結婚式の時のテーブル・セットです。
ブライダル・テーブル展みたいな催しに行ったときの写真です。
別に私がこれから結婚式をするために見学に行ったわけではなく、
友人と出かけているときに偶然素敵な展示会をしていたので、ひょっこり入ったのです。
幻想交響曲の事は、何回か書きましたが、これまた難しいワーグナー作曲
“さまよえるオランダ人”のお話です。
ワーグナーはベルディと同じ時代に生まれたオペラ作曲家でベルディはイタリア・オペラ、
ワーグナーはドイツ・オペラで有名ですね。
ローエングリンやニュルンベルグのマイスタージンガーなどよくご存知かとおもいます。
このオペラ“さまよえるオランダ人”(Flying Duchiman)は
もともとは3幕でしたが、今では1幕形式で上演されるようです。
ノルウェーのある町で、ダラントが幽霊船の船長に会い
「呪いのため7年に一度上陸できるが、乙女の愛をうけなければ呪いは解けず、
死ぬこともできず永遠に海をさまよわなくてはならない。」と。
ダラントはオランダ人から財宝を渡され、娘ゼンタと引き合わす約束を
してしまいます。ゼンタはオランダ人と会いその不幸に心打たれ、助けてあげたい
と思ってしまいます。
実は、ゼンタに想いをよせるエリックという青年がそばにいます。
けれどゼンタは、オランダ人を想ってノルウェーに再び現れたときに
会いにいこうとします。
しかしエリックは引き止めるのです。
その様子を知ったオランダ人は、裏切られたと思い帆を張って去っていきます。
ゼンタは自らの純愛を証明するために海に身を投げ、ゼンタの純愛を得た
幽霊船は呪いを解かれ死を得て、海に沈没します。
オランダ人とゼンタは浄化され、天へ召される、というお話です。
ものすごく簡単に省略しましたが、先日オケ練にいらしてくださった
某有名マエストロは、最近の若い人にいうときは、
映画 カリブの海賊と似ている。と言うとわかりやすいみたい。とおっしゃって
いました。
そんな物語を想像しながら是非聴いてみてください。