも最後の打ち合わせをすまし、
東岡崎駅へ向かいました。朝から事故の影響でダイヤが乱れているとのこと。
普通ならば急行の後の快速特急が前後駅で抜かしていくはずが、結局神宮前まで先に急行が到着しました。
全席指定の特急に乗り換え、車内で特急券を購入、13:00に中部国際空港につきました。
空港で両替。

迅速に動きたい、ということで今回は機内持ち込みにしました。
ということで検査場で岡崎の「八丁味噌300g」が液体扱いで没収されました。残念。
担当の「隊長」にどうぞお召し上がりください、と手渡しました。

空港は晴。鈴鹿、米原、小浜を抜け、天橋立が見えました。
コッペパンサンドとコーヒーが機内の軽食として出ました。
空から鳥取砂丘、隠岐、境港を楽しんだところで視界は雲で遮られ、そうこうしているうちに
着陸態勢。時刻通り17:00に釜山の金海空港に到着しました。
台湾からの便が先についていて、入国審査は混雑。
17:30に審査が終わり、荷物を引いて急いで出口から案内所に直行し、バスの切符売り場を尋ね、
窓口で浦項に行きたい、と伝え、滑り込みセーフで17:40のバスに飛び乗りました。

慶州経由で浦項に到着。
タクシー乗り場、これまたガラの悪そうなおじさんたちでしたが、行き先を伝えると理解してくれ、問題なく宿泊施設まで
連れて行ってくれました。
宿泊施設はPOSCOの立派なホテル。
久しぶりに昔お世話になった方に再会し、味噌は渡せませんでしたが、お茶とあられをお渡しし、参鶏湯を一緒に食べに行きました。

ブランデンブルグ空港、やはりどうも。

2022-11-20 21:43:27 | 海外出張
新しいBrandenburg空港は自動化が進み、チェックインも荷物預け入れもみなセルフになっています。
一件、スマートで手続きは早いのですが、やはり対面の方が良いこともあると痛感。
ベルリン発パリ行の機材が1時間遅れて、空港に到着してきました。
乗客が降り切るまで登場が始まりません。

フランスの航空会社のお客は並ぶということをしない。
優先搭乗の後はカオスです。
加えて荷物預け入れがセルフになったので、中型スーツケースを機内持ち込みにする人が続出。
機内前方でスーツケースを入れる人で一つしかない通路をふさぐので結局乗り込みに30分かかりました。

今度は動き出したら、氷点下、ということで機材が凍ってしまい、融雪剤をかけ始めました。
解けるのに30分。結局2時間半の遅延で3時間の乗継時間は極端に短くなりました。
乗務員には走っていけば大丈夫、と言われてその通路を教えてもらいました。
先頭を走っていると、パスポートコントロールの係員がしっかりと居眠り。
たたき起こすとバッグからゆっくりとスタンプを取り出し、少々焦りましたが、
何も聞かずにスタンプを押して通してくれました。
乗り継ぎ先のゲートではすでに搭乗が始まったところでした。

今度は南回り。日本・欧州間で今となっては最短ルートのトルコ航空が目立っている理由が分かりました。

今回はVisit Japan Webに先行登録をすることで、検疫がスムーズになるとのこと。
スマートフォンが要求されていましたが、ノートパソコンを開け画面を見せることで問題なく通過しました。
預入荷物がうまく乗り継げているか、心配でしたが
最後の最後に荷物が出てきて、京急に乗り
新幹線に乗り継ぎました。雨が降っています。
最後東岡崎からは残念ながら20分待ってもタクシーは来ず。
陸続き、ということで歩いて帰りました。

今回は体調を崩すこともなく、コロナ感染も防げ、色々な出会いがあったということで
総じて実りある旅行だったと思えます。


Berlin出発

2022-11-19 21:40:13 | 海外出張
1つ買い物に出かけました。
白ワインとチョコレート。
薬局ものぞいてみましたが、ハンドクリームの絵を見せて取り扱っているか聞いてみたのですが
その店には置いていないとのこと。
Unter den Lindenにある香水店に行くとある、と教えていただいたのですが、
Haptbahnhofにもその支店があることがわかり、
宿をチェックアウトしました。
土曜は受付に人がおらず、鍵をポストに入れえるだけ。

事前に購入していたABC区間の券をトラムM10で有効化し、
Haptbahnhofで乗り換え。
残念ながらそこでもハンドクリームは置いていないとのこと。
ただ、これは絶対おすすめ、と言われ、
この手の商品は疎いので、一つ購入しました。

Haptbahnhofからは空港直通の急行が30分おきに出ています。
Gesundbrunnen経由であっという間に新Brandenburg空港に到着しました。
全てセルフチェックイン・荷物預け。
人のよさそうな職員がいるところでスーツケースを預けました。
空いていてのんびりしていたせいか職員の対応も至ってフレンドリーで
荷物検査の所でも「日本は好きだ」と片言の日本語を色々と披露してくれたり、
と問題なく搭乗口に向かいました。

さて機材は出発定刻を過ぎても届かず。
パリ行は一時間遅れの運行だそうです。
パリでの出国審査が心配ですが、
乗り継ぎはもともと3時間の余裕があったので問題ないと期待しています。

ドイツでの最後の作業日

2022-11-19 05:21:47 | 海外出張
夜中に断続的に教授会に参加した後、夜が明けてREWEに行って回収ペットボトルを戻してきました。
外は道理で寒い。

