分子研UVSOR松井研究室のブログページ

2018.03に分子科学研究所に異動、研究室を立ち上げ中です。

装置焼き出し

2013-10-31 23:31:32 | 生駒の研究室から
ベーキングを行いました。
試しですが、
装置が小さい分、楽にできそうです。

写真は終了後。
温度調整器を使ってやっています。
装置の最終的な形が決まれば専用のカバーを
作っても良いかもしれません。

秋晴れ

2013-10-30 23:53:15 | 生駒の研究室から
台風が過ぎ、良い天気です。

前の所属の研究室の秘書さんから頂いた観葉植物、
しばらく出張が続いたので家に持ち帰っていたのですが、
大きくなってきたので家内に鉢の交換してもらい
研究室に持ってきました。
4日締め切りの論文、何とか仕上げないと。

遠方から朋来る

2013-10-29 22:23:40 | 生駒の研究室から
午前中より論文執筆の打合せ、最終盤あともう一息です。
SiC上のグラフェンの光電子回折・ホログラフィー解析の研究です。
大分、データを解析つくした感があります。
いい論文誌に通ることを願って推敲中。

スイスから友人が来日し関西にやってきました。
あいにく午後は会議があり
先月チューリッヒに一緒に行った学生さんが
奈良を案内してくれました。
二人に丁寧に案内してもらって大分喜んでいました。

夕方友人を自宅に招待、
鍋でみな温まりました。

忙しく、一日遅れての更新です。

勝負の一週間

2013-10-27 23:52:14 | 生駒の研究室から
散髪に行ってきたところ、
だいぶ髪が細くなったのを心配されました。
薄々気づいていたのですが、
視力が落ち、免許更新時眼鏡着用にした時のような
衝撃を受けました。
年齢のせいだか、ストレスのせいだか。

この一週間、盛りだくさんの課題、
何とか乗り切りたいところです。

パンフレット秋号

2013-10-26 23:20:32 | 生駒の研究室から
今日は合格者オリエンテーションがありました。
二回目なので来学された学生さんの数は一回目よりは少なかったのですが、
この機会に研究室のパンフレット、更新し、
スイス滞在記を載せた秋号を作りました。

ホールの研究室の紹介ポスターのところにぶら下げています。
ご自由にお取りください。

昼にはスイスから来日している友人と連絡が取れました。
青森でハイキングをしているとのこと。
明日京都にくるそうです。
上手くお互いの予定が合えば良いのですが。。。

今夜も引き続き論文執筆です。

講演終わりました

2013-10-25 23:17:48 | 学会・研究会
台風が近づく中、
先端大での「応用物理学会関西支部顕微表面・界面分析セミナー」にお越し下さった方々
どうもありがとうございました。

一時間お時間いただき、「光電子回折」の今と世界の動向、というテーマで
スイス滞在のお話をさせていただきました。
話題を詰め込み過ぎる嫌いがあり、
話すのは全く不得意なのですが、
何とかしたいとは思っています。
もうちょっと準備にゆとりを作ることができたら。。。

明日は合格者オリエンテーション。
まだまだ仕事は続きます。

特別な平凡な日

2013-10-23 20:15:49 | 生駒の研究室から
珍しく会議も出張もない平凡な日でした。
締め切りに追われている
(一部すぎた締め切りを追いかけています。。。)
ため仕事は山ほどあります。

合間に気になるデータを解析して見ました。
基板の銅のオージェ電子の平均自由行程です。
予想よりも長くびっくりしています。
色々な課題で頭を悩ます毎日です。

講演のお知らせ

2013-10-22 23:02:40 | お知らせ
8月にお知らせした「講演会」の詳報です。
10月25日金曜日14:00-17:00
奈良先端大物質創成科学研究科E207/208号室で
「応用物理学会関西支部主催 顕微表面・界面分析セミナー」が開かれます。
東工大の沖野晃俊先生とともにお話しします。

………………………………………………………
講演タイトル「新しい大気圧プラズマ装置の開発と表面処理、医療、環境分野への応用」
     沖野晃俊先生
………………………………………………………
講演タイトル「局所原子構造解析法:光電子回折の動向、スイスと日本の例」
     松井文彦

私達は元素選択性を有する局所構造解析法である光電子回折法の開発に取り組んできた。
最近、Zürich大のグループが光電子回折専用ビームラインを建設し、単分子磁性など新し
い研究を展開している。昨年一年間スイスに滞在し彼らと共同研究をする機会を得た。
私達と異なる彼らの研究スタイルについて話題提供をしたい。
………………………………………………………

教科書が出版されます

2013-10-21 19:51:10 | お知らせ
お待たせしました。

ようやく表面科学の教科書第六巻が刊行されます。
一頁一問題と解説文という形で
「広く、深く」様々なトピックスを扱っています。
130問題、沢山の方々にご協力頂きました。
共立出版さんから出ました。
来週辺りから書店に並びます。
是非ご覧下さい。

綺麗な公式

2013-10-19 22:57:14 | SPring-8
ラック移動作業を終え
無事奈良に戻りました。

一つ「公式」を発見。
出射角θ-Δからθ+Δの範囲の信号に関して
出射角θでの検出深さλcosθを用いると
過大評価となるが、実際はcosΔだけ小さい、
というものです。
sinθcosθをθ-Δからθ+Δの範囲で積分したものを
sinθをθ-Δからθ+Δの範囲で積分したもので割ると
cosθcosΔになります。
よってλcosθを用いて評価すると1/cosΔの過大評価になるわけです。

例えばcos7.5°は0.9914。
2Δ=15°の幅をとってもずれは1%にもなりません。
中央値λcosθでの評価はいい近似になります。