分子研UVSOR松井研究室のブログページ

2018.03に分子科学研究所に異動、研究室を立ち上げ中です。

無事陰性

2022-11-07 21:15:01 | 海外出張
昨夜オンラインで抗原検査の予約し、QRコードを印刷して、
近隣のショッピングセンターに歩いて行ってきました。

もうクリスマスの飾り付けが始まっています。
広いショッピングセンターの地図には該当の検査場が見当たらなかったのですが、
あてずっぽうにエスカレーターで二階に上がり、しばらく歩くと難なくお目当ての場所が見つかりました。

8時半でしたが、今回は受付の方が英語を解する方で
スムーズにいきました。
実は抗原検査は初の体験。
よくテレビで見る鼻の検査。横もこんなに長いプローブが入るものだとびっくり。
一瞬で終わりました。
後で電子メールで結果が通知されるとのこと。
研究所に戻ったところ、無事陰性証明が届きました。

ショッピングセンターでREWEを見つけまず飲料水とヨーグルトを購入しました。
ショッピングバッグも一つ。

午前中は晴れ。

ビームラインにて実験の様子をうかがっています。
と思ったら、昼にビームダンプ。

今回、スピンフィルター作製のカギを握る研究者がコロナに感染し、これなくなったとのこと。
先の見えないビームタイムが始まりました。

どのようにしてハンブルグで柿と出会ったか。

2022-11-07 03:13:31 | 海外出張
パリのCDG空港ターミナル2Eからターミナル2Gへは空港内のバスで移動。
ターミナル2Gで少し時間的余裕ができ、朝食と早速お土産を一点購入しました。
パリでの他の到着便が一つ遅れてたということで
ハンブルグ行きの乗継便の出発が遅れました。

ハンブルグ空港で荷物を受け取り、無事ドイツに着きました。
ドイツ放射光施設DESYでは実験に先立ちコロナの陰性証明が必要とのこと。
空港の外に出、「Corona care center」に向かいました。
施設のはずれにCorona care centerがあり、閑古鳥が鳴いていて、
英語を話さない職員一人が待機していました。
パリ空港で先にウェブで調べたところ、
オンラインでの事前予約がなくとも可能とのことだったのですが
スマートフォンがないと受け付けてもらえないことが分かり、断念。
市内で何とか探してみることに。

ハンブルグ市内の友人宅にタクシーで向かいました。
タクシーのトランクにスーツケースを載せ、
手帳に書いた行先の友人宅の住所を見せるために助手席に座りました。
街並みがよく見えます。
どこから、と聞かれ東京からと答えました。本当は岡崎ですが。
盛んに日本をほめてくれます。
運転手さんはアフガニスタン人。カブール出身か?と聞くと、そうだとのこと
渡独し11年になるそうです。
アフガニスタン情勢が気になり、話題に詰まりましたが、
今回の滞在で研究所で仕事をする話やアフガニスタンの郷土料理の話などを
道中続けました。
英語は苦手、というので何語を話せるのか?と聞くと
アフガニスタン(ダリ語)、イラン語、ドイツ語に加えインド語がわかるとのこと。
この2年間インド人の彼女ができたと打ち明けてくれました。
まもなく目的地に到着、
26ユーロだったところを、チップも込みで28ユーロにしてもらい
30ユーロ札からお釣りをもらいました。
羽田で買った110円のピスタチオ味のチョコレートをご家族のお土産に、と渡すと、
アフガニスタンはピスタチオの原産地なんだ、とえらく喜んでもらえました。
アフガニスタン語(ダリ語)でありがとうをどういうのか、と聞くと「タシャコル」だと教えてくれました。タシャコル、というと運転手さんが日本語の「ありがと」を教えて、と。
どこからか柿を出してきて、「アリガト」とこれを返礼に、といただきました。

そういうことでハンブルグで思いがけずに柿を入手しました。