今年初めての雪です。
Nordbahnhof前のかつて滞在したホテルのわきを通りました。


今朝は宿からメーカーへはベルリンの壁祈念公園を通っていきました。

まず午前中はハンブルグでの発表に使った資料を使って、岡崎での進展を説明しました。
装置開発者のマーティンさんから詳細な質問を受けましたが、
議論を通じて大分こちらを信頼してくれたようです。
午後はスピンフィルタの詳細について様々に説明してくれました。
また今回の修理について検討を行いました。

少しずつ進めていきましょう。

夜はメーカーから退職した二人と再会、担当のステファンさんを交えて夕食を楽しみました。

明日の出発に備えて準備しないと。
航空券、入国書類は揃いました

Berlinでの作業1日目

2022-11-18 02:18:17 | 海外出張
日本にいるときはドイツと結び夜遅くまで作業が続きましたが、
今度は日本と結び早朝から仕事が続きます。
1時3時5時とまどろみながらメールを確認し、日本から頂く情報に対し次の作業を依頼するメールを送ります。

7時前に本格的に起床し
8時にGaastehausから徒歩でメーカーの本社建物に向かいました。

電力会社AEGが残したかつての巨大な工場群の建物がベンチャー企業に提供され、
新たな産業地区となっている一角にあります。
2-3年前に通った風景とさほど変わらず。
日本で装置を大気開放して詳細を調べる作業が続きます。
結果は内部はすべて問題なし。
開ける必要がなかったのでは、という向きもありますが、
ハードに問題はないということが確信できたこと、
今回を機にバルブを使いやすい位置に配置しなおし、新たに真空排気ポンプを4か所取り付けたこと、
などプラスがあり、良しとしましょう。
幾つか交渉事が残り、今回の作業でメーカー側に色々と依頼ができそうです。

夕方にGesundbrunnen Centerに向かいました。
インド料理を食べ、少し店を見て回りました。

Berlinに到着しました

2022-11-17 00:46:27 | 海外出張
無事Berlinに到着です。南口のクリスマスツリーです。
吹き抜けで3階のSバーンと地下階のUバーンが一度に見渡せます。

5時前ですがもうだいぶ暗い。
北口からトラムM10に乗りNordbahnhofの先まで行きます。
宿はGaastehaus Lazarus。
Lazarusは福祉団体で老人ホームや障碍者施設などを運営するとともに宿泊施設やレストランを併設しています。
Berlinの壁公園の前にあり、
館内には当時の記録写真が並び、神聖な気持ちになります。
深緑野分さんの「ベルリンは晴れているか」に出てくるWedding地区の一角です。
https://note.com/fukamidorinowaki/n/n04166ba4fcb8
部屋は新しく快適です。

翌日に撮った写真。

雰囲気のある中庭で鳥も飼われていました。



これから買い物に出かけてきます。

装置の修理作業に向け
この深夜から忙しくなります。

遅延

2022-11-16 18:55:28 | 海外出張
それにしても車内の電光掲示板で到着時刻の表示に
始めからplan(予定)とaktuell(実際)が用意されているのに
確信犯的なものを感じます。

焼きそばは美味でした。

遅延は1時間以上になりそう。
水分はなるべく取らずにいます。

Berlinへ移動

2022-11-16 18:40:38 | 海外出張
昨日は装置を詳細に見せてもらいました。
ほぼ完成に近づいています。
真空度もE11mbar台に入っていてさすがです。
イオンポンプの選定について磁場の考慮を教えてもらいました。
Tuscheさんに今度は一日の滞在でなく、
一週間でも二週間でも滞在して装置を使いに来てくれ、
と言ってもらえたのはありがたいです。
なかなか意思疎通の難しい人ですが、
こちらの誠意は徐々に伝わっていると期待しています。

雨雲はだんだんと去り、今朝は晴れ間が見えてきました。
電車の遅れを警戒し一本早い電車に乗ることにしました。

Juelich研究所駅を通り過ぎます。
車中にはコロナに関する注意書きがありましたが、
無造作に時刻表の上にかぶせてしまっています。

ケルンにつきました。駅にはウクライナ支援の案内がありました。

結局ベルリン行の電車は30分遅れ。一時間に一本なのでちょうど前の電車に十分間に合うところでしたが、
車掌に聞くとオンラインで購入した券では指定便以外には乗れないとのこと。
遅延便を待つことにしました。

ケルンの大聖堂はいわゆる日本の法隆寺の五重塔だ、と聞きました。
駅からもみえます。

鶏がのっかった焼きそばを昼用に購入し電車に乗り込みました。
席を確保しBerlinに向かいます。

Juelichを訪ねました。

2022-11-16 06:16:54 | 海外出張
Koeln駅に入るところで7分遅延、駅で入線の混乱が生じているようです。
Aachen行の特急が15分遅れ、各停は通常運行ですがDuerenまで38分。
特急は23分なので15分遅れても途中で追い抜かすことがわかり、特急を待ちました。
Duerenからの乗継はうまくいかず、次の便に切り替え、パンを一つ購入して昼にしました。

今回の宿は東の町のはずれ。
駅から徒歩で20分。
スーツケースを置き、Juelich研究所まで歩いて向かいました。
30分で到着、研究所の関係者らと一通りの議論を終えました。
継続して共同研究を行うことが確認できたのは良かったです。
夕飯は久しぶりにXin君と街に出て。
雨が降ってきました。

宿には珍しく風呂桶があり、疲れを落としました。