分子研UVSOR松井研究室のブログページ

2018.03に分子科学研究所に異動、研究室を立ち上げ中です。

無事帰国しました

2014-07-30 19:02:33 | スイス共同研究

最近の飛行機では長距離・短距離を問わず、
タブレット端末機をフライトモードで離着陸時も使ってください、
と積極的に勧めていました。

ヘルシンキのVantaa空港では稲妻がしばらく見えた後
激しい通り雨がありました。

大阪への空路では、エンターテイメントシステムが故障。
逆に一眠りしました。

時刻通りに関西空港に到着しました。

チューリッヒ大学訪問

2014-07-28 21:35:41 | スイス共同研究
天気予報が良い方向に外れ、夏日になりました。

宿は大学にも空港にもバス・トラム乗り換えしなしで行ける便利な場所にあります。


昼前に研究室を訪問し、一緒に実験を進めているRolandさんらに会って
次期の実験の相談をしてきました。



構内は花満開です。

市内を一回りして


馴染みの店でケバブを買いました。

恐竜博物館

2014-07-27 23:42:17 | スイス共同研究
日曜ですが、以前お世話になっていたOsterwalder先生が自宅に招待してくれました。
11時に宿に迎えに来て下さるということで
昨日の24時間券が有効な9時4分までにバスに乗って以前住んでいたSchwandenwiesen通りに向かいました。
朝が早いセルビア人のおばさん宅の呼び鈴を鳴らすと、来訪を喜んでくれ焼き立てのパンを頂きました。
カミさんが用意していたお好み焼きソースを嬉しそうに受け取ってくれました。
向かいのベルン出身の老夫婦にもお目にかかることができました。
英語が通じないのですが、お互い身振り手振りで。
事前に送っていた絵葉書を大切そうに飾っていて待っていてくれました。
最後にトルコ人一家の家へ。
お互いに子供たちが大きくなっていることを確認しあいました。

11時にVWでOsterwalder先生夫妻が宿に来てくださいました。
高速に乗りFehraltorfの町へ。
郊外の素敵な一軒家で庭にハーブやベリーなどが植えられています。

チューリッヒ料理のGeschnetzeltesをご馳走になりました。
国際会議について報告したり、先生のサバティカル計画について伺ったりしました。
食後は近所のAathalにある恐竜博物館に連れて行っていただきました。
古代のジュラ紀はスイスのJura山脈に由来し、多くの化石が出土しています。
化石や復元模型の展示が間近に並んでいて迫力がありました。
ドイツ語はさっぱりでしたが(英語の翻訳はなし)隕石の展示室も興味深いものでした。
帰りはUsterから電車でチューリッヒ中央駅ZHBへ。
日曜日はここしか店が開いていないので、
夕飯を調達して宿に戻りました。

雨のチューリッヒ

2014-07-26 23:45:01 | 学会・研究会
チューリッヒ空港には23:00過ぎに到着したのですが、
預けた荷物が届かず、最終便のバスが出た後、失意のままにタクシーでSeebachのホテルに向かいました。
空孔はTerminal 2が見違えるほどにすっきりしていました。
タクシーの運転手に挨拶をすると「ワラ」、セルビア語!
以前Seebachに住んでいた時の隣人のセルビア人に教わった「ありがとう」が飛び出したので
みなで興奮しました。

トラム14に乗るとばったり向かいのイタリア人のおばさんに遭遇。
言葉は通じずともお互い再会を喜び合いました。

昼に大学でお世話になっていたGreberさんとBellevueで落ち合いました。
秋の実験や共同研究の話も含め、近況を報告しあいました。
ごちそうしていただいたHiltl。
菜食主義のお店ですが大変繁盛しています。
見た目、味は十分肉食と変わらない充実感のあるメニューでした。

夜に荷物が届き、安堵。
一日が終わりました。

会議五日目

2014-07-25 23:33:01 | 学会・研究会
最終日、荷物をホテルに預け、いつものバスに乗りました。
片道1.90ポンド往復を一度に買えば一日有効券となります。
時間分解測定の話が聴けました。
一つの表面系を丹念に調べ、触媒活性の解明に向け着実に成果を積み上げている
グループなど、その姿勢は勉強になります。

午後にHeathrowを経つため、
残念ながらFukayaさんの陽電子の講演は失礼して、市内に向かいました。
道中、昼飯を食べる予定でサンドイッチを買ったのですが、
バスの出発が1時間弱遅れ、さらに渋滞にはまり、離陸の30分前にチェックインをしました。
残念ながら、急な豪雨により、空港は混乱し、

飛行機の方は6時間遅れで離陸、
チューリッヒには日付を超えての到着です。

空港にはTerminal 5 A7あたりに待機中子供が遊べるジャングルジムがありました。

会議四日目

2014-07-24 23:01:53 | 学会・研究会
朝一の招待講演はFrankeさんによるSTM/STSの研究です。
超伝導体鉛のFermi分布をイメージングする話、
そこに分子をつけ、超伝導ギャップ中の分子のスピンを観測するなどされていました。
EMPAのErnstさんは「分子自動車」で話題を作った方です。
今回はジカルボン酸の吸着によるキラル発現の研究をされていました。
そしてチューリッヒIBMのGrossさんのCO吸着チップによるAFMの分子観察。
分子吸着構造決定のヨーロッパの層の厚さを見せつけられたセッションでした。

午後は近所のWarwick城に繰り出し、気分転換。
天気予報ではひどい雨、とのことでしたが
全く外れ、汗ばむ夏日になりました。
夜は大学の食堂でバンケットが開催され、
次期会議がAtlantaのConradさん主催によるものになることが
アナウンスされました。

会議三日目

2014-07-23 23:13:22 | 学会・研究会
ホテルの朝食はコンチネンタルと英国式、両方です。
焼きトマトとソーセージ・ベーコン、目玉焼き、ポテト、豆、キノコです。

会議は8時半から。
今日はおもんい種々の回折法の発表中心です。
午後15:00に自分の発表の番が回ってきました。
無事、発表が終わりました。

会議二日目

2014-07-22 23:01:43 | 学会・研究会
この会議の特徴はシングルセッションでみなで同じ講演を聞き議論する形式です。
こじんまりとしていますが、
研究のトレンドが分かり易い気がします。
表面構造解析の主流がLEED-IVとSTMに理論計算を組み合わせたものになっているようです。
逆に新鮮味に欠けるような気がしました。
それだけに新手法やこれからのトレンドを主張する場としても適当かもしれません。

会議は朝8時半から。

今回はCoventry市内に宿泊しています。
二階建てバスで通っています。

会場はWarwick Art Center内。本屋や食堂が併設されています。

さすがに英語の洋書が安く入手できます。
角運動量と光励起の教科書を購入しました。

午前中は分子吸着種の構造決定の話、
午後からは触媒に関する特集です。

Coventryに到着しました

2014-07-21 23:17:49 | 学会・研究会
ヘルシンキでは雷雨のため飛行機の離陸が50分遅れたのですが、
ロンドン到着は20分遅れに収まり、
乗り継ぎの長距離バスも無事目当ての便に間に合いました。

夏は日が長いので9時を回っても明るいのが救いです。

翌日、時差ボケもあり、早朝に目覚めましたが

午前中は市内を少し散策、

10時半のバスに乗ってWarwick大学に向かいました。

スイスのMuntwilerさんやGreberさんらと再会、
日本からの方にも何人にもお会いしました。

国際会議はICSOS-11、表面構造の会議です。
前半は酸化物のセッション、後半はモアレ現象の特集のようなセッションでした。
前半は特に複雑な試料の作り分けが結果を左右するような印象の研究が多かった気がします。
VO酸化物表面に関しては主催者の方の異論を俎上に上げ、果敢に論戦を挑むなどがありました。
また招待講演ではAltmanさんのLEEMの威力を見せつけられた、という記憶が残りました。
モアレに関しては理論予測通り、という流れの発表が多い気がしました。

ポスター発表では西川君が頑張って光電子回折の研究を紹介してくれています。

全体的に表面構造決定専門の研究が多くなった印象があり、
少し毛色の違った研究で、存在感を示せたら、と思います。

バスの予約

2014-07-18 23:29:44 | 生駒の研究室から
イギリス行きのけいはんなプラザから関西空港までのバスを予約しました。
200円高くてよいので以前のように先端大発着便が復活するとよいのですが。

松井君が8月3-4日に来学することになりました。
論文の検討です。

午後に静岡大の太田君が研究室を訪ねてきてくれました